ブラジルのリオデジャネイロに住むウィルソン·マルティンス・コウチーニョさんは「プロテクター・ウィルソン」と呼ばれており、彼こそが本当のヒーローであると称賛されています。

ウィルソンさんは、ひどい虐待を受けた犬達を救うことに人生をささげているのです。

血まみれの犬が発見される

やせ細り、頭に大けがをした血まみれの犬が発見されました。虐待され、捨てられたのだと思われましたが、あまりのひどいケガにだれもが助からないだろうと思いました。

多くの人がこの犬の惨状を見ても見ぬふりをする中、ウィルソンさんはちゅうちょすることなく犬を助けるために動き出します。

すぐに駆け寄り傷を確認するウィルソンさん。

犬はひどいケガで大量に出血していたので、ウィルソンさんは自分のTシャツを包帯代わりにして応急措置を施しました。

ウィルソンをさんは動物の応急措置の訓練も受けており、即、犬の傷に措置を施しました。

何とか一命をとりとめる

あまりにも重傷だったので、応急措置が終わると動物病院へ。犬はなんとか一命をとりとめることができたのです。

犬のケガはかなりひどく、ウィルソンさんが助けなければ、ひどい痛みの中で死んでしまっていたでしょう。犬に行われた虐待は目を覆うばかりにひどいものでしたが、犬は徐々に回復することができました。

回復し、元気に

今後も定期的な受診は必要なものの、傷はほぼ回復し、保護時の悲惨な姿はもうみじんも感じさせません。

こんなにかわいい犬に、これほどひどい虐待を加えられる人間が理解できませんし、人間とは本当に自分勝手で残酷な生き物だと思わずにはいられませんが、一方、ウィルソンさんのような方もいることに救われる思いです。

ウィルソンさんの行動は本当に賞賛すべきものですが、実は彼が救ったのはこの犬だけではないのです。

やせ細り、大けがを負った犬を救助

この犬も大変な大怪我を負い、飢えに苦しみながらゴミ捨て場にいたところをウィルソンさんに助けられました。

ガリガリにやせ細っていたばかりでなく、目を覆いたくなるようなひどいケガを負っていたのです。この犬も虐待され、捨てられたのだと思われます。

ウィルソンさんの献身的な看護のおかげで、2カ月後に驚くべき回復を見せました。表情もとても明るいのが印象的です。

犬はダヴィと名付けられ、すっかり元気に。ウィルソンさんに甘える様子に胸が熱くなります。つらい経験をましたが、これからはずっと幸せに暮らせるでしょう。

助けてくれたウィルソンさんが大好きなダヴィ。ひどい虐待を受けながら愛情を忘れないダヴィの姿、そして、ウィルソンさんの献身に心打たれます。

体中にけがを負い、ウジがわいた犬を助ける

もう1匹、瀕死の重傷を負い、ウィルソンさんに救われた犬がいます。体中に無残な傷があり、ウジが湧いている状態でした。生きながらウジに蝕まれるなど、あまりにもひどい苦痛です。

ウジをすべて取り除き、けがの手当てをするウィルソンさん。大量のウジをすべて取り除くのにはかなりの時間を要したそうです。

傷がよくなるのに6カ月を要しましたが、あんなにひどかった傷は小さな痕になって残っただけになりました。

ウィルソンさんは、犬のほかにも猫や馬、豚などたくさんの傷ついた動物たちを救っています。「彼こそがヒーロー」と呼ばれるのはこの献身と行動力があってこそです。そして犬たちがみんな、人間にひどい目にあわされたにもかかわらず、人に対する愛情と信頼を失っていないことに胸が熱くなります。

彼と同じことをするのは簡単ではありませんが、彼の姿を心にとめて、少しずつでも前進したいと思います。

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