ネルソン・マンデラ

人種差別は魂の病だ。どんな伝染病よりも多くの人を殺す。悲劇はその治療法が手の届くところにあるのに、まだつかみとれないことだ。

出典 http://meigen-ijin.com

ネルソン・マンデラが「人種差別反対世界会議」にて発した言葉です。マンデラは南アフリカにおける黒人解放運動の指導者的存在であり、1964年に国家反逆罪の罪で終身刑の判決を受け、27年間の長きにわたり刑務所生活を強いられました。

しかしそのような境遇にあっても白人を恨むことはなく、釈放された際も当時の大統領デクラークとにこやかに握手を交わしました。そして1994年に同国初の黒人の大統領となりますが、大統領に就任した後も決して白人に対しての復讐を煽るようなことはなく、異人種間の融和に尽力したことで知られています。

「自分がどれほどその習慣に誇りを持っていようと、自分自身の習慣に照らして他者を断罪する権利は一切ないと思うようになった」

出典 http://www.cnn.co.jp

こちらもマンデラの言葉です。他者との共存共生を考えるうえで、非常に重要な示唆を与えてくれる言葉ではないでしょうか。

ジュリウス・ニエレレ

「我々が命をかけて闘ってきたのは、膚の色による差別である」

出典 http://meigennooukoku.net

「我々は白人やインド人の搾取に苦しめられてきたのに、なぜ新生タンザニア政府は白人やインド人にまで投票権を与えるのか」という疑問の声に対し、当時タンザニアの大統領であったジュリウス・ニエレレが答えたとされる言葉です。

ニエレレは教育者から政治運動家へと転身し、タンザニア国家の独立を掲げ政治運動を展開、1961年にタンザニアが独立を果たすと初代大統領に就任した人物です。現在でも「アフリカの父」と称されるなど、大政治家として多くの人の尊敬を集めています。

マーティン・ルーサー・キング・ジュニア

愛だけが、敵を友人に変えられる唯一の力だ。

出典 http://iyashitour.com

マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの言葉です。アフリカ系アメリカ人公民権運動の指導者であり、"キング牧師"の名でも知られている人物です。

暴力やテロではなく、あくまでも平和的手段によって人種差別に立ち向かい、人種間の融和を訴え続けたキング牧師の信念を表している言葉と言えるでしょう。

「目には目を」という古い法を守っていたら、世の中の人々はみんな目が見えなくなってしまう。

出典 http://iyashitour.com

こちらもキング牧師の言葉です。相手に対して「許し」を与えることが、我々人間が新たな一歩を踏み出すために最も重要なことなのかもしれませんね。

マルコム・X

白人に知らせよう、もしここが自由の国ならば、自由の国のようにせよと。自由の国でないなら、変えようではないかと。

出典 http://meigen-ijin.com

マルコム・Xはキング牧師のような非暴力的手段で差別に立ち向かった指導者らとは対照的に、暴力的手段を否定せず、むしろ白人種との融和を拒み、黒人の分離独立をも構想した人物です。

長きにわたる黒人差別の歴史とその醜悪さをよく知っていたからこそ、(彼にとっては)夢想的な非暴力運動には共鳴せず、あくまで戦いによってその権利を獲得しようとしたのでした。この言葉はそんなマルコムの思想を端的に表しているのではないでしょうか。

「白人が我々に対して『何故白人を憎むのか』というのは、強姦した者が相手に対して『オレが憎いか』と発言するのと同じだ」

出典 http://ja.wikipedia.org

こちらもマルコムXの言葉です。差別に苦しむ側の感情をこれほど端的に表現した言葉は他に無いのではないでしょうか。

マハトマ・ガンディー

非暴力は人間に与えられた最大の武器であり、人間が発明した最強の武器よりも強い力を持つ。

出典 http://iyashitour.com

「インド独立の父」として知られるマハトマ・ガンディーの言葉です。ガンディーは大英帝国のインド支配に対し、「非暴力・不服従」の精神で抵抗を続けた人物です。ガンディーは、英国支配に対する不満を暴力によって訴えるのではなく、断食と祈りという形で訴え続けました。

ガンディーの非暴力の精神を端的に表現している言葉の一つであると思われます。

善きことは、カタツムリの速度で動く。

出典 http://www.geocities.jp

こちらもガンディーの言葉です。1930年3月、ガンディーは英国の塩税に抗議するため、アフマダーバードから海岸までの数百キロに及ぶ道のりを行進する「塩の行進」と呼ばれる抗議運動を行いました。

その行進の前に、集まった群衆に向けて語ったとされている言葉です。非常にゆっくりとした歩みに見えても、日々の小さな積み重ねがやがては途方もない成果へと繋がるということを我々に教えてくれる言葉でしょう。

ローザ・パークス

私が学んだことは、変化を起こすには、恐れずに、最初の一歩を踏み出すということです。そうでなければ、変化を起こすことは、できません。思うに、ただ一つの失敗というのは、挑戦してみようとしないことです。

出典 http://www.e-searcher.jp

公民権運動の象徴的人物の一人であるローザ・パークスの言葉です。1950年代、アメリカ南部諸州ではあらゆる公共施設において人種分離が実施されていました。そんな1955年のある日、市営バスに乗ったローザ・パークスは白人優優先席に座りました。

その時、バスの運転手が白人に席を譲るように指示しましたが、彼女は毅然としてそれを拒みました。彼女は人種分離法違反の容疑で逮捕投獄されてしまうのですが、これがきっかけとなり、アフリカ系アメリカ人公民権運動が全米へと燃え広がったのです。

まさしく「最初の一歩」を踏み出した彼女の言葉は、とても重みのあるものではないでしょうか。

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