記事提供:カラパイア

島というと、ワクワクアイランド!ってな具合でバケーション的な意味では楽しめる場所かもしれない。

日常生活から解放され、都会の喧騒をしばし忘れることができる、のどかで美しい自然。だが島によっては、行きはよいよい帰りは恐怖しか残らない場合もある。

休日の島めぐりは最高のプランであることに異論はない。しかし、ここにあげた島はなるべく避けた方が良いのかもしれない。

海外サイトにて、様々な危険と隣り合わせの10の島がピックアップされていた。日本からはあの島がランクインしている。

10. 火山噴火の恐怖:三宅島

日本の南西、伊豆諸島の中にあるこの島は、日本の気象庁によって火山活動度ランクAの活火山、常時観測対象火山に指定されている。

島はときどきずれて硫黄を噴出する構造プレートの上にあるため、1953年の噴火では31人が亡くなった。

2000年には、空気中の硫黄濃度がとても高くなり、住民は島から避難せざるをえなくなった。宿泊などのキャンセルが相次ぎ、島の観光産業は打撃を受けた。

最近では2006年にも噴火したが、現在は住民の帰島は許されている。

9. ヘビの恐怖:スネーク・アイランド(ケイマーダ・グランデ島)

ヘビ嫌いの人は、面積43万平方メートル、ブラジルの海岸から約30キロ離れたこの島に近づかないほうがいい。そんな人にとってその島はまさに地獄のような場所だからだ。

この島は、南米最悪の蛇ゴールデン・ランスヘッド・バイパーの最大生息地で島中ヘビだらけである。

天敵がいないため大いに繁殖し、1平方メートルに1匹から5匹という過密状態。致死率90%という即効性のある毒液をもっていて、噛まれると傷のまわりの肉を溶けてしまうという。とても危険な島なので、上陸するにはブラジル海軍の許可が必要だ。

8. 炭疽菌の恐怖:グルイナード島

スコットランドの北にあるこの島は、かつては住民がいた小さな村があったが、第二次大戦中、イギリス政府が特に炭疽菌生物兵器を開発、試験するために接収した。

この菌を搭載した爆弾を島に置き去りにされたヒツジに落とす実験も行われ、1945年には、この島は生物が住むのには適さないと軍需省は考えた。

その頃には、この島の汚染された土壌が本土のスコットランドにまで流され始めていた。

1980年、政府は残っている菌の胞子を全滅させようと、海水やホルムアルデヒドを大量にまいて、島の除染を行おうとした。

しかし、これでは島の地表しか除染できず、地中はどうなっているのか、だれにもわからない。にもかかわらず、政府は1997年に島の安全宣言を出した。

7. 放射性物質の恐怖:ビュルネイ島、ベア島

北ヨーロッパの最北沖、644キロの地点にあり、スヴァールバル群島最南端の島。ホッキョクグマが生息していたため、クマ島という名で知られているが、どこからアプローチするにしても遠い。

不毛な崖が切り立った絶海の孤島であり、極端に雨も少ないが、いちおう人が住むことはできる。しかし、南西沖にソ連の原子力潜水艦 Komsomolets号が沈んでいるため、原子炉からの汚染が疑われ、島の汚染が心配されている。

ノルウェー北極学会の科学者による自然保護区として使われている。

6. 隔離された恐怖:ブーベ島

南アフリカから南西に2400キロ離れた場所にある、90%以上が氷河に覆われた火山島。

もともとイギリス領だったが、1937年にノルウェー領となった、南極大陸に一番近い無人島で(1770キロ)、人に会える一番近い場所は、2250キロ北西の南アフリカのアグラス岬。このため、世界で一番遠い島の名をもつ。

30キロ四方の島で人が住んだことはないが、海鳥の重要な繁殖地になっている。マカロニペンギン、クロハラウミツバメ、ワタリアホウドリ、ズグロミズナギドリなどの在来種がいるし、ナンキョクオットセイが子育てすることも知られている。

