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Doctors Me編集部です。

沢山食べても太りにくい人、逆にあまり食べなくても太りやすい人、みなさんの周りにもそういう人がいるかと思います。では、一体肥満体質とヤセ体質、その決定的な違いとは何なのでしょうか。

その答えはズバリ「遺伝的要因」です。

近年、「肥満遺伝子」なるものの存在があることが解ってきました。これはエネルギー代謝に関係している遺伝子で“太りやすさ・太りにくさ”に関連しています。

エネルギー代謝に関連している遺伝子の種類は多数あり、今までに発見されているものだけでも50を超えています。

その中で“太りやすい体質を作る肥満遺伝子”には、主に

・β3アドレナリン受容体(β3AR)の変異
脱共役タンパク質1(UCP1)の変異

という2種類があります。ここでは、この2つの遺伝子の特徴をみていきたいと思います。

■ 1:β3アドレナリン受容体(β3AR)の変異

エネルギー消費を節約してしまう倹約遺伝子

なるべくエネルギーを使わないようにして、少ないエネルギーでやりくりするように働きます。そのため、残ったエネルギーを体脂肪として溜め込んでしまうのです。

飢餓に強いというメリットはありますが、現代のような飽食の時代では、ムダにエネルギーを溜め込むゆえ、肥満になるといったデメリットのほうが大きいでしょう。

この倹約遺伝子は、日本人の3人に1人がもっていると推定されています。また、倹約遺伝子をもっていると1日当たりの基礎代謝量が通常よりも200kcalも低いことがわかっています。

■ 2:脱共役タンパク質1(UCP1)の変異

こちらは、日本人の4人に1人がもっていると推定されています。

脂肪を燃やしてエネルギーを生み出す褐色脂肪細胞の働きが悪いゆえ、脂肪の燃焼効率が低く、エネルギーの消費もしにくいので、肥満を招きやすい体質といえます。

■ 逆に「痩せ遺伝子」もあった!

このように肥満体質を招く遺伝子があるいっぽうで、肥満になりにくい遺伝子というのも存在しています。「β2アドレナリン受容体(β2AR)に変異」があるもので、これをもっている人は基礎代謝が高いのが特徴です。

痩せ体質と、肥満体質の決定的な違いは、遺伝子によるものもあるのです。とはいえ、日常の食生活も大きく関与していますので、太りやすいという自覚のある方は、肥満にならないよう食生活には気をつけましょう。

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