雨の日でも浴衣や着物を粋に楽しめるビニール製の和傘がツイッターで話題になっています。梅雨時のおしゃれに取り入れてみたい逸品です。

ビニール製の和傘の名前は「Brelli」

こちらの傘、じつは日本ではなくアメリカ製です。

台風の後、何百もの傘が道に落ちているのを見て心を痛めたデザイナーが、世界初となる「土に還る傘」を開発したのだそうです。

「BRELLIX」という特別な素材が使われており、2~5年で土に還ります。通常のプラスチックは分解までに何百年もかかるといいいますから、とても環境にやさしい商品ですね。

付属のキャリーケースも同じように土に還る素材でできています。大量生産ではなく、工場で1本1本手作りされているのだとか。

洋傘と和傘、見た目の違い

なぜ洋傘は着物に合わせると違和感があるのでしょう。

和傘と洋傘は起源が違うため、構造もまったく異なります。

洋傘は骨が8本ですが、和傘は30~70本と非常に多いのが特徴です。また、傘を開いた時に洋傘は丸みを帯びたアーチを描くのに対し、和傘は真っ直ぐ末広がりの形になります。

Brelliは大きいサイズのもので骨が30本あるので見た目の和傘っぽさは充分。持ち手には竹が使われており、骨組みも和傘によく似ています。

透明だけどしっかり紫外線もカット。風にも強い

Brelliは晴雨兼用。透明ですがサングラスに似た技術を利用し、96%以上も紫外線をカットします。

通常の傘が 5.4m/秒の風力で裏返しになりますが、Brelliは風速 17m/秒以上の風でも裏返しにならないほど丈夫です。めったなことでは壊れません。

値段は懐に優しくない?

1本8000円から1万円前後です。ビニール傘としてはかなり高級ですね。

しかし、防水加工された本物の和傘を買おうとすると2万円くらいの出費は覚悟しないといけません。値段については和傘として見るかビニール傘として見るかで変わってくるのではないでしょうか。

置き方や手入れの方法にも知識が必要

紙を痛めるので持ち手を下にして置いてはいけないという決まりがあります。畳んで持つ時も洋傘とは逆に持ちます。そして非常に重いです。

また、一度壊れてしまうと洋傘のように簡単に修理できないという欠点もあります。上手に手入れして使えば長持ちしますが、紙を引っ掛けて破いてしまうとそこで寿命です。

スコールのような雨が降る現代においては、防水加工がしてあるとはいえ、和傘はやはり紙でできているもの。破れてはしまわないかとビクビクしながら、傘をさすことになってしまうので、結果的にはあまり使わなくなってしまいます。

出典 http://ameblo.jp

カジュアルに和傘を使いたいならBrelliがオススメ

ビニール製なので本物の和傘のような雰囲気は出ないのですが、着物や浴衣には洋傘よりも馴染みます。

和傘を日常使いするのはちょっと・・・という方はBrelliを試してみてはいかがでしょうか。

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華蓮 このユーザーの他の記事を見る

子供の頃から不思議なものを見つけたら調べずにはいられない性格。ちょっと恥ずかしがり屋なのはご愛嬌。一般の人が知らない「面白い」を探すのが私の喜びです。

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