記事提供:子ある日和

出産から今日まで、悩みがつきなかった「授乳」。

ついに今日で、卒業―。

「断乳」という言葉は、何だかキツイ印象だから、バイバイの日ということに。

思い返せば、いろんな思い出が蘇ってくるね。

産後、無事に産まれてくれた幸せな気持ちはつかの間で、3日に及ぶ出産で体力が回復せず、おっぱいが出ず大慌て。

ミルクに頼ってばかりで、赤ちゃんが大きくなることが一番大事と言われたけれど、母乳の出ない自分に焦りといらだちを感じて、泣いてばかりいたね。

授乳をしてもすぐに満足できずに泣いてしまう息子。

何だか悲しくて一緒に涙したね。

母乳の出が良くなってきて嬉しく思っていたとき、突然の乳腺炎。

頼りの母は遠くに住んでいるし、夫も仕事でドタバタ。

39度以上の高熱で抱っこもしてあげられず、辛くて寂しくて痛くて、先が見えずに泣いたね。

地域の助産師さんに来てもらったときには、ホッとしてまた涙。

子育ては、ひとりではできない。

頑張りすぎず助けを求めようと決めたね。

夏の暑い日には、一緒に大汗かいて授乳したね。

秋晴れの気持ち良い日には、公園で風を感じながらケープに隠れてこっそりおっぱい。

初めての海外旅行!

飛行機の中でもごくごくたくさん飲んでくれたね。

1歳になるまでずーっと、夜中も2時間おきに起きて飲んでたね。

ママは寝不足で何度も弱音を吐いていたんだよ。

たくさん寝る他の赤ちゃんがうらやましくて。

もう寝れないのが辛いから、ミルクをあげようとしたこともあった。

でも、やっぱりおっぱいがないと寝れなかったね。

でもでも。

今日が最後のおっぱい。

今日まで、すくすく大きく育ってくれてありがとう。

1歳になって、おっぱいを卒業したら、赤ちゃんではなく、もう立派な子どもだね。

いつも可愛らしい目で見つめながら飲んでくれてありがとう。

毎日毎日、あなたを抱っこして二人だけの時間を過ごしたね。

ありがとう。

おっぱいを飲みながら、うとうと寝る姿は本当に可愛かったね。

ありがとう。

悩みがつきなかったけれど、思い返せば、たくさんのありがとうでいっぱいだよ。

明日からは、たくさん新しい美味しいものを食べて、もっともっと大きく成長してね。

たくさん寝て、遊んで、笑って、一緒の時間を過ごしていこうね。

ママのおっぱいを飲んでくれてありがとう。

大好きだよ。

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