フリクションボールペンを開発したパイロット

フリクションボールとは

温度変化により色が変わるインクを使用しており、ペンの後ろについているラバーでこすることにより、摩擦熱で筆跡は無色となり消すことができる。そのため、消しカスは出ない。

出典 https://ja.m.wikipedia.org

ボールペンの常識を覆す文房具ですよね!

パイロットが文房具の他に手がけているジャンルをご存知ですか?

パイロットは筆記用具や手帳などのステーショナリー商品のみの会社だと思っていませんか?違うのです!

玩具事業もしているのです!

「メルちゃん」をはじめとする幼児用玩具も手がけているのです。知っていましたか?

メルちゃんとフリクションボールペンには繋がりがあるのです。

いくら同じ会社で手がけているとはいえ、この2つの商品に共通点などあるのでしょうか?

パイロットインキ株式会社の事業で、小さな女の子に大人気の抱き人形「メルちゃん」を始めとした知育玩具を製造いたしております。

お風呂に入れると色が変わる「メルちゃん」の髪の毛に使用されているインキ技術は、消せるインキの筆記具「フリクション」シリーズに応用されました。

出典 http://www.pilot.co.jp

メルちゃんの髪の色が変わる技術からフリクションボールペンが生まれた!

びっくりです!あのフリクションボールペンは、メルちゃんの髪の色が変わる技術を応用したものだったのですね!筆者も全く知らなかったので、フリクションボールペンの技術ができるまでを調べました。

30年以上も前のこと、ある研究者が一夜にして変わる紅葉を見てこんなことを思いました。「この魔法のような変化をビーカーの中でも再現したい」。消えるペン「フリクション」の物語が、幕を開けた瞬間です。

インキ粒子のコンパクト化、1000種類以上もの化合物を作って色を変える働きをする変色温度調整剤の開発。製品化までに費やした年月はなんと30年。数えきれないほどのトライ&エラーを繰り返し、2005年、ついに「フリクションインキ」が誕生したのです。

出典 http://frixion.jp

1975年からそれは始まりました

1975年、温度変化で色が変わる「メタモインキ」の開発に成功し、特許を取ったパイロットは、翌年1976年に世界初のメタモインキをつかった商品である「魔法のコップ」という紙コップを発売します。

オリンピックのチケットのインクに

1984年のロスオリンピックの際、入場チケットの偽造防止のために、擦るだけで色が変わるメタモインキを採用したそうです。

玩具との相性

その他にもメタモインキを使った商品の開発をしていく中、玩具との相性がいいと判断し、お湯で髪の色が変わる「メルちゃん」が誕生したのだそうです。

その後、80度前後まで温度変化の幅をコントロールできるまで開発が進み、進化した筆記用具のメタモインキである「フリクションインキ」が誕生するのです。

いかがでしたか?

長い研究を重ねてフリクションボールペンが生まれたのですね!しかも、女の子のおもちゃである「メルちゃん」の技術からの応用なんて、どこから技術が派生するのか分からないものですね。とても興味深く感じました。

みなさんもこれからフリクションボールペンを手にする時は、その技術の進歩に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

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Touko このユーザーの他の記事を見る

2人の娘を持つ母親です。プチプラな情報に敏感。しまむらなどのプチプラなお店が大好き。なのに元百貨店販売員(笑)

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