記事提供:長谷川豊 公式ブログ

国会の会期がまさかの9月27日までの延長。

おいおい、通常国会が95日も延長って…。通常国会が終わったら即、臨時国会ですかという感じ。今年は政治部の記者さんたち、大変な夏になりそうで可哀想だなぁ…なんて考えながら、ヤフーに出てたこちらのニュース。

●恋愛が面倒…恋人いない男女の37%「恋人いらない」(朝日新聞デジタル)

恋人がいない若者の4割弱は恋人が欲しくない―。内閣府が22日に公表した「結婚・家族形成に関する意識調査」で、こんな若者たちの「草食」ぶりが示された。

欲しくない理由として半数近くが「恋愛が面倒」という回答を選んだそうだ。なんでも、調査結果の一部は、22日に閣議決定された2015年版の少子化社会対策白書に盛りこまれるそうだ。

なかなか面白い視点だし、突っ込みどころ満載の内容なので昨晩の「報ステ」から今朝の「めざまし」まで、至る所で特集が組まれていた。皆さんも見た方も多いかもしれない。

が、そもそも、こんな若者の「適当すぎる言い訳」を真に受けて特集作ってどうするのだろう。私はこの日本人の「優しく理解してあげ過ぎる」ところに不安を感じる一人だ。

「面倒くさい」?

笑わせる言い訳だ。99%の方々が分かった上で口にしていないことを、あえてはっきり言わせてもらうが…

魅力がないから恋人が出来ないだけだ。

バカバカしいにもほどがある。

「夢を追いたい」

「仕事に集中したいしぃ…」

仕事と恋人との交際は同時に出来る。

何の問題もなく出来る。と、言うかその程度が同時に出来ない人間は間違いなく仕事も出来ない。何に優先時間を置くのか、デートの時間までに、何の仕事を終えなければいけなく、その最短の順序はどうなのか?それらを考えることも十分な鍛錬になる。

夢などは、むしろ恋をする相手がいた方が圧倒的にやる気になる。私の番組で共演している苫米地英人先生の本にも明確に書いてあるが、人間は恋をするとフェニルエチルアミンやドーパミンといった興奮分泌物が脳内に出ることが分かっている。

これらは人間の基礎能力を高め、集中力を高める効果を持っている。さらに女性にはオキシトシンも分泌されやすくなるため、相手に対する思いやりや洞察力が高まり、人間関係をスムーズにさせる効力がある。

仕事も夢も、恋愛しながらの方が圧倒的に有利になる。

これはもう、生物学的に世界の常識だ。もちろん、これらはあくまで脳科学的な理屈であって、みんな、うすうす気づいているはずだ。恋愛をしているときの方が、よほど仕事もうまくいくケースが多いことが。

要は、若者たちの「恋愛は面倒くさいんです。仕事に集中したくて」という言葉は、ただの「言い訳」なのだ。

では、一体何の言い訳をしているのか?

簡単だ。自分が恋愛をしたくても、その自分自身に魅力が足りなく、自分がダサくて負け犬なことを認めたくないのだ。クラスメイト達は恋愛にいそしんでいるのに、自分は好きだった子に振られ、何度告白してもうまくいかない。

それは自分がクラスメイトに劣っているからであり、より優れた魅力を持つクラスメイトに、女の子は引き寄せられているだけなのだが、「生まれつき優劣がついている」という、残酷ながらも当たり前の状況を認められないのだ。

最近の小学校・幼稚園の教育を見ていると、みんなも納得できるだろう。

これはもう日本全国で同じなのだが、例えば、幼稚園で「桃太郎」を演劇発表したとしよう。

普通に「桃太郎さん」が5人登場するのだ。

そして、「キジさん」も「猿さん」も「犬さん」も5人ずつ登場するのだ。これらは桃太郎さんとほぼ同じセリフの量であり、鬼を退治しに行くのだが…なんと、やっつけられる鬼さん役だけは

なんと先生がやってたりするのだ(もしくは鬼さんが悪くない設定になっていることも)。

みんな平等にぃぃぃ~~~

みんなで仲良くぅぅぅぅ~~

この教育をすべて否定するつもりはない。教育委員会にも面倒くさいキチガイペアレンツがジャンジャン電話をかけてくる。恋愛などよりもリアルに面倒くさい。せめて小学生までは差をつけずにってのは、逃げの一手としてはしょうがないとも思う。

が、世の中はもっと残酷だ。

本来、それを教えるのも、学校の大切な役目だったりするのだ。

イケメンの田中君は桃太郎でいいんだってば。

ガキ大将の山田君は鬼さんでいいんだってば。

金持ちの鈴木君は犬でいいし、足の速い渡辺君はキジさんでいいのだ。

カゲが薄く、これといった特徴もないハセガワ君なんて、バックの「木」でいいのだ。そうやって残酷な社会を、まだ抵抗力の強い子供のうちに学んでいくのだ。

僕なんて、ご覧の通りサル顔、ゴリラ顔だったから、小学校時代にブスな同級生女子たちに付けられていたあだ名は「青ゴリラ」だったぞ?青いジャンパーばっか来て行ってたから。

「報ステ」や「めざまし」の特集で、真顔で

「いや~今は恋愛はいいっすね。仕事に集中したいんでぇ」

とのたまっている若者がドヤ顔で夢とかを語っていたが、なんという哀れで可哀想な姿だろう。私には同情の念しかわかなかった。

彼らはだませていると思っているのだろうか?自分で自分をだましているように、テレビを見ている人もだませているとでも考えているのだろうか?

そう言って傷つきたくないだけだと、

恋愛を上手く出来ない自分をカッコつけたいだけだと、

テレビ見てるみんなが分かっているのに。

「内閣府の調査で4割の若者が『恋愛は面倒くさい』と言っていることが分かりました」

いい調査だ。要は、そんなに多くの若者が「現状を受け入れることも出来ずに言い訳ばかりしている」ってことが分かったってことだろう。税金を使って行った調査だ。少子化白書にちゃんと生かしてもらえるように切に願う。

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