ウルトラ駅長たま・・・逝去

和歌山電鉄の名物猫、「たま」が亡くなったと。ニュースに出ていたのにはちょっとびっくり。

南海貴志川線時代は、単なる売店で飼われている猫・・・それだけだったのですが。

かわいい猫と言う以外にも、色々な視点から考えることが出来そうです。

最初はお荷物だった、たま

元々は、貴志駅の売店として入っていた「小山商店」の飼い猫「たま」が駅長に就任
この時も、駅が無人駅になったことに伴い、猫小屋を撤去することになったことに対して、両備の小島社長が「猫の駅長」と言うアイデァを出したことが始まり。

当時は、「たま」と書かれたタグを首につけて、帽子も撮影のときだけ被らせるといったもので、知名度も低くて絵葉書も販売されましたがとりあえず、売っています。

そんな感じでした。

たま駅長の絵葉書がブレイクのきっかけ

たま駅長は、両備も力を入れていたようで、4月に貴志川線1周年フォーラムが開催されて、その休憩時間に流されていた写真を社内報に掲載してから少しづつ、色々な雑誌に転載されるようになり、きがつけば5枚一組の絵葉書が販売されて、この頃からじわじわと人気に火が付いていったようです。

その頃から、ノートや下敷きなど絵葉書の写真を使った物が販売されて急速にたまの人気は上がっていきました。

やがて、口コミとネットの普及などにより更に広がった流れは止まることなくあれよあれよと言う間に昇進して言ったのはご存知のとおりですよね。

ネットの普及で世界的にも有名に

三毛猫と言う愛らしさもあって大ブレイクしたたまですが、SNSに代表されるネットの普及はさらなる人気を呼ぶびこととなりました。

和歌山の一ローカル線だった貴志川線は、全国のローカル線でも有名な和歌山電鉄貴志川線として、子供連れの観光客を呼び込むことに成功しましたし。

最近では、タイなどから外国人観光客が大挙して押し寄せるとか・・・。

ポスト「たま」が「こたま」では役不足?

和歌山電鉄も、「たま駅長」と言うスーパースターを失った以上次の手を打つべきと考えるが、「こたま」というのはいかにも力不足というか、愛嬌が「たま」と比べると欠ける点であり、いつまでも和歌山電鉄も、「たま」に頼った経営が出来ないことは沿線需要の減少などを考えれば当然のことであり、今後は行政も含めて面の広がりを考えていく必要がありそうです。

駅長代行「ニタマ」就任

出典 https://upload.wikimedia.org

画像Wikipediaから引用

人間様の都合で振り回された猫生

猫に人間のような感情がないでしょうから一概に比較は出来ないでしょうけれど、人間の都合で振り回されたとはいえ、「招き猫」としての力は半端ではなかったようですね。

歴史にIFはないですが、南海電車が貴志川線を廃止すると言っていなかったら、小島社長が駅長猫にしようと言っていなかったら・・・。

少なくとも、今も貴志川線は南海時代と変わらない、むしろ今よりも悲惨な状態であったかもしれません。

これだけ人気になったとはいえ、やはり沿線人口の減少などにより今後も存続できるかは未知数です。

これから、色々な意味で新しい施策を和歌山電鉄は考えていくことになると思いますが、私たちも微力ではありますが応援したいと思います。

この記事を書いたユーザー

加藤 好啓 このユーザーの他の記事を見る

初めまして、鉄道ジャーナリストの加藤好啓です。
特に旧国鉄【日本国有鉄道】の歴史に詳しく、自分なりに鉄道の年表サイトなども運営しております。
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