「アザコン」という言葉を聞いたことはありませんか?アザコンとは「アザーコンプレックス」の略語で、昨年10月23日放送の「ノンストップ!」(フジテレビ系)で特集されてから、ジワジワと注目されている俗語のこと。

最近では、精神科医も使うほどメジャーな言葉になっています。

アザコンとは?

具体的な例を挙げると、

●人の目を気にし過ぎる

●人の評価を気にし過ぎる

※過度に周囲の目を気にし過ぎる傾向にあります。

あなたも当てはまるかも?アザコンチェックをしてみよう!

■メールやLINEが来ると忙しくてもすぐに返信をしてしまう

■落とし物を拾ってもらった時、「ありがとう」より「ごめんなさい・すみません」と言ってしまう

■風邪を引いているわけでもないのにマスクをして外出すると落ち着く 

人間だれでも、人の目や評価は気になるもの。しかし、アザコンは、必要以上に気にしすぎること。アザコンが増加してきた理由を、心理カウンセラーの大塚統子氏は、FacebookSNSの利用度が急激に高まり、個人を表現する場所が増えてきたからであると解説しています。

アザコンの具体例

ある専業主婦のAさんは、ブログの更新に嵌り、「いいね」やコメント欲しさに、外食や海外通販を頻繁に利用。挙句の果ては、多額のカード請求と、ブログ更新に夢中になり家事も放棄。結果・・・離婚する羽目に。

Aさんがアザコンとなった切欠は、ブログのコメント欄に友達から「自分の時間があるって羨ましい」と書き込まれたことで、「専業主婦は時間がたくさんあって暇を持て余していると思われているのか」と勝手に解釈してしまったのだとか。

心理カウンセラーの大塚氏は、自分がつまらないと思っているので、相手にもそう思われていると感じてしまい、生活を”演出”するようになっていくのがアザコンだと解説。Aさんは、ブログの「いいね」の数が、自分自身の評価や共感に繋がっていると感じ、エスカレートしていったようです。

人目が気になるママの実態

子どもを出産したばかりの育児中のプレママは、ナーバスになりがちですね。結婚生活・妊娠・出産・育児に関する総合サイト「パピマミ」に、「自分はアザコンだ」と感じる、ママたちのエピソードが掲載されていました。

気が付くと謝ってばかり

最近、パートの仕事を始めました。久しぶりの社会復帰で、周りの社員の方々からご指導を受けるときに、ついつい、「すみません」を連発していました。

ある女性社員の方から、「謝る必要がないのに、謝っているのはおかしい」と注意されました。そのときも、思わず、「すみません」と言ってしまうほど癖になっていました。

出典 http://papimami.jp

社会復帰のブランクが長く、周囲の目を異常に意識し過ぎてしまったようです。もう少し肩の力を抜いて気楽に構えられるといいのですが、この気持ち分かるような気がします。

ネット更新に嵌り、気づけば依存症に!

Facebookをやっているのですが、少なくとも1週間に1回は、写真をアップしようと頑張っていました。

小さなお子さんのいる友人たちは子どものユニークなショットや初体験など、人の興味を引くような写真ばかりで、初めは、自分も、「いい写真を撮らないと」と競争心を持つようになりました。

子どもにも作り笑いを強要してしまったり、写真を撮りたいがために休日は無理に外出ばかりしたりして、段々、家庭の雰囲気も悪くなってしまい、旦那から、「家族を犠牲にするな」と怒鳴られました。

出典 http://papimami.jp

facebookやSNSに夢中になり、自分を良く見せようと演出するのがアザコンです。

ママ友との付き合い、断るのが怖い!

仲の良かったママ友から、「最近、下のお子さんが生まれてからお茶もしなくなったね」と言われ、ショックでした。

それから、いつも他のママから悪口を言われていると思い込んでしまって、幼稚園の送り迎えが憂うつでした。

母に相談して、たまに下の子を実家に預けられるようになり、お茶だけでも参加するようにしたら、自然と憂うつな気分もなくなりました。かえって、ストレス発散になっているようです。

出典 http://papimami.jp

ママ友とは本音で付きあえる関係でしょうか?なかなか難しそうですね。表面だけの関係でも、お茶やランチに参加しなければ、というある種の義務感のような気がします。ママ友との付き合いそのものがストレスなのでは?

アザコンは、若いママたちに多い?

