◆ 世界一高い?幻のコーヒー、コピ・ルアック

出典 http://www.mccoy8.net

世界一高いと言われている、コピ・ルアックというコーヒーをご存知でしょうか?コーヒー通の間では死ぬ前に一度は飲みたい」とも言われている、幻のコーヒーです。その理由は市場に出回っている量そのものが少ない為に希少価値が高い事と、独特な風味、そしてそのコピ・ルアックが出来るまでの珍しさにあります。

◆ コピ・ルアックはどうやって出来るの?

出典 http://www.themostexpensivecoffee.com

コピ・ルアックの「コピ」はコーヒーを指すインドネシア語、「ルアク」はマレージャコウネコの現地での呼び名の事。つまり、コピ・ルアック(インドネシア語でKopi Luwak)とは、ジャコウネコの糞から採られる未消化のコーヒー豆なんです。

日本では, コピー・ルアークやコピ・ルアック、ルアック・コーヒーとの呼称も通用している。

出典 https://ja.wikipedia.org

出典 http://www.duajurai.com

インドネシアのコーヒー農園に植えられているのは、ロブスタ種のコーヒーノキ。野生のルアック(マレージャコウネコ)はこの熟した果実が大好物で、美味しい果実だけをかぎ分けて餌として食べてしまいます。

ジャコウネコはコーヒーの赤い実を丸ごと口の中に入れ、器用に皮の中から甘い粒を取り出して、まるでキャンディーを舐めるように口の中で転がしたあとにそれを飲み込みます。

出典 http://www.kopi-luwak.jp

しかし、果肉は栄養源となるが、種子にあたるコーヒー豆は消化されずにそのまま排泄されるので、現地の農民はその糞を探して、中からコーヒー豆を取り出し、きれいに洗浄し、よく乾燥させた後、高温で焙煎する。

出典 https://ja.wikipedia.org

◆ ジャコウネコとは?

出典 http://nasional.news.viva.co.id

ルアックはマングースのに近い動物で、 家ネコよりやや大きいくらいの動物です。熱帯地域に生息するルアックのなかでも、 コーヒーの実を食べるルアックは東南アジアにしかいません。 本来ルアックは夜行性で、コーヒー農園の実を食べる悪者として見られていました。

名前の通り「麝香」に似た香りを持ち、現地ではムスクと呼ばれ、古い時代から薬や香料として使われてきた。その昔、クレオパトラも香水として使っていたという。
ジャコウネコは、麝香採取のため捕獲され粗末なゲージに押し込められ、尾の付け根にある会陰腺から分泌物をとる。これが香水の原料として世界中の香水メーカーに輸出される。

出典 http://blogs.yahoo.co.jp

◆ コピ・ルアックは汚くありません!

出典 http://amazinginfos.com

こちらがルアックに食べられたコーヒーの実。ルアックの体内で消化され、このような形で出てきます。ですが、この状態ではパーチメントと呼ばれており、まだ豆に皮がついている状態なので、この皮の中を取り出す作業を行えば問題はありません。

コーヒー豆は周りを、パーチメントと呼ばれる皮で覆われています。
この皮もコーヒー豆と一緒に消化されずに排出されますので、糞とコーヒー豆は直接ふれているわけではないのでご安心ください。

出典 http://luwak-coffee.seesaa.net

◆ もともとは農園で働く庶民が飲んでいたコーヒー

出典 http://www.billionaire.com

今でこそ高級品として扱われているコピ・ルアックですが、元々は農園で働く庶民の飲み物でした。長くヨーロッパの植民地支配を受けてきたこの地域では、コーヒー農園は欧米列強のプランテーションとして管理されており、農民は自分達が摘んで出来上がったコーヒーを口にする機会などはありませんでした。

そんな中で彼らが唯一コーヒーを口にできる機会が、動物の落し物を拾い集めて作ったこの「コピ・ルアック」だったんです。当初は農民達が隠れて飲む存在でしたが、いつしか支配者側の欧米人の知るところとなり、その味わいの素晴らしさから本国にも広まったというわけです。植民地支配が生み出した皮肉なコーヒーでもあるんですね。

出典 http://www.harukiya.com

◆ ルアックが食べたからこそ、美味しくなります

出典 http://www.harukiya.com

ルアックは超グルメな動物で、1日に1kg近くのコーヒーの果実を食べるそうですが熟している美味しい果実しか食べないんだそうです。その美味しい果実がさらに体内で発酵される為、より美味しくなると考えられています。

コピ・ルアックは、ジャコウネコの腹内でコーヒーの実を消化している間(約12時間)に酵素や細菌の働きによって自然発酵し、独特の香味やコクが加わると考えられています。

出典 http://dejima-biwa.ocnk.net

ジャコウネコ体内で消化液がコーヒー豆に浸み込み、豆に含まれる物質が微妙な化学変化を起こして豆が美味しくなります。

出典 http://luwak-coffee.seesaa.net

◆ コピ・ルアックの作り方

出典 http://kopiluwak.web.fc2.com

ルアックの落し物からパーチメントを細かくわける。その後、大きなキャンバス地の上などに広げてじっくりと乾燥させ、豆の皮を取り除いていきます。

出典 http://kopiluwak.web.fc2.com

殻と実が分かれたところで殻を除きコーヒー豆だけを選別し、この段階でもまだ頑固に殻が付いている豆があるので、 豆をしっかりチェックします。人の手によって厳しくコピ・ルアックの豆の状態がチェックされますので、希少価値もあがり安全で美味しい豆だけが出回るのです。

◆ コピ・ルアックのニセモノに気をつけて!

