記事提供:Doctors Me

Doctors Me編集部です。セックス中の痛み(性交痛)に、意外と多くの女性が悩みを抱えているようです。なかなか人には言いにくい問題なので、解決策がわからない、という方もいるのではないでしょうか。

原因は膣の乾燥や子宮の病気子宮や膣の感染症精神的な理由などさまざまですが、その中にはじつはコンドームによるアレルギーもあるというのをご存知でしたか? 今回は、そんなコンドームのアレルギーと性交痛について、教えていただきました。

■ 天然ゴムにアレルギー反応を示す人が増加中!?

コンドームの素材に使われている天然のゴム(ラテックス)に対するアレルギーの方が男女ともに増えてきています。医療機関では処置を施す際に使用する手袋や導尿のためのカテーテルなどにもラテックスが使用されているので、患者さんにラテックスアレルギーの有無を確認する機会も増えました。

■ 輪ゴムに触れるだけでも、ヒフが腫れる!?

ラテックスアレルギーは、天然ゴムに含まれているたんぱく質によって起こるアレルギー反応なので、コンドームに限らず、風船や輪ゴムといった天然ゴム製品に触れるだけで、触れた部分が腫れあがったり、発疹が見られることもあります。

症状の重い方では、アナフィラキシーショックや重い喘息発作を起こすことも知られており、また、触れる機会が多いほど重症化すると考えられています。

■ 突然アレルギーになる場合も……

また、すべてのアレルギーの共通でもありますが、生まれつきではなく、あるとき突如としてアレルギーになる可能性も。そのため、以前は問題なく使用できていたのに、ラテックスアレルギーの症状が突然出て、コンドームを使うことで性交痛が生じるようになった、というケースもあり得ます。

■ アレルギーになったら、天然ゴムには触れないこと。

ラテックスアレルギーになってしまった方は、まず、天然ゴム製品に触れないことが鉄則です。医療用の製品では手袋など、ラテックスの成分を含まないラテックスフリーのものが各種ありますから、入院や手術が必要になった際は、ラテックスアレルギーであることを担当医に伝えておけば、安全に処置が受けられますので心配はいりません。

■ コンドームもポリウレタン性をチョイスしよう

避妊や性病予防に欠かせないコンドームも、ラテックス製が主流ではあるものの、それ以外の素材も発売されています。

日本ではポリウレタン製の製品が販売されており、少し割高にはなりますが、ラテックスのものと同様、正しく使えば妊娠や性感染症の感染率を下げてくれる効果があります。

■ 医師からのアドバイス

原因不明の性交痛やコンドームを使用した性交後の陰部の腫れや痛みがある場合、ラテックスアレルギーの可能性もありますので、一度病院を受診してアレルギーのテストを行っておくと安心ですね。

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