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世界を見渡してみると、様々な民族の方がいらっしゃいます。そして、独自の文化や生活習慣は、なかなか知る機会がないというのも事実です。

そこで今回は、TBSの番組・クレイジージャーニーで放送された「マサイ族」について紹介したいと思います。

マサイ族とは?

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そもそも「マサイ族」がどんな民族なのか、まずはそこから見ていきましょう。

マーサイ族(マーサイぞく、英語:Maasai people)は、ケニア南部からタンザニア北部一帯の先住民である。人口は推定20 - 30万人程度と推測されている。一般的には長音符を付けない『マサイ族』と言われる事が多い。

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先住民なのですね…。そして、彼らは「アフリカ最強の戦闘民族」とも言われています。どうやら、血の気が多いようで彼らに怒られた経験がある人もいます。

マサイ族、短気疑惑

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マサイ族の特徴となる赤い布をまとった人にカメラを向けると、大人から4才くらいの子供に至っても怒る。

写真を撮られるのが見せ物みたいで嫌なのか、でも自分達の存在を知ってもらう為にはいいんじゃないの?なんて疑問を持ちならが、隠れて写真を撮っていた。

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写真取り放題のツアーに参加した人でさえ、このように怒られているのです。みんな短気なのね…。

そして、彼らは独自の文化や風習を数多く持っています。

その一つが、成長の節目節目に行われる“通過儀礼”です。昨今、この儀礼が人権の観点から問題視されることもありますが、紹介します。

男子の通過儀礼

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マサイ男子は12、13歳ころになると割礼を受け、その後戦士の時代に入る。

戦士だけの集落を作り、長老から立派な大人になるための修行を受ける。野生の中で家畜や家族を守るための知恵を学び、体を鍛える。

そんな修行も十分だと長老たちが判断した頃、戦士の卒業式「エウノト」が行われ、彼らは大人になる。

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割礼…もう想像しただけで痛そうなのですが、これも大切な儀式。

そして戦士の卒業式である「エウノト」とは、一週間ジャンプと踊りに明け暮れる儀式なのだそうです。

女子の通過儀礼

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男子だけではなく、女子にも通過儀礼は存在します。しかし、男子と違って女子の場合は人生そのものに関わることなので、反対運動をする人や実家から逃げる人も少なくありません。

一体何をされるのかというと…

学校が休みに入ると、マサイの少女たちは早ければ9歳で、大人への通過儀礼として割礼を受ける。これは自動的に、はるかに年配の男性のもとへ嫁がされる状態になったことを意味する。

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日本なら虐待でしかありません。いくら儀式とはいえ、麻酔もなく不衛生な環境の中で性器を切除されているのです。

さらに、本人の意思などお構いなしに幼少期から、勝手に婚約させられることも珍しくありません。

なぜ娘を嫁がせたがるかといえば、親の手元に先方からお金代わりの牛がもらえるからなのです。…さながら人身売買のように思えてきます。

ところで、マサイ族の結婚生活はどのようなものなのでしょうか?

先日放送された「クレイジージャーニー」では、実際にマサイ族と結婚した日本人・永松真紀さんが結婚生活について語っていました。

マサイ族は一夫多妻制

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日本と違い、マサイ族は一夫多妻制です。妻が複数いると、ややこしくなるのでは?という下世話な心配もするのですが…

一夫多妻制の掟として、男性は何人の女性とでも結婚でき、条件は彼女たちすべてを養うことができ十分なお金を残せることです。

妻はそれぞれの家に住み、彼女たちの間で家事やその他の家の仕事を分担して行います。

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妻同士は別居しているものの、家事や家の仕事は分担…妻同士でバトルが起きないのでしょうか?

これについて、永松さんは次のように話しています。

第一夫人に
「水汲みや村の仕事は私がやります。あなたは読み書きができる。私には読み書きができないから、あなたは添乗員の仕事をすればいい。それぞれ人には役割があるから、出来る事をすればいい。」と励まされたそうです。

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バトルが起きるどころか、お互いの役割を分担しながら共に生活を送っているのです。

そもそもマサイ族が一夫多妻制を続けている理由は、好色によるものではなく純粋に子孫を増やすためなのだとか。

そのため、夫婦での行為も子作りのための行為であって、先進国のようにコミュニケーションやスキンシップという概念がないのです。

さらに驚きの習慣は続きます。

新婚初夜の相手が旦那の親友!?

思わず二度見するような内容ですが、これが現実です。また、初夜以外にも大切なお客さんをもてなすのに、妻を差し出すこともあるのだとか…。マサイの文化についていけません。

※ただし、女性側にも拒否する権利があるのだそうです。

日本の奥様なら発狂しそうな結婚生活…。

では、普段の暮らしぶりはどのようなものなのでしょうか?

近代医療がない

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マサイ族の医療は薬草のみを使用だそうだ。弱い者は死ぬしかない。

女性の寿命も40歳から45歳だというし…。

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具合が悪い時は、薬草で治療をしているそうです…。マラリヤや結核、ブルセラ病などもあり幼児の死亡率が高いのだとか。

何らかの形で適切な医療が受けられる環境が出来ると良いのですが…。

履物はタイヤで作られている

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お土産屋さんでも売られているタイヤで出来た靴。日本と比べてしまうと、お世辞にも立派とは言えませんが、どうやら生活の全てが原始的というわけではないようです。

むしろ我々が想像するよりも、近代的なものもあることが分かりました。

携帯電話も持っている!

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彼らは、遊牧生活を送っているので携帯電話は必需品なのだそうです。なんだか楽しそうに使いこなしていますね笑。

彼らのケータイライフについても、見てみましょう。

牛について熱く語るマサイ族

マサイ族にとって牛=財産という位置付け。

牛と妻の数が、男性としての格付けにもなっているそうなので、日本で言えばお金や株について語っているという解釈でしょうか。

だがプリペイド式のようだ…

日本では、毎月使用量に応じて料金を後払いする契約が主流ですが、マサイ族のいるケニアではプリペイドの携帯電話が主流なのです。

プリペイドの方が割高なイメージがありますし、牛のことを話してる場合じゃないだろうと思うのですが笑。

NO 牛 NO LIFEなマサイ族

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マサイは牛のことがとにかく大好き。

牛がいない人生は、人生ではない。

牛が多いほど、男性はモテるし、お金持ちである。

お祝いの時に牛の血を飲むことも普通。

出典 http://blog.waseda-icc.jp

マサイ族の家にホームステイした方によると、彼らの人生において牛は最重要項目のようです。

ここまで言われたら、応援したくなります。牛と彼らの生活に幸あれ…。

おわりに

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民族独特の風習や文化というのは、そのコミュニティに入ってみなければ知りえないことが多いのだと感じました。

私達が、日々当たり前にしていることも、実は他の民族から見ると驚かれることがあるのかもしれません。

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