家系ラーメンの一般的定義

豚骨醤油ベースで太いストレート麺を特徴とするラーメンおよびそのラーメン店群

出典 http://ja.wikipedia.org

横浜家系ラーメンを一言で表すとこういうことになるらしいのですが、実際に家系と名がついているラーメンがすべてそうなのかと言えば、そんなことはないのです。

元祖は「吉村家」

出典吉村家にて自己撮影(2014/9/16)

今では横浜西口の移転先のほうがイメージが強いですが、元は横浜の磯子という工業地帯でひっそり店を構えていました。

肉体労働者の多い街ということもあり、非常に繁盛していたのを幼心に覚えております。

吉村家
横浜市西区南幸2-12-6ストークミキ1F
TEL 045-322-9988
営業時間 11:00~翌0:30
※日・祝は11:00~23:30
※年末年始以外原則無休

家系にも種類があります

吉村家からそのまま系譜を受け継いだ「直系」と呼ばれる店もあれば、吉村家の2号店とも呼ばれている本牧家で起こったお家騒動による分裂で派生していった六角家・介一家などの「歴史系」。

さらに歴史系のお店で修行し独立していった寿々喜家・金八家のような「独立系」などは原点が吉村家にあると言えます。

これとは一線を画した形で独自に発展していったのが壱六家を筆頭とする「壱系」。さらにまったくどことも関わりなく家系を名乗る「オリジナル系」。

これら5つの家系が乱立しているのが現状です。
(各家系の呼び名は「はまれぽ.com」を参照しております)

直系の「杉田家」

出典杉田家にて自己撮影(2014/12/16)

以前吉村家があった同じ磯子の地にあるのが「直系」の杉田家。筆者が一番お世話になることが多い家系です。

吉村家の写真と比較していただければわかるように、海苔やほうれん草のトッピングもしっかり受け継がれている上に、カウンターの色まで同じです。

味の方は吉村家と遜色なく、まさしく「直系」と呼ぶにふさわしいでしょう。朝の7時からカウンターが満席のことも珍しくありません。

濃厚な豚骨醤油味ですが口当たりはそんなにしつこくありません。残ったスープにお酢を入れると二度楽しめます。

杉田家
横浜市磯子区新杉田町3-5 
TEL 045-776-2155
営業時間 5:00~翌1:00
定休日 日曜日

歴史系の六角屋

出典 http://tabelog.com

麺は吉村家と同じく、吉村家の系譜を組んでいるお店にのみ麺を卸している酒井製麺を使用。写真の感じからも同じタイプの麺であることは見て取ることができます。

カップ麺でも多く流通しているのが特徴でもあります。一度は行かなければと思いつつ、まだカップ麺でしかその味を試せていないのが悔やまれます。

六角家
横浜市神奈川区西神奈川3-1-5
TEL 045-413-0356
営業時間 11:00~23:00
定休日 火曜日(年末年始を除く)

独立系の「寿々喜家」

出典 http://tabelog.com

独立系で人気を誇るという寿々喜家。ここの人気は味もさることながら、横浜市民の常連さん情報によれば「店の清潔さ」「駐車場の使いやすさ」がオススメポイントとのこと。

確かに遠方から車で来て駐車場を探すのは一苦労ですからね。常連の方から話を聞いたおかげで興味がでてきました。

寿々喜家
横浜市保土ヶ谷区上星川2-3-1-101
TEL 045-371-6180
営業時間 11:00~21:00
※土・日・祝は11:00~20:00
定休日 水曜日

壱系の「壱六家」

出典壱六家・磯子本店にて自己撮影(2015/5/10)

完全に他の家系とは異なる「壱系」。醤油とんこつにこだわることなく、塩ラーメンがあるのが大きな特徴です。

またチェーン展開もしているため、神奈川県内でなくても食べられる可能性は高いですよ。塩とんこつってこんな味わいなのかという衝撃を受けた記憶があります。

壱六家(磯子本店)
横浜市磯子区森2-2-7
TEL 045-754-2323
営業時間 火~土曜 11:00~翌2:00
※日曜 11:00~22:00
定休日 毎週月曜日   毎月第1日曜日

横浜市民の生の声!オススメ店はここだ!?

寿々喜家の項で「店内の清潔さ」など、横浜市民の生の声を掲載してみましたが、他にも沢山声が出ております。

その声の中からいくつか「オススメのお店」をご紹介しておきましょう!
※【YOKOHAMA!!「ハマっ子」の会】の皆様。ご協力ありがとうございます。

「白楽の末廣家。直系なので期待は裏切らない。」
「六角橋のとらきち家もおすすめ。自家製麺なのになかなかのもの。」
「鶴見の介一家」
「川崎の雷家」
「うえむら家」
「上永谷にある本牧家」
「丸山台のはま家」
「千家」
「家系ではないけれどトンパタ亭」
「光家よくいきます」
「子安にある壱六家本店から独立したすずき家さんがいいですね~」

出典 https://www.facebook.com

もうこれだけ名前が出てくると、どの家系に行けばいいのか迷い放題です。ちなみに筆者のオススメは杉田家と壱六家。醤油なら杉田家へ、塩なら壱六家へと使い分けています。

この二店舗は少し離れてはいますが、充分徒歩圏内で移動できる距離なのです。もし「両方『はしご』してみたいな」という強者さんにはぜひ試していただきたいですね。

結局家系ってなんだろう?

家系を歴史の流れなどで系列分けすることはできますが、家系は商標登録ができていない状況ですので、名乗ろうと思えば誰でもどこでも名乗れてしまうというのが実情です。

吉村家が「家系総本山」を名乗っているのは事実ですし、直系店舗だけを「家系」と呼ぶこともできるのでしょうが、これだけ家系を名乗る店が増えている以上、狭義での家系という表現はもはや意味がないのかなとも考えます。

家系の漠然としたイメージさえ壊さない味、かつそこにお客様が通いつめてくれれば、それはもう立派な家系なのでしょう。ですからこれが結論です。

本当の家系とは…「あなたの味覚と好み次第でどうにでも!」

これだけ好みが分かれているわけですから、もうそう言い切ってしまうしかありません。もしラーメン好きであるならば、ぜひ自分の舌に合う「家系の旅」をしてみてください!

【余話】書き物置き場

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