【1】キラキラネームとは

キラキラネームとは、何なのか?。筆者に言わせれば、「読み方や漢字が、通常のものと違い、奇抜な印象を与える名前」といったところだろう。
具体的には、どんな感じなのか?。一例として、以下のリンクを参照して欲しい。

【2】こんな難解ネームでOKなのか?

例として、上記リンク先から「本気」を取り上げてみよう。これは、普通なら「ほんき」と読むが、キラキラネームだと「まじ」「りある」と読むそうだ。意味や意図は分かるのだが、常用の読み方では無い。

しかし、名前として届け出る事に関しては、直ちに問題にはならない。なぜかと言うと、「法律が規制していないから」である。

戸籍法
第五十条  子の名には、常用平易な文字を用いなければならない。
○2  常用平易な文字の範囲は、法務省令でこれを定める。

出典 http://law.e-gov.go.jp

(引用日時は、2015年6月15日)

戸籍法施行規則
第六十条  戸籍法第五十条第二項の常用平易な文字は、次に掲げるものとする。
一 常用漢字表(平成二十二年内閣告示第二号)に掲げる漢字(括弧書きが添えられているものについては、括弧の外のものに限る。)
二  別表第二に掲げる漢字
三  片仮名又は平仮名(変体仮名を除く。)

出典 http://law.e-gov.go.jp

(引用日時は、2015年6月15日)

上記の2つの法令や法務省(主に民事局)の規定等により、「使える漢字」は決まっているのだが、読み方に関しては規定が無いその為、キラキラネームが命名される。

しかし、だからといって何でも許されるというワケでは無い。過去に問題になった事例がある。それが次項で取り上げる「悪魔ちゃん騒動」である。

【3】悪魔ちゃん騒動

この騒動は、約20年前の1993年に起きた。詳細は下記引用にて。「日刊サイゾー」からの文章である。

1993年、30歳のスナック経営者の夫と22歳の妻の間に長男が誕生。翌月、父親が出生届に『悪魔』と記載して提出するも法務局から差し戻され、家庭裁判所に不服申し立てしたことから大騒動となった。父親は『阿久魔』に変えて届けようとしたがこれも受理されず、結局『亜駆』で落着した。

出典 http://www.cyzo.com

家庭裁判所は、「命名権の濫用」であると判断した様子。筆者なりに分かり易く言うと「名前を付ける権利は親にあるといっても、何してもいいワケでは無い」といったところだろうか。

【4】約700年前から、この手の話題はあった。

この手の話は、何も今に始まった事では無い。筆者の知るところでは、今から約700年前、鎌倉時代に書かれた随筆「徒然草」の中にも取り上げられた話題である。作者の吉田兼好は、こういう風潮には批判的だった模様だ。

又、古典落語「寿限無(じゅげむ)」も、名前に関する話である。「子の長寿を願って付けた名前が風変わりなモノだったので、いろいろと騒動になる」という話だ。

【5】終わりに

名前は時代によって変わる。いつまでも昔の感覚で通る話ではない。従って、新しい名前が発生したところで、過度に騒ぐ事では無いと考える。常に賛否はあるだろうが、それは数百年以上続いている話で、今後も絶える事は無いと思う。

ただ、「私の名前は、なんでこんな名前なの?」と成長した子供に質問された時、理論的に説明できる様にはしておいた方が良いと思う。子供が納得してくれるかどうかは別問題ではあるが。

名前は一生モノだ。自分以外の人間に名前を付けるというのであれば、尚更だ。そう簡単に改名は出来ない。完璧な名前は無いにしろ、後悔の無いプロセスを踏んだ名前にしたいものである。

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