どこの国にも、社内虐めが存在するが、イギリスのグラスゴーで、なんと上司が部下に「キャリアが欲しいなら中絶しろ。」と薦め、部下が拒否したため解雇するという、なんとも理不尽な事件が起こった。

出典 http://www.dailymail.co.uk

スコットランドのグラスゴーに住むテリー・カムリン(22歳)は4歳の娘の母親だ。チャリティ募金会社に勤務していた。お腹には二人目の子供を妊娠していたが、それを知った上司のマーク・ロバートソンに「中絶しろ」と言われたのだ。

大人げない虐めを繰り返した上司

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裁判では、この上司の大人気ないテリーへのもはや虐めとも取れる言動が明らかになった。そして「中絶しろ」などとはもちろんセクハラでもある。テリーに対し「父親が違う子供を産むような格好悪い女なのか!?」と社内で罵倒、「仕事のキャリアが欲しければ中絶しろ。」と言った。

テリーは怒りを露わにする。「いくら父親が違う子供だからって、どうして中絶しなきゃいけないの!?って思いました。彼は、私が妊娠中で気分が優れない時、いくら暑い日でも日陰に入らせてはくれなかった。」

「トイレットペーパーを使い過ぎるだの、会社の水を飲み過ぎるだの、いちいち文句言ってきたんです。」シフト制で働いていたテリーに、遅く来るようにと言いながらそれを守ったテリーを皆の前で「遅れた」と非難もしたという。

しかし、母は強かった

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この最低な上司を告訴したテリー。裁判では見事に勝利し、12000ポンド(約233万円)の賠償金を勝ち取った。「12月に解雇されてから、お金もなかったし、裁判にもお金がかかったから、家まで失ったらどうしようってすっごく不安でした。」

今年の2月には、息子トーマスも生まれた。高血圧だったために、緊急帝王切開となり、1カ月も早い出産になった。トーマスは1週間、ICUに入っていたが無事に退院。今ではもう4カ月になった。

「理不尽な理由で解雇することは許せない」力強く立ち上がったテリーは、やはり強い母であった。この最低な上司、チャリティ募金会社で働くことを恥と思うべきだ。人のためになるどころか、若い部下を虐め同然にセクハラ、モラハラ。男として情けない限りだ。

父親が違う子供を出産するのは、正直、イギリスでは珍しくはない。若いママとして、これからもしっかり子育てしてほしい。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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