飼い犬に水も食料も与えず、3週間もの間置き去りにして旅行に出かけた飼い主に処罰が下されました。

空腹のあまり麻袋を…

イギリスのバークシャー・スラウに住むアニタ・バリ(31)は自分の飼い犬であるココに食料も飲み水も与えず、置き去りにして3週間もの間旅行に出かけてしまいました。

風雨を避ける小屋さえもなく庭に放置されたココ。ココは飢えの苦しみのあまり麻袋を食べてしまいます。心配した隣人が水や食べ物を塀越しに投げ入れてくれたため、餓死せずに済みました。

連絡を受けた動物福祉員が裁判所から許可をもらい、ようやくココは保護されたのです。

世話する人がいなかったから置き去りにしたと驚きの言い訳

動物福祉役員は壊れたおもちゃや、靴、モップなどのゴミであふれた不潔な庭でココを保護しました。

アニタ・バリは当初、ココに対する虐待を認めませんでした。彼女は「ココの面倒を見てくれる人が見つからなかった」と主張しましたが認められず、最終的には罪を認めました。

ペットの面倒を見てくれる人がいなければ、旅行に行かなければいいだけです。ペットはおもちゃではありません。苦しみも悲しみも感じることができる生きている命です。命より旅行が優先するとは言語道断。アニタ・バリにペットを飼う資格はありません。

10年間ペット飼育禁止

アニタ・バリには有罪の判決が下り、80時間の社会奉仕、660ポンド(約12万円)の罰金、そして今後10年間動物を飼育してはいけないとう罰が下りました。

スラウの議員であるマナワーさんは「私はこの結果に満足しているし、動物を虐待して逃げることができると思う人へのに警告になればいいと思っています。」と語っています。

ココは現在は里親に引き取られ、幸せに暮らしているそうです。

「飼い主は地獄で焼かれればいい」
「隣人がココを助けてくれてうれしい」
「10年間ペット飼育禁止だけでなく10年間刑務所に入っていればいい」
「ココが今は幸せに暮らせていることがうれしい」

出典 http://www.dailymail.co.uk

記事を読んだ人のコメントです。

虐待は繰り返される

3週間もの間飲まず食わずで生きられるわけもありませんから、アニタ・バリはココが死んでもいいと思っていたはず。もっと重い罰でもいいと思ってしまいます。今後10年間と言わず、一生動物に近寄ることができないようにしてもいいのではないでしょうか?

経験から言うと、虐待をする人は虐待を繰り返します。世話ができないのに、する気もないのに繰り返し動物を飼います。何匹殺しても。

動物虐待に甘い日本

動物愛護の精神の高いイギリスですから、アニタ・バリにきちんと罰を与えましたが、日本ではなかなかこうはいきません。アニタ・バリは全世界に実名を公表されていますが、日本では動物虐待はほとんど実名報道されません。

ペットは法律上、物として扱われるため罪が軽いうえに、たいていの場合は不起訴処分になって無罪放免です。起訴になっても大した罪にならず、またイギリスのようにペット飼育禁止の措置も出来ません。

プードルを虐待している動画をネット上にアップし、書類送検された男に対しても、ちゃんと起訴してくれたかどうかは不明です。「彼女に虐待していることを見せてほしいと言われた」というあきれる理由で虐待した男ですが、再び犬を飼うことは可能なのです。

長野県で猫を溺死させる様子をネットで配信した男は、警察に事情聴取されましたが、結局罪に問われることはありませんでした。動画を見た人たちからは非難の声が上がり署名運動などが起きたにもかかわらず長野県警は動こうとはしませんでした。

千葉で子猫を生き埋めにし、しかもそれを生徒に手伝わせた教員は書類送検されましたが、このまま教員を続けるようです。日本とはとことん動物虐待に甘い国です。

アニタ・バリへの罰は甘い気もしますが、明らかな証拠があっても逮捕すらされない日本に比べれば、イギリスははるかにましですね。

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