記事提供:ガジェット通信

『新宿スワン』が大ヒット中、『リアル鬼ごっこ』『みんな!エスパーだよ!』と公開待機作にも期待が高まる、園子温監督。

ものすごいハイペースで映画を撮っている園監督ですが、中でも「この作品は俺の魂の集大成だ」と語る『ラブ&ピース』が、いよいよ本日より公開となりました。

『ラブ&ピース』は、園監督の新境地となる怪獣特撮映画。初の特撮技術を用いて演出し、崩壊する東京の街に巨大化した“LOVE”=愛の怪獣が現れるという奇想天外な設定ながら、『トイ・ストーリー』の様な心が切なくなる描写多々!

それでいて、自分に自身の無い一人の男が繰り広げるラブストーリーでもあり、これまで観た事の無い不思議な映画なのです。園監督作品なのに泣けるという、この衝撃。

本作で主人公の鈴木良一を演じるのは、長谷川博己さん。ドラマ『セカンドバージン』で注目を集めると、『鈴木先生』『家政婦のミタ』『MOZU』などヒット作に次々と出演。

今年1月より放送されたフジテレビの月9ドラマ『デート〜恋とはどんなものかしら〜』では、“高等遊民”(ニートを良く言った感じ)という役柄を熱演し大きな話題となりました。

端正な顔立ちに涼しげな眼差し、183cmという抜群のスタイルで、もうどこがどうなっても美しい男性である事は間違い無いのですが、先に紹介した『デート〜恋とはどんなものかしら〜』や、園監督作品『地獄でなぜ悪い』など、

“浮き世離れしたダメ男”を演じさせたら右に出るものはいない長谷川さん。『ラブ&ピース』では、職場でも電車や道端(!)でも皆に虐げられ、

すぐにお腹が痛くなってしまう気弱な男から、ひょんな事からミュージシャンデビューし、スターダムに上り詰めて行くという難しい役所に挑戦しています。

ダサ坊時代の鈴木良一。

ロックスターとして大人気の鈴木良一。

さらに上のステージをのぼっていく鈴木良一。どうですか!?この超振り幅な役を演じられるの、長谷川博己さんしかいないんじゃないでしょうか!?写真を観ただけでも彼の表現力の高さ、彼を起用する園監督の手腕に感動してしまいます。

よく「モテない男」役でイケメン俳優が起用されて「貴様、どう考えてもモテるだろうが?」と思う時ってあると思うのですが、長谷川さんはそんな事ありません。

ダサ坊時代はしっかりとダサさを、ロックスターになれば自信に満ちた格好良さをしっかり出しているのです。

それでは、ここからは場面写真、撮影現場写真を交えながらその変化ぶりをお楽しみください。

どう考えてもサエない!そして、電車の中で真野ちゃん演じる女子高生に冷たい目で蔑まれるシーンは、人によってはご褒美かもしれません!

偶然の出来事がきっかけでスカウトされ、レコーディングする鈴木良一。もう既に格好良い。

ライブを重ね、どんどん自信に満ちあふれていく鈴木良一。

こんな超・アーティストっぷりも魅せてくれています!

園監督は本日実施された初日舞台挨拶にて、長谷川さんについて「とにかくすごいカメレオン役者。いろんな演技ができて振り幅がひろい。この演技に適しているんじゃないかと思った」とコメント。その演技力の高さに太鼓判。

そして、本作で地味で色気ゼロのOLを演じた麻生久美子さんの変化ぶりにも注目。あの何がどうなっても可愛くて美しい麻生久美子さんがこんなお姿に!

ちなみに、鈴木良一の部屋に飾られているレコードの中に「ファック・ボンバーズ」があったり、「全力歯ぎしりレッツゴー」という歌が出て来たりと、園監督作品ファンならテンションあがる小ネタもちらり。

俳優・女優さんのプロ魂と、園監督による新感覚のラブストーリーをたっぷり味わうことの出来る『ラブ&ピース』。ぜひ映画館でご覧ください。

園子温監督 映画『ラブ&ピース』予告編

出典 YouTube

『ラブ&ピース』ストーリー

2015年夏。来るオリンピックに向けて盛り上がる東京の街。楽器の部品会社で働くサラリーマン・鈴木良一(長谷川博己)は、以前はロックミュージシャンを目指していたが挫折し、それ以来うだつのあがらない毎日を過ごしていた。

同僚の寺島裕子(麻生久美子)に想いを寄せているが、小心者すぎてまともに話すこともできない。

ある日、良一はデパートの屋上で一匹のミドリガメと目が合い、運命的なものを感じる。良一は、その亀にピカドンと名前をつけてかわいがるが、会社で同僚にからかわれピカドンをトイレに流してしまう。

すぐに後悔し失意の良一だったが、ピカドンがその後下水道を通り地下に住む謎の老人に拾われたことにより、良一にはその後に思いもよらない超展開が待っていた。

(C)「ラブ&ピース」製作委員会

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