日本で黒猫は不吉の象徴という迷信があるが、イギリスでも「目の前を黒猫が横切ったら不吉」という迷信がある。今回、イギリスのストックポートで火災があった。幸い、家族全員無事だったが、放火犯はなんと生後9週目の仔猫だったのだ。

黒猫ジェシーは2週間前にやってきた

出典 http://www.dailymail.co.uk

イギリス人一家、ロジャーズ家には母のリン(51歳)、父ピーター(48歳)にエリー(22歳)、ブランダン(19歳)そしてハル(12歳)の3人の子供がいる。あと、テリア犬のテスもだ。

2週間前、リンは末っ子ハルのために、一匹の黒猫を貰い受けた。実はハルは去年までミューという猫を飼っていたが、クリスマス前にいなくなった。動物好きなハルはある日、地元の新聞を見ていて黒猫を見つけた。

早速リンとハルはその小さい黒猫を貰い受け、ジェシーと名付けた。「夫は猫の毛のアレルギーで、あまり猫は好きじゃないんです。でも家にジェシーを連れて帰った時に、こんなに可愛い猫は今まで見たことないよ!って言ってすぐ好きになりました。」

手のひらサイズのフワフワの仔猫。青い瞳と華奢な鳴き声で見つめるジェシーに、ロジャーズ一家はメロメロに。ハルに、と飼った仔猫なので餌や水、ジェシーのベッドはハルの部屋に置くことにした。

しかし、バー勤務の19歳のブランダンはその日、仕事から帰って来て、ジェシーを自分の部屋に連れて入った。そしてキャンドルに火をつけリラックスしていたが、つい居眠りしてしまったのだ。

気付いた時には部屋には炎が

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ジェシーの力いっぱい鳴く声で目が覚めたブランダン。と同時に目の前に炎が。慌てて叫び、家族を起こした。リンは夫のピーターに激しく揺り起され、火事を知った。エリーは窓から非難。ハルも無事だった。

すぐに消防隊が到着した。幸い、家族全員に怪我はなく無事だったものの、ジェシーの姿が見当たらない。「いったいどうなってしまったのか…」。

不安な家族の前に、消防隊員が焼けた家から何か黒い塊を手にのせて出てきた。ジェシーだった。安堵するロジャーズ一家。

生後9週目の放火犯

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ブランダンが居眠りをした際に、消し忘れたキャンドルをジェシーがソファに落としたことにより、火災が発生した、という消防署の調べで明らかになった。

家全体の修理費が高額だが…

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何より家族全員が無事であったことが一番ということで、「ジェシーのしたことは許すわ。だって怒るには可愛い過ぎるんだもの。」とリン。小さな放火犯は、これでお咎めなしに。

「キャンドルの火は必ず消して!」

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ブランダンは、激しく自分を責めた。火災のあった日、二人は念のために病院で検査されたが、同日に帰宅。長女のエリーは、火事のあった家ではゆっくり過ごせないと大学へ戻って行ったという。

「まぁ、家の修理代が高いけど、仕方ないわね。」というリン。「ブランダンは、きっと一生キャンドルは使わないと思うわ。」

動物は、行動が予測不可能だ。どんなに小さくて可愛い動物でもこのように大惨事を引き起こすこともある。キャンドルを灯してリラックスするのは筆者もよくするが、動物を飼っている人は間違いなく要注意だ。

寝る前には必ず、火を消したか確認しよう。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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