記事提供:Doctors Me

Doctors Me編集部です。日本ではあまり聞き慣れない「ホリスティック」という言葉。

この言葉自体には全体的という意味があり、ホリスティック療法とは、不調に対して肉体的なアプローチだけではなく心や感情など、人間をとりまくすべてに働きかけるといった意味合いがあるようです。

この療法は、海外では比較的注目を集めているようですが、具体的にはどのような方法なのでしょうか……。

■ そもそもホリスティックって何?

1980年代のアメリカで生まれたといわれる西洋医学とは異なる治療法。健康であっても病気であっても人間の体は、常に全体的に捉える必要があるという考えのもとに各種治療が行われるのが特徴です。

<ホリスティック療法の定義>

ホリスティック(全体的)な健康観に立脚する

自然治癒力を癒しの原点におく

・患者が自ら癒し、治療者は援助する

・様々な治療法を選択・統合し、最も適切な治療を行う

・病の深い意味に気づき自己実現をめざす

※参考日本ホリスティック医学協会

■ 西洋医学とココが違う!

西洋医学は体の治療が優先されがちですが、ホリスティック療法は体・精神・魂、3つのパートを癒すことを目的に、次のような治療が行われます。

<主な治療法>
中国医学、インド医学、免疫療法、ハーブ療法、アロマセラピー、温泉療法、酸素療法……など。

<欧米での主流>

ヨーロッパ:ハーブ治療

アメリカ:サプリメント

例えば風邪の予防にエキナセアを用いたり、風邪の治療にカモミールティーを飲んだりします。 また、免疫力アップのために、マヌカハニープロポリスといった食品を用いることもあります。

■ 日本でもホリスティック療法は受けられる?

代替療法補助医療をホリスティック医療と考えた場合、緩和医療の分野では看護師がアロマオイルを使ってマッサージを施行したり、がんの治療に免疫療法(リンパ球療法)が行われることがあります。

また、漢方薬の考え方は西洋医学よりホリスティック医学に近いといえそうです。日本の医療でも、西洋医学にうまく漢方薬を融合している病院は多数あります。いっぽうで、都内を中心にホリスティック療法を掲げたクリニックも多くなりました。

ただ、健康保険のきかない自由診療になることもありますので、事前にご確認ください。

■ 医師からのアドバイス

体にフォーカスをする西洋医学にも限界があり、ホリスティック療法が有効な症状もあります。しかし、西洋医学で根治できる疾患も多数あるので、バランスよく使い分けができるといいですね。

この機会に、どんなときにホリスティック療法を選択すべきか、ご自身で考えてみるのもよいでしょう。

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