記事提供:Doctors Me

Doctors Me編集部です。「妊娠」ってどれくらいの確率で成立するのか、知っていますか?あなたが生まれてきたことも、本当に奇跡のような確率なのです。医師に詳しく聞いてみました。

妊娠までに必要な基本ステップ6

妊娠するまでには、以下のステップを踏む必要があります。

[1]卵巣に卵子ができる
 ↓
[2]卵巣から卵子が出る(排卵)
 ↓
[3]卵子が卵管にとらえられる
 ↓
[4]卵管で卵子と精子が出会う(受精)
 ↓
[5]受精卵が卵管を通り子宮に入る
 ↓
[6]子宮にくっつく(着床)

ここまでは、学校でも習うためみなさんご存知だと思います。

女性は胎児のときから卵子をもっている!

では、卵子が生まれる前から作られ始めている、ということはご存知ですか?
胎児のときに、500万個くらいの卵祖細胞が作られます。そこから卵母細胞が作られて、原始卵胞として卵巣内に保存されます。このときには、100万個にまで減ります。
出生から思春期になるまでに、卵母細胞は変性を続けて数が減少し、毎月排卵するころには数万個になっているといいます。
女性は一生の中で約300~400個の卵子を排卵することになります。

一方、精子は約3ヶ月で作られ、 精巣の中では1日に5000万~数億個作られています。

卵子と精子の作られる時間も個数もかなりの違いですね。

卵管に到達できる精子は全体の1%!?

ようやく排卵された卵子が精子とが出合う、受精。そして、あなた自身が生まれるのは奇跡のような確率といえます。

受精は卵子一個と精子一匹の間で成立します。
精子は、性交により女性の膣内に射精され、その後、自ら動いて卵子と精子が出合うための場所である、卵管に向かいます。
1回の射精された精液に含まれる精子は、個人差や体調によって異なりますが、約1億~4億個程度で、精子の命は射精後3~5日となっています。
また、卵管に到達するまでに精子の99%は死滅し、最終的に到達できるのは200個以下になるといわれています。

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奇跡の確率で生まれてきたことを忘れずに

その後、受精卵は卵管から子宮へと1週間~10日間かけて移動します。受精卵が子宮内にたどり着き、子宮内膜に根を下ろし、母体と結びつくことを着床といいます。子宮に受精卵が着床する確率を着床率といいますが、一般的に20~30%程度といわれています。

医師から最後に一言

このように、妊娠して子供が生まれるというのは、奇跡のような確率だということがわかります。
子供が生まれると大変なことが続きますが、少しなにか違えば出会えていなかった、特別な存在だということを忘れないでくださいね。

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