ソーシャルコラムニストの鈴木かつよし氏は、専業主婦や若いママたちに多く見られると言っていました。

「自分だけでなく、お子さんのことがかかわると、余計にアザコンになるお母さんたちは多いようです。

たとえば、経済力に見合わない塾や私立の学校に子どもを通わせて、生活を圧迫してしまったり、『年をとったお母さん』だと思われないよう、プチ整形したりするケースもそうですね」

出典 http://mama.bibeaute.com

女性の方が、自分と人を比べたり、劣等感を感じやすいことから、人目を気にしすぎるアザコンになりやすいと考えられます。SNSで「リア充」幸せアピールをするのもアザコンの表われのようです。

人目を気にするのは悪いことではない

人目を気にすることが悪いというわけではありません。それが必要な場面も多数ありますし、人目が気になるからこそ、向上心を持ち、成長につながる良い面もあります。

出典 http://mama.bibeaute.com

ここがアザコンの分かれ道!

「気をつけなければいけないのは、『人からどう見られるか・思われるか』ばかりが気になり、次第にそれが行動原理の基準になってしまうケースです」

すると、「見られたい自分」を演技してしまい、自分を見失ったり、ひどい場合には虚言症になったりするケースもあるという。

出典 http://mama.bibeaute.com

社会生活を普通に送れているのなら、人の評価を気にすることは向上心の表れです。しかし、自分自身をもだまし、苦しめるような場合は要注意!

重度なアザコンは「演技性パーソナリティ障害」と判断されることも

上記にご紹介した鈴木かつよし氏は、都内でメンタルクリニックを開業する医師に聞いた話を基に、アザコンについてこう述べています。

『昨年10月放送した「ノンストップ!」では、9年前に亡くなられた、往年のイケメン・ハーフ俳優の長男の暴露証言がありました。

「他人の評価を気にし過ぎ、背伸びし過ぎるあまり、借金・家庭崩壊・離婚などの悲劇的な事態に陥ってしまう危険性を孕んだ人格」としてアザコンを紹介した。

この役者の長男の証言では、父親は他人の目を気にするあまり、仕事先の近くまで自分の中古車で行き、途中から高級ハイヤーに乗り換えて劇場入りするような毎日だったとか。

アザコンが著しい社会不適格性まで行ってしまった例ですが、この段階に至ると医学的には「パーソナル障害」としての病気のレベルと判断します。』

これを読めば気持ちが楽になる!アザコンを克服する方法

誰だって周囲の人の目を気にするし、自分がどう思われているか、が気になります。それが、社会の中で人間関係を円滑にするコミュニケーションのひとつでもあります。

しかし、度が過ぎると、却って相手が委縮してしまい、人に自分の意見を言えなかったり、ストレスを抱え込むことになります。

ここで、自己改善プログラムなどをオンラインで提供している米・ライターPaula Lawes氏が、米サイト「Lifehack」の中で掲載されている記事の中からいくつか抜粋してご紹介しましょう!きっと気持ちが楽になるはず。

1. あなたが思うほど人は気にしていない

周囲の人の多くは、自分自身と自分たちの生活に影響を与えるものの観点から考える。すなわち、自分が思うほど、周囲の人たちはあなたに注目してはいないということ。些細なミスも失敗も、気にしすぎることはないのです。

2. 人がどう考えるかは、相手に任せておく

周囲の人があなたについて考えることは、それぞれの仕事です。例え、彼らの意見を知るとしても、あなたが誰であるか、あなたの人生を変えることはできません。

あなたが他人の頭の中をコントロールできないのだから、人の考えを推測するのは止めて、自分のことを考えることに集中しましょう。

3. あなたはユニークな個性がある唯一の人なのだから

これはとても重要なことです。あなたが、自分に対しての評価や人目が気になりすぎて悩む時、あなたの偉大な個性を失うことになるのです。

あなたは、ユニークで、特別で、自分自身の道に於いて申し分のない人です。あなたの個性を損なわないように大事にしてください。

4. 人にどう思われようと関係ない。あなたにとって重要ですか?

人に同意されなかたからといって、あなたは自分のやり方を変えたりしませんよね?他人にどう思われるかどうか、あなたの人生に影響を及ぼしますか?だから、そんなこと気にしないで自分の想いを貫くこと。

5. 誰でも「他人が自分をどう思うか」について気にするもの

みんな同じです。あなたが人の目を気にするのと同じように、他人もまた人目が気になるものなんです。これは人間が持つ本質です。

自分に正直でいることが、自分のプライドに繋がります。これを心にとめて決して忘れずにいてください。

さいごに

いかがでしたか?アザコンは、誰でも持っている人間の本質です。専業主婦や若いママたちだけに限りません。

誰もが人にどう思われているか、気になって当然です。そこから社会でのコミュニケーションやさまざまな人間関係を築くために自分なりにマスターしていくのですから。

SNSやネット社会で疲れを感じる人も多いようです。そんな時は、ブログや発言を一旦休止したり、止める勇気も必要です。自分らしさを大事にしましょう☆

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