出典 http://www.gettyimages.co.jp

命あるものは、悲しいことですがいつか亡くなります。

特に高齢の家族と一緒に暮らしている方の中には、できる限り最期は自宅で看取りたいという方もいらっしゃると思います。

しかし、自宅で看取った場合に遺された家族がさらに辛い思いをすることもあるのです…。

※この記事では、事件性がないことを前提に書いていますので、それを踏まえた上で読んで頂けますと幸いです。

もし、自宅で家族が亡くなったら?

出典 http://www.gettyimages.co.jp

もし、自宅で家族が亡くなった場合、救急車を呼ぶと思います。発見時に息がなくても、蘇生する可能性があるからです。

ですが!もし、療養中などであれば、往診をしてくれるかかりつけの医師を生前に見つけておくことをお勧めします。

なぜかというと…

かかりつけの病院があり、何らかの病気を治療中だった場合は、まずは主治医に連絡をとる。

死因が明らかに診療中のもので、死亡直近に診療を行っていた場合については、その場で死亡診断書が作成されるので、その後は葬儀業者に連絡をして、遺体の保全処置をしてもらい、葬儀の準備を始めることができる。

出典 http://president.jp

死亡診断書を医師に出してもらえなければ、葬儀屋さんは何の準備も始めることはできないからです。

縁起でもないことですが、夏季は特に保全が遅れてしまうと遺体の変色なども早く起きてしまいます。

大切な家族が亡くなって辛い状況ですが、遺体の保全処置は必要なことなのです…。

では、かかりつけの医師がいない場合や、突然死だった場合のケースはどうなるのでしょうか?

救急車を呼んでからの流れを説明します。

救急車を呼んだ後…

出典 http://www.gettyimages.co.jp

まだ蘇生の余地があると判断されれば、病院へ搬送されます。なんとか一命を取り留めることができることもありますが、残念なケースもあります。

特に問題がなければ、病院で死亡診断書を発行してもらい、葬儀屋さんとの打ち合わせになっていきます。

しかし、救急隊が到着した時点で死亡が確認された場合、病院へ搬送されたものの「変死」として扱われた場合は、警察が介入します。

この警察の介入が、遺族にとっては辛いものになるのです。

何をされるのか、見ていきましょう…。

警察が来た場合

出典 http://www.gettyimages.co.jp

警察がきて調査が行われるので、仏様にはかわいそうですが現状をそのままにしていなくてはなりません。

警察の調査が終わるまで勝手に布団に寝かしたりしてはいけないのです。

事情聴取や現場検証で問題がなければ布団に安置できますが、そうでない場合は、検視官(検視技能を持った警察官)による検視が行われ、死因がわからないときには検案(医師による遺体の診察)があり、それでも究明できないと行政解剖(東京都23区内では監察医務院)がおこなわれます。

出典 http://www.makihon.co.jp

警察による現場検証、警察が手配した医師による検死が行われます。

そして、一番遺族にとって辛いのが事情聴取。“自宅”というプライベートな空間で死者が出ているため、遺族による殺人ではないかを調べられることになります。

では、実際に事情聴取を経験した方の声を紹介しましょう。

事情聴取の様子

出典 http://www.gettyimages.co.jp

警察ご一行が到着

1名が祖母に祖父のことを根掘り葉掘り尋ねる。

発見時の様子、生前の通院歴、鬱病の症状はなかったか、過去の学歴・職歴、資産、通帳の保管場所など→おそらく自殺の可能性がないことを確認するため

その他の警察官が敷地内、屋内、祖父の遺体を隅から隅まで徹底調査→おそらく強盗の可能性がないことを確認するため

出典 http://blog.fujiu.jp

通帳の保管場所まで聞かれるって…何もないからこそ余計に不快ですよね。

もともと、心臓も悪く97歳。どうなるか分からないけど家で過ごしてきました。

入院もした事はありましたが、年齢的に治療も出来なかったのです。

看取り介護になりました。それで救急車を呼んでしまいました。

私は病院に付き添いましたが、警察が迎えに来て子供は一時的に児童相談所の職員に連れて行かれました。

それから長い取り調べがあり「生命保険の金額は?いくらあなたのものなの?」とか「病気なら入院させるべきだ!お金が無いから自宅に放置したのでしょ?」などかなり聞かれ犯人扱いされ施設の職員にも刑事が行ったそうです。

地区の家すべてに刑事が聞き取りに行ったそうです。

出典 http://onayamifree.com

この方は週に3回のデイサービスを利用しながら、おじい様を最後まで介護していただけに、とても心を痛めていました。

実際には事件ではなくとも、事情聴取をされれば少なからず嫌な思いをすることは避けられないようです。

こうした事情聴取に対して、歌手の泉谷しげるさんも自身のブログで次のように話しています。

「残された家族の大変さにこそ救いの手を!」

出典 http://www.arayuru-houhou.com

家族と共に暮らす自宅での突然の死去は「不審死」扱いになるのだとか!

安全なハズの家の中での死亡はナニかあったから?の前提で自殺と他殺の「嫌疑」かけられるので、身内を失って悲しいときに根掘り調べられてはたまったもんじゃないだろ!

出典 http://ameblo.jp

益々増えつづける家族の間での幼児虐待死や保険金めあて殺人があったりの現実では「死去」への疑いは仕方ないのかもしれんが、無実であっても嫌疑を払拭するはどれほど大変か!を十分に対応し、解決に尽力つくすべきコトなのだ。

警察の判断ミスが更なる犯罪につながる可能性を引き出してるコトを自覚してもらわんと!

突然の訃報に急遽対応せざる残された家族の大変さにこそ救いの手が必要では?

出典 http://ameblo.jp

たしかに身内による殺人も増加していますが、前述した事情聴取の内容を自分が聞かれたとしたら、やはり良い気持ちはしません。

いつか来てしまう家族の死に備え、どういう形で介護をするのが良いのか、また最期をどこで迎えたいのかについて、家族みんなで話し合うことも必要かもしれません。

そして、事情聴取は必要なものかもしれませんが、事件性がない場合については改善して欲しいですね。

この記事を書いたユーザー

週休二日制 このユーザーの他の記事を見る

動物が大好き。会社員であり、流浪のライターとしても活動。
興味を持ったことを色々書いてみます。

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス