筆者、自営業を12年間やっております。

出典筆者のお客様撮影

今回は、出合うお客様等でも多い、「俺、会社員向いてないんだよ、お店でもやりたいんだけどなぁ~」と言っている方々に、二度と甘い気持ちで軽く言わせないための(笑)
自営業者・経営者・社長という世界の厳しさや、雇用されることとの違いについて触れていこうと思います。

起業志向の方向きの書き方にはなりますので、そうでない方も経営者寄りの文章で多少不快かもしれませんが、読みものとして読めるように書いていくつもりですので、是非お付き合いください。

どうして会社勤めを辞めて起業したいんですか?

出典筆者のお客様撮影

会社に勤めているほうが、仕事を獲得する苦労もありません。毎月の生活も安定します。福利厚生も充実しています。有給休暇もあります。本当の意味での責任を取るなんて殆どありません。

診断書を出せば会社に行かなくてもいいです。納税や保険料の支払いも会社が代行してくれます。従って殆どのケースで確定申告も必要ありません。仮に失業しても保険もある場合が多いです。

「会社って良くありませんか?どうして起業するんですか?」

「どうして安定した生活を捨ててまで起業したいんですか?」

今一度その部分を考えてください。

もしかして、自営業の方が自由で格好いい感じがしますか?

出典筆者のお客様撮影

我々起業家は、確かに法人化せぬとも世の中では社長と呼ばれることもあります。ある一定の敬意を払われる場合もあります。

マスコミもサラリーマンよりは起業家に注目するでしょう。それは格好良いですか?お洒落ですか?羨ましいですか?なんて意地悪なこと書いていますが、起業すると自分を取り巻く状況が激変します。

何の保障も無い、安定性も無い、仕事も獲らなければ無い、騙そうとする人々が寄って来る、家族の心配事を増やしてしまう、資金繰りで常に悩む、24時間仕事のことを考えざるを得ない、傷を舐め合える同僚はいない、納税や保険・年金などの手続きも全て自分でこなす、診断書を出して休むなんて?、有給?何それ?、という状況です。

仮に起業したい理由が、威張りたいからとか、社長になりたいからという気持ちがあるなら、止めた方が良いでしょう。格好良いからとか、お洒落だからと思うなら、止めた方が良いでしょう。

経営に見栄は禁物です。格好から入りたい方には厳しい仕事です。

出典筆者撮影

じゃ、どうして筆者は起業したこと言うと、「決めたいから」です。筆者は自分の責任で仕事がしたいのです。人の指示を待っている時間が馬鹿らしいと思っています。だから起業しかないと思っていました。

サラリーマンだった頃、サラリーマン同士の会話は実に不毛でした。
あるアポがあり、商談(厳密に言うと「商談ごっこ」)をしていました。筆者は某企業の営業所長です。相手は運送会社の課長です。会話の内容はこうです。

相手:「弊社の上司がこう申していまして…」

筆者:「手前どもの方針としては…」

相手:「これでは我々としても上司に報告できませんし…」

筆者:「我々も、そこは無理を承知でお願いしたいと考えておりまして…」

相手:「それでは、一度社に持ち帰りまして、検討するということで…」

筆者:「そうですね…私ももう一度上司に相談して、なるべく良い回答を…」

上記のようなやり取り。会った意味がありません。筆者はサラリーマンのそこが苦手です。そんな話しは、経営者同士ならば一発で決まります。「YES」か「NO」かです。そういう馬鹿らしい調整に翻弄されて、一日を無駄に使うことがサラリーマンには多すぎます。

起業した筆者からすると、そんなのは仕事のうちに入りませんが、サラリーマンは時間で働いています。そんな無駄な何も決まらない話しをしている時間も給与の対象になります。頑張っていればいいのです。

起業する方には分かって欲しいのですが、「頑張っています」とか、「前向きに検討します」とか、そういう言葉や時間稼ぎは経営者には出来ないということです。

出典筆者家族撮影

一つ一つを早く決めるのです。だから経営者はサラリーマンより圧倒的に沢山の仕事が早くこなせるのです。

筆者には経営者のそういう部分が魅力です。今、経営をしていて思うのは、煩わしい人の許可が必要無いこと、結果がどうあれ自分で責任をとれる。そういった部分は素晴らしいと思っています。

多少「公人」としての覚悟は必要です!

出典経営コンサルタント内海透氏撮影

もう一つ、起業すると経営者です。当たり前ですが、会社ではなく社会からお金を貰うことになります。

会社の名前を借りて商売ごっこをするのではなく、自分の名前で仕事を獲らないといけません。会社や経営者は公のものですから、起業したその時から極端かもしれませんが公人になります。

ネットやマスコミが企業の悪口を言う場合がありますが、勿論公人である起業家には世の中の評価・批判が直接自分の名前で出てしまいます。その部分の覚悟は出来ますか?

出典経営コンサルタント内海透氏撮影

メリット・デメリットが起業には勿論あります。その逆に、今回は悪い面を書いてしまいましたがサラリーマンにもメリット・デメリットがあります。一度きりの自分の人生、確かに起業・経営には挑戦意欲を掻き立てられる魅力があるのは分かりますし、筆者も日々感じていますが、そんな冒険の人生が果たして誰もがやるべきことかは疑問です。

確かに起業は一部の選ばれた人間だけが出来る特別なことではないと筆者は思っていますが、全員やれとも思っていません。皆、起業しても……勤めてくれる人がいないと……という事もあります

と、色々書いてみましたが…

出典筆者のお客様撮影

結局は自分に合う仕事を続けることが一番いいと思います。筆者は数字が小さくても全部の裁量が自分に無いと仕事をした気になりません。何か借りている感じが気持ち悪いのです。そして、名前や顔をどこにでも出しますし逃げません。

筆者のような考えが一般的だとも思いませんから、色々な方が色々な価値観で社会生活を過ごしていることと思います。今日書いたことは半端な気持ちでは起業は出来ないという目線からのものでしたが如何でしたでしょうか?最後までお読み頂き有難う御座います。

この記事を書いたユーザー

奥村裕二 このユーザーの他の記事を見る

東京都大田区大森生まれ。立正大学附属立正高等学校、尚美学園短期大学音楽ビジネス学科、放送大学教養学部生活福祉専攻卒業。STAY UP LATEオーナー。 ライター業と、セミナー講師、司会業も実質少々。江戸川区在住、一児の父。愛猫家。

得意ジャンル
  • マネー
  • 動物
  • 国内旅行
  • おでかけ
  • グルメ
  • 恋愛
  • 美容、健康
  • キャリア
  • おもしろ
  • 音楽
  • 社会問題
  • 育児
  • コラム

権利侵害申告はこちら