イギリス、ロンドン南西部のノーブリーという街のあるエリアで、ネズミが大量発生しているため、郵便職員が郵便物の配達を拒否するという事態が起こっている。

一見すると普通の住宅街

出典 http://www.theguardian.com

ノーブリーはどこにでもあるような普通の住宅街だ。しかしこのエリアの一角で、なんとネズミが大量発生しているという。ロンドンは誰もが知る大都市であるため、人も多いがゴミも多い。地下鉄の線路沿いにネズミが走っている光景をしょっちゅう見る。

通りにゴミが散乱し、ゴミ箱からゴミが溢れているのが放置されていると、当然衛生面は良くない。イギリスではエリアにもよるが、通常2週間に1度しかゴミの収集が来ない。それゆえ、ゴミ箱はいつも蓋が閉まらない状態なのである。

今回、Royal Mail(イギリスの国営郵便局)は通りが綺麗になって、ネズミがいなくなるまでこの通りに面した住宅の郵便配達を拒否する意向を示した。

一階に店があり、店のゴミとアパートの住人のゴミが山盛り状態になり、通りに生ごみが散乱したりするとネズミが増えるのは当然だ。

Royal Mail側は語る。「住民には書面で連絡しました。通りをネズミが走り回っているため、配達している職員の安全のためにも暫くは配達を中止します。

住民には近くの郵便局に直接郵便物を取りに行ってもらうか、隣のエリアに知り合いがいれば、その住所を指定してもいいということになっています。とにかく、通りが掃除されて、ネズミが出なくなったらまた配達を開始します。」

ゴミだけじゃなく車も

出典 http://hubpages.com

このエリア一帯の不動産を管理しているイアン・クラークは言う。「とにかくこの辺はネズミの被害がすごいんです。私の車も齧られました。とにかく何でも齧るのでやっかいです。」

街のクリーンコミュニティも協力

出典 http://www.dailymail.co.uk

この街のクリーンコミュニティ団体「クリーングリーンクロイドン」の代表者も、市役所と共に掃除に協力的だという。早期解決を目指して1日も早くネズミがいなくなるようにしなければ、郵便物がドアに配達されないという不便さもなくなるだろう。

ゴミを齧り、荒らすのはネズミやカラスの仕業であっても、そのゴミを増やすのは他の誰でもない人間なのだ。

2週間に1度という回収回数も問題があるとは思うが、イギリスのごみ箱は日本のよりも遥かに大きい。なのに蓋が閉まらないままで放っておく住民もいる。それは意識が足りないからだと思う。

これからの時期、いくら日本より涼しい夏を迎えるイギリスであっても、ゴミは放っておくと腐るしハエも発生する。一人一人がゴミ出しに気をつければ、こういう問題はさっさと解決するはずだ。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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