記事提供:ALICEY

夏の楽しみの1つに、浴衣姿でのお出掛けがありますよね。彼と花火大会に行ったり、友だちと夏祭りに出掛けたり。小粋に下町散歩というのもいいかもしれません。

そんな時に気になるのが、着崩れ。普段から和装に慣れている人ならともかく、着慣れていないと、そもそも着崩れていることにすら気付けないかも…。せっかく浴衣を着るのなら、涼やかに、そしてしとやかに着こなしたいものですよね。

そこで今回は、学生時代に所属した能楽部で着物をよく着ていた筆者の目線から、着崩れやすいポイントと、その直し方をお伝えしたいと思います。

まずは着崩れていない状態を、正面・サイド・背面から見てみましょう。

では、着崩れしやすいポイントごとに見ていきましょう。

■襟元

帯の上の生地がたわんでいたり、胸元の肌が見えていたりしたら着崩れの印です。「襟は少しくらい乱れていた方が色っぽいんじゃ…」というのは大間違い。だらしなく見えるだけなので気を付けましょう。

これを直すには…

帯下の生地(おはしょりの部分)を持って、画像のように下に引っ張ります。反対側の襟は、左側の身八つ口(脇の下にある小さな穴)から手を入れて、帯に押し込みましょう。

襟元が整ったら、おはしょりを下に引っ張って、帯上のたわみをなくします。

■背中

前に屈む動作をしていると、背中の帯上の生地もたわんできます。これでは和服の魅力である「すっとした背筋」が台なしに。

これを直すには…

先ほどの前身頃と同様に、おはしょりの上側の生地を帯下から引っ張ってあげると、あっという間にすっきりします!

ちなみに、後ろ襟の抜け感の調節もココでできます。こぶし1つ分が目安!

■おしりの部分

座ったり立ったりを繰り返すうち、生地が下に下にとズレて、立った時にたるんでしまうこともよくあります。後ろ姿がすっきりしていないのは、ちょっとがっかりですよね。

これを直すには…

おはしょりをめくると腰紐があるので、その上に生地を引っ張ってたるみをなくします。その後でおはしょりと帯を整えるのもお忘れなく。自分で難しいようだったら、友だちに見てもらうのもいいかも。

■裾

慣れない浴衣で歩き回るうち、裾が乱れてきてしまうこともあるかもしれません。裾が開いてくるのは、着付けの段階で腰紐のしばり方が緩かったことが原因であることも多いので、ここでは応急処置の仕方を紹介します。

前身頃のおはしょりをめくって、腰紐の上に生地を引っ張り上げます。こうすると、ひとまず見た目は整います。これでもはだけてしまう場合や、帰るまでにまだ時間がある時などは、化粧室などで一度腰紐を解いて締め直す方がいいかもしれません。

いかがでしたか?読んでいて何となく気付いた人もいるかと思いますが「引っ張る」・「押し込む」で、だいたいの着くずれは改善できちゃうんです。そして、最後におまけを…浴衣美人になる3つのカギです。

●背筋をすっと伸ばす
●歩く時には小さな歩幅で
●手を伸ばす時には、もう一方の手でたもとを押さえる

普段着慣れていな人ほど「いつもとちがう自分」を見せるチャンスだと思うので、この夏はぜひ浴衣を着て出掛けてみてくださいね。

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