6月1日から自転車の取り締まりが厳しくなり、罰則が強化されたことをきっかけに自転車の乗り方や交通ルールへの関心が高まっています。

しかし、罰則が強化されてからこんな事故が起きてしまいました…。

イヤホンを付けて自転車を運転した結果…

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千葉市で10日、横断歩道を渡っていた77歳の女性が、19歳の少年が乗った自転車にはねられ死亡しました。

少年はイヤホンを耳につけて運転していて、赤信号無視をしていた可能性もあるということです。

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イヤホンを両耳にしたままの運転は、危険行為と言われていたのに…恐れていたことが起きてしまったのです。

また、事件当時に加害者の少年は「下を見て自転車を運転していた」と供述していたことから、注意力も散漫になっていたことが分かります。

この事件では、イヤホンをしていたことから明らかな過失がありましたが、ルールを遵守していても加害者になる可能性がありますし、反対に被害者になる可能性もあるのです。

とくに加害者になってしまった場合、損害賠償を請求されることが考えられます。実際に起きた事件を例として紹介しましょう。

少年が自転車で女性と衝突→9500万円の損害賠償

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自転車に乗っていた小学5年生の少年(当時)が、女性の歩行者と衝突事故を起こし、転倒した女性は意識が戻らなくなった。

女性側からの損害賠償請求に対し、裁判所は少年の母親に約9500万円の賠償責任を認めたのだ。

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子どもが起こした事故とは言え損害賠償は請求されます。請求金額にも驚かれた方が多いのではないでしょうか。

このケースの場合、保険会社から6000万円が母親に支払われたのですが、もし保険に加入していなかったらと考えると、ゾッとしますよね。

加入しておきたい「自転車保険」

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自動車は、自賠責保険の加入が必須ですし、多くの方は万が一に備えて任意保険にも加入していると思います。

しかし、自転車は「免許がいらない乗り物」と認識していることから、保険に加入していない方がほとんどなのではないでしょうか。

いざ事故に遭って損害賠償を請求されたら…と考えると、自転車保険への加入はこれから必要な時代になっているのかもしれません。

兵庫県では自転車保険の加入を義務化へ

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兵庫県はあす4月1日、自転車を購入した人に保険への加入を義務付ける条例案を施行する。

保険加入への周知期間を設けるため、実際に義務化されるのは10月1日からとなるが、全国の自治体として初の試みとあって、注目を集めている。

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兵庫県では、自転車保険への加入が義務化されるのです。

この条例では損害賠償保険だけではなく、運転者が怪我をした場合、死亡した場合、他人に怪我をさせた場合、死亡させた場合の補償が含まれた保険への加入も義務付けられています。

では、どんな保険に加入したら良いのでしょうか?重視すべきポイントについて見ていきましょう。

自動車保険や火災保険の特約を利用する

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自転車を運転中に他人を死傷させたケースのみならず、被害者の自転車などのモノを壊した場合、さらに裁判になった場合には、争訟費用等も別枠でカバーされます。

火災保険や傷害保険、自動車保険などに特約でセットすることが多いので、心あたりがあれば確認してみましょう。

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現在火災保険や自動車保険に加入している場合は、特約を付けることで損害賠償請求に備えることができます。

大人だけではなく、子どもも自転車で事故を起こせば請求は免れませんので、加入しておくことをお勧めします。

自転車保険に加入する

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自動車を持っていない場合などは、自転車保険に加入することをお勧めします。

自転車事故での高額な損害賠償請求が続いていることから、自転車に特化した保険が増えているのです。

月額数百円から加入できるものもあるので、検討してみてはいかがでしょうか。

学生の場合は総合保障制度に含まれていることも

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通っている学校によっては、学校指定の総合保険に加入が義務付けられていることもあります。この場合、自転車事故が保障の対象に含まれていることがありますので、一度確認してみて下さい。

「家族全員」が保障対象になっているか確認する

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保険によっては「契約者のみ」のこともあります。「家族全員」が保障の対象でなければ、契約者以外の家族が事故を起こした時に保障を受けられませんので、注意して下さい。

「示談交渉サービス」が付いたものを選ぶ

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事故を起こした際に、自分の代わりに相手と交渉してもらえるサービスです。これが付いていないと、自分で過失割合その他について交渉をしなければなりません…。

また、保険によっては弁護士費用まで保障できるものもあります。

おわりに

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日常の足として使うことも多い自転車だからこそ、事故への備えは万全にしておきたいもの。

安全運転をするのはもちろんのこと、保険についても各家庭で見直してみてはいかがでしょうか。

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