幼いころからの夢をかなえたからこそ出会えた奇跡

子どもの頃から学校の先生になるのが夢だった鈴木あづみさん。

今までの努力が実り、大学卒業後間もなく小学校の先生になることができました。

そんな大きな夢をかなえてもまだなお持ち続けていたもう一つの夢があったそうです。

小学生1年生の時、初めて「夢」というものを持ちました。

それからずっと自分の夢は学校の先生になることだと思って過ごしていましたが、高校生になってから福祉へ興味が湧きました。

その頃から「障害」に関わる仕事に就きたいと思いたち、一度は福祉の道を考えました。かしある方から