もうニュース等でご覧になった方も多くいらっしゃると思いますが、山口県下関市にある障害者福祉施設虐待行為が日常的に行われていた問題が、内部告発により明るみになりました。

出典 YouTube

うまく作業ができない施設利用者の頭を激しく叩く、ダンボールをぶつける、胸ぐらをつかむ、「ぶち殺すぞ」などの暴言を吐く…想像を絶する光景に言葉を失いました。

視聴者の声

一人の勇気ある職員さんのおかげで事件が明るみになりましたが、これは数千とある施設の中の氷山の一角のような話なのでしょう。

うまく言葉で伝えられないからただ我慢してしまう障害者の方もいるでしょうし、圧力に逆らえず、暴力を振るう職員に対して注意できない他の職員の方もいるのではないかと思います。

その一方で、また別の問題も…

障害者が施設職員に怪我を負わせるという事例もある

出典 http://www.gettyimages.co.jp

障害者が施設職員に怪我を負わせた事例。

今回、障害者のパンチが施設職員の顔面にヒットし、鼻の骨を折るという事故が発生しました。このため、この施設から、「もうこれ以上、この方の面倒は見れません。申し訳ないが、契約解除としたい」との申し出がありました。現在、この障害者のご家族は、日中はこの施設にお願いして、夜間はご自宅で一緒に生活していますが、この施設が引き受けを拒否することで、仕事も辞めなければならず、経済的にも精神的・肉体的にも、大きな問題が降りかかってくることになります。(このサービスを提供している事業者は、近辺ではここ以外にはないものであります。)

この施設としては、「これまでも何度も、このようなことがあり、今回は骨折という大きな事故になってしまった。施設としても最大限の配慮をしてきたのであるから、理解をお願いしたい」との弁。

出典 http://www.wel.ne.jp

施設職員が殴られ、鼻の骨を折るという事故。

重度知的障害者日中作業所で働き出してひと月経った。ひと月で三人の職員(ベテランも含め)が利用者にかみつかれた。利用者は22名だが、半数以上の利用者が他害がひどくぶったり、掴みかかったり、噛み付いたり!

今まで軽い知的障害者の就労支援、重度身体障害者や重度知的障害者の生活寮、移動支援などの仕事も経験してきたがこんなにも凶暴で危険な利用者ばかりの施設は始めてで戸惑っています。

出典 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

掴みかかられたり、噛み付かれる。上司からも「利用者に他害で怪我をさせるわけにいかないから注意してください。職員は噛まれてください」と言われたそうです。

福祉施設で働く職員の方々の声

障害の重度によっては、本意じゃなくても、暴力的な行動に出てしまう方もいるでしょう。障害者の方の人権を守る一方で、働く職員の方たちの人権が蔑ろにされてしまうと、今度は働く人がいなくなってしまうという、負の無限ループが…。

例えどんな理由があろうと、障害のある方に対してこのような脅しとも取れる発言や、暴力を振るうなどの行為は決して許されるものではありません。そこは全くもって混同できませんが、本人は望んでいなくても、攻撃的な態度に出てしまう障害者の方への対応に悩みながらも、頑張っていらっしゃる職員さんがいることも忘れてはいけません。

「障害特性に配慮して寄り添った支援を」と言葉で言うのは簡単ですが、実情は私たちの想像を超えてもっと入り組んでいるのかもしれません。

ただ、この事件を告発された職員さんのように、優しい心と勇気を持った方たちには、本当に心の底から尊敬し、頭が下がる思いです。この事件を教訓に、少しでも環境が整うことを願います。

この記事を書いたユーザー

のぶろんそん このユーザーの他の記事を見る

寝ても覚めても猫・猫・猫♥異常なまでの(?)猫愛を生かした猫記事を中心に書いています。根っからの猫好きさんはもちろん、猫に興味がない人までも猫好きにできれば本望です。猫もネコもだいすきです^^^^^

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス