世界中で愛されているレゴブロック。今では子どものみならず大人たちもレゴに魅了されている人は少なくありません。

カラフルなブロックでいろいろなものを造形する楽しさを味わえるレゴブロックですが、土台の芝生のような部分に使われていることはあっても、緑色のブロック自体が圧倒的に少ないってご存知でしたか?

もともとは「緑色」のブロックはなかった

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レゴブロックにおける一般的な基本色は、赤、黄、青、黒、白、灰色である。

1990年代から徐々に他の色も多用されるようになり、現在では濃灰色や緑色、砂色、茶色なども多く見ることができ、透明のブロックもある。

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もともとは「緑色」のブロックは製造すらされていなかったんですね。

90年代頃から緑も作られるようになったようですが、その製造数は少ないそうです。そこにはとっても深イイ理由がありました。

緑色のブロックが少ない理由

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大量のブロックを整理する基本は、色で分類することだ。しかし、セットに必ず入っているが、圧倒的に数が少ない色があるのをご存知だろうか。緑だ。レゴ哲学のひとつに「戦争を子どものおもちゃにしない」というのがあり、緑が多くなると子どもが戦車や戦闘機を作ってしまうという理由から、緑の数を少なくしているのだという。

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緑のブロックが多くなると、戦車や戦闘機を作る子どもが多くなってしまうことを懸念して、数を作らなかったそうです。

「戦争を子どものおもちゃにしない」

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レゴ社のあるデンマーク王国は、第二次世界大戦中にドイツ軍の占領を受けるなどして少なからず、戦火に巻き込まれるような時代がありました。

ただし、デンマークはモデル被占領国として武力行使は受けていません。

しかし、戦争の時代に子どもたちが憧れる存在というのは、多くが兵隊さんなんですね。もちろん教育などの影響も関係するとは思いますが、銃を持ったり、戦車に乗ったり、戦闘機を操縦する兵隊さん達に憧れを抱く子どもは多いのです。

オーレは、レゴが子どもたちにとって、戦争への興味や憧れにつながる玩具にしたくないという強い思いがあったのではないかと考えられます。

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「緑=自然」というイメージもあるのでは?とも思いましたが、レゴの創始者であるオーレ・キアク・クリスチャンセンの「戦争を子どものおもちゃにしない」という思想自体はとても好感が持てました。

でも、あれ?ちょっと待って…。

『スター・ウォーズ』を題材にしたレゴブロック、めちゃくちゃ売れてませんでしたっけ…?「ウォーズ」言うてますけども…。

「スター・ウォーズはリアルな戦争ではなくファンタジーだ」

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1999年の発売以来レゴ最大のベストセラーとなっている「スター・ウォーズ・シリーズ」も、題材が“宇宙戦争”だっただけに、導入には紆余曲折があったらしい。結局「スター・ウォーズはリアルな戦争ではなくファンタジーだ」というトップの英断により受け入れたのだという。

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『お城シリーズ』の兵士や『南海の勇者シリーズ』の海賊、『インディー・ジョーンズ』に至っては世界大戦中の話ですし、矛盾してない?と若干思いましたが、「直接的に戦争や兵器をテーマにしたセットは販売しない」というのが、レゴの考えだそうです。全てはファンタジーならOKということですね。

最近では数も増えてきている

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「緑のブロックが少ない」と言われてもいまいちピンとこなかった方もいるでしょう。

緑色のブロックも最近では他のブロックと同じように作られているということですね。

もちろん、世界中のビルダーから緑のブロックを作って欲しいという旨の要請も多く、それに応えたとも言われています。

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三井淳平さんのようにレゴブロックで様々なものを表現しているビルダーもいますし、緑のブロックは今や欠かせないアイテムになりつつあります。

いかがでしたか?

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時代が変われば利用者も様々です。必然的に消費者のニーズにも応えていかなければならないでしょう。

緑のブロックが増えたとしても、子どもたちの想像力がそのぶん広がるという利点もあると思います。トイ・ストーリーのレックスを作るような子がいるかもしれないし、緑豊かな森を作ることを大人が教えてあげるというのもまた一つのカタチではないでしょうか。

いずれにしても、「戦争を子どものおもちゃにしない」という創始者の思想は守りつつも、これからもワクワクするような商品を作り続けていただきたいものです。

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