平均気温はマイナス1℃。風速24メートル、ごつごつした荒い土地は、人を寄せつけず、探検家にとっても過酷な島。

隔絶した危険な島で、上陸するにはノルウェー政府の許可がいる。

5. ワニの恐怖:ラムリー島

ミャンマー最大のこの島の脅威はずばりワニである。1945年2月19日、連合軍の攻撃から退却してきた約1000人の日本兵が、この島の沼地を抜けていたとき、地上最大の爬虫類と言われているイリエワニに襲われたと言われている。

このホラー映画のような事件は、「動物による最大の惨事」と「ワニの襲撃における最大の犠牲者数」としてギネスに記録されている。

また一方で1000人中20人しか生き残れなかったとも伝えられるこの事件を疑問視する声もあるようだ。なお、この島にはワニだけではなく死肉にたかるハエ、マラリアを媒介する蚊やサソリがうじゃうじゃいる。

4. 原住民襲撃の恐怖:北センチネル島

スミス・アイランドの西32キロ、面積72平方キロの緑の森生い茂るベンガル湾の島。人も近づかないため、まだ未発見の新種生物が多く生存していると思われる。

原住民は頑なにほかの社会との接触を拒み、来訪者を立ち入らせないため、あらゆる手を使う。湾内に迷い込んだボートや、上空から島の写真を撮ろうとしていたヘリに対しても、容赦なく矢を放ってくる。

正確には、アンダマン・ニコバル諸島インド連邦直轄領に属すが、インド政府は賢明にも島の自治は住民に任せている。これを実行するのに、インド政府は島周辺に3マイルの立ち入り禁止区域を設けた。

3. 核実験の副産物の恐怖:エニウェトク環礁

息をのむほど美しいこの太平洋の常夏の島には、致命的な秘密がある。環礁全体が1948年から1968年にかけて行われたアメリカの核実験の現場となったのだ。広島に落とされた原爆の500倍もの威力のある水素爆弾の実験も行われた。

この実験によって、エニウェトク環礁の島のひとつであるエルゲラブ島は完全に破壊された。実験はさらに6年続き、43個の爆弾が爆発した。

このせいで土壌や水が汚染され、現場の船や乗組員も被爆した。

1968年、原住民が帰島し始めたが、まもなく流産や体調不良などの割合が高くなった。1979年頃には、アメリカ政府が除染に乗り出し、地面を90メートル以上掘って汚染された土を取り除き、ルニットアイランド(カクタスドーム)を建設して、コンクリートキャップで封じ込めるはめになった。

さらに2年たって、この島は帰島できるほど安全になったと考えられたが、2008年現在、コンクリートキャップの60%にヒビ割れが入っている。

2. 細菌汚染の恐怖:ヴォズロジデニア島

再生の島という名をもつアラル海にあるこの小島は、ウズベキスタンとカザフスタンの間に位置していた。ソ連政府がひそかに小規模の研究施設を建てたが、これは細菌戦争研究所のメイン実験室だった。

それから40年の間に、ペスト、天然痘、炭疽菌などの細菌兵器の実験が繰り返し行われた。これら兵器が毎日のように島の上空に放たれ、家畜への影響が記録された。1971年に天然痘が大陸まで広がり、10名が亡くなった。

1988年、この兵器計画の証拠を破棄しようとして、ソ連はストックしていた炭疽菌を漂白し、ステンレススチールのドラム缶に封印して地中に埋めた。しかし、土壌にしみ出した炭疽菌が発見され、隠蔽は失敗に終わった。

これが地下水や土壌を汚染し、CNNがさっそく中央アジアの時限爆弾だと報道した。

1. ホホジロザメ&放射線の恐怖:ファラロン諸島

サンフランシスコ湾沖のこの群島は、多くの海洋生物が集まる野生の王国だ。ゾウアザラシ、鳥、クジラなどさまざまな生き物が青い水を堪能している。

しかし、たくさんいるホホジロザメが、人間のダイバーをアザラシと間違えることがあるため、ここでのダイビングはお薦めできない。

この島々の海域は、1946年から1970年の間、アメリカの放射能核廃棄物のゴミ捨て場だった。放射線物質が入った55ガロンドラム缶およそど47000個が、当時この島のまわりの海に沈んでいた。

引き上げ処理作業が計画されたが、正確な廃棄量はわからず、さらに正確な廃棄場所もよく知られていない。

出典:therichest

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