業界団体とかで「これは本物です」と証明・認証する制度がない。
実際のところは、「証明書」などが散見されるが、そこら辺の状況もカオス。。。
このため、基本的には「本物」を判別することは不可能っぽい。

出典 http://tonogata.hatenablog.com

コピ・ルアクの重要な特典は、4つの物質だと判明した。クエン酸、リンゴ酸、ピログルタミン酸、そしてイノシトールだ。本物は、シヴェットの試練を経験していない似たような豆よりも最初の二つを多く持っており、最後の二つのものの割合も確実に異なっていた。さらに、その違いは、たとえ半々のブレンドでも見つけることができるほど大きく、それに見せかけているものと同様に不純なものですらも、検知することを可能にしている。

出典 http://gnoeagrai.lionra.cher-ish.net

◆ コピ・ルアックが登場する作品

かもめ食堂

出典 http://www.jessekanda.com

かもめ食堂(かもめしょくどう)は、2006年3月公開の日本映画。小林聡美・片桐はいり・もたいまさこのトリプル主演。この映画に出てくる、コピ・ルアックのやり取りのシーンで初めてこのコーヒーを知ったという方も少なくはありません。

かもめ食堂で一番印象的なシーンを聞かれたら、「コピ・ルアック」のシーンを挙げるでしょう。食堂のキッチンで、2人はこんなやり取りをします。

マッティ :コピ・ルアック
サチエ :は?
マッティ :おまじないだよ
サチエ :コピ・ルアック

出典 http://www.finnichiwa.net

最高の人生の見つけ方

出典 http://blogs.yahoo.co.jp

ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン主演。ロブ・ライナー監督作品

『映画最高の人生の見つけ方』に登場する、ジャックニ・コルソン演じる大金持ちの実業家エドワードがお気に入りのコーヒー

出典 http://mono-repo.livedoor.biz

「最高の人生の見つけ方」では、いよいよ死に直面するという深刻な場面で、愛用している高価なコーヒーの正体が猫の糞であることを知って、「涙を流して大笑い」し、死ぬまでにやりたいと思っていた項目の一つを達成します。こういうところで役にたっているのをルアックが聞いたら泣いて喜ぶようなシーンです。

出典 http://active-photolife.seesaa.net

珈琲店タレーランの事件簿 ~また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を~

出典 http://blogs.yahoo.co.jp

珈琲店タレーランの事件簿 ~また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を~(岡崎琢磨著・宝島社)

その中で、「世界三大コーヒー」として、ブルーマウンテン(ジャナイカ)、キリマンジャロ(タンザニア)、コナ(ハワイ)の話しとともに、「世界三大《幻の》コーヒー」のことが出ている。

インドネシアのコピ・ルアク(別名イタチコーヒー)
アフリカのモンキーコーヒー
ベトナムのタヌキコーヒー

出典 http://blogs.yahoo.co.jp

社長 島耕作(16巻)

出典 http://hardybros.blog.shinobi.jp

また有名なビジネスマンガ「島耕作」の社長島耕作のインドネシア編でも取り上げられているコピ・ルアクという珈琲の更に上を行く高級ブランドです。

出典 http://wishjapan.jp

高級ホテルでは、一杯5000円で販売されているそうです。社長島耕作第16巻step173(インドネシア編)でも取り上げられています。

出典 http://plaza.rakuten.co.jp

◆ 飲んでみた人の感想は?

「うわ、信じられないけど、ほんとにおいしーーー」 (桑原)
「わわっ、ほんとだ!なんかすごくスッキリしてる。苦味も酸味も強くなくて、すごく飲みやすいね。ちょっとびっくり」 (ヨシベ)
コピ・ルアック。とてもとても美味しいコーヒーでした。
「かもめ食堂」という映画を観なかったらずっと知ることのなかったコーヒー豆だったかもしれないです。

出典 http://hokuohkurashi.com

貧弱な僕の語彙の範囲内で説明すると、香りも味もさほど「濃い」というわけではない。むしろあっさりしていて飲みやすい。強いコーヒーをブラックで飲むと胃の辺りに留まる感じがあるものだが、コピ・ルアックはそうではなく、すっと体に入っていくような、さっぱりとした後味だった。

出典 http://portal.nifty.com

◆ コピ・ルアックが買えるお店はこちら

この記事を書いたユーザー

nalu-3-lin このユーザーの他の記事を見る

池袋を中心としたB級ブログネタ、ハワイネタ、プチプラコスメネタ、美容と健康によい食品ネタなどを中心に記事を書いているSpotlight公式ライターです。ジュニア・スーパーフードマイスター取得。
【ブログ】池袋うまうま日記。⇒http://umalog.exblog.jp/

得意ジャンル
  • 海外旅行
  • グルメ
  • 美容、健康

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス