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記事提供:しらべぇ

大阪の「西成」という地域をご存知ですか?日雇い労働者や路上生活者が集まる「あいりん地区」が有名で、大阪の負の面の代表として語られてしまうことも。

そんな西成が、今、変わりつつあり、注目を集めています。

■黄色い看板が目立つ激安スーパーの発祥地

大阪市内を中心に、55店舗を展開するスーパー玉出。黄色い看板は、街中でかなりの存在感を放っています。名前は、創業の地、西成の玉出に由来。

一定金額以上の買い物をすれば、ある商品が激安で買える1円セールが目玉で、セール以外にも安く買い物ができます。破格の値段で、地域の人々の生活を支える名店です。

■近ごろは外国人観光客から人気!?

西成には格安の簡易宿泊所が多くあります。1000円~3000円台まで幅広い価格設定となっています。宿泊費を安く済ませたいという人には、ピッタリ。

もともと、日雇い労働者の利用が多かったのですが、海外からのバックパッカー需要が急増。関西空港からアクセスしやすく、JR新今宮駅近くにホテルがたくさんあることも要因のひとつでしょう。

また、区役所では外国人観光客向けの観光マップを作成。乗り換え案内や、周囲の観光スポットが英語でまとめられています。

■観光地へのアクセスが便利!

大阪市内の観光地といえば、なんば・心斎橋などの大阪ミナミや、地上300mの高さを誇る「あべのハルカス」がある天王寺エリア、通天閣がある新世界周辺が挙げられます。

西成は、それらの地域に隣接しているため、アクセスが容易。JR、南海電車、大阪市営地下鉄と交通手段も豊富。自転車で周辺を一気に回るのも、オススメです。

■根深い問題に取り組むNPO

出典 http://www.homedoor.org

西成で深刻なのが路上生活者、いわゆるホームレスなどの貧困問題。空き缶を集めるなど、拾ってきたものを売って生計を立てる人々の姿を目にすることができるでしょう。多くの人が失業から、ホームレスにならざるを得ない状況。

その問題解決に取り組むのが、NPO法人Homedoor。ホームレス状態を生み出さない日本の社会構造を作ることを目指し、2010年に設立されました。

ホームレスの方々は、自転車の修理が得意。また、大阪では放置自転車が問題となっていました。そのふたつに目をつけ、HUBchariという取り組みをスタート。

出典 http://www.hubchari.com

HUBchariとは、ビルやお店の軒先を利用した自転車のシェアシステム。提携先ならば、借りた場所以外でも返却が可能。ホームレスの方々や、生活保護受給者がスタッフとして運営しています。

また、6~12か月を就労支援の期間とし、働く意欲を高め、彼らが本格的に仕事に就けるようサポート。

他にも、西成を実際に歩き、炊き出しに参加し、貧困の現状を肌で感じるイベント「釜Meets」を開催。さまざまな取り組みを通して、貧困問題解決に少しずつ近づいています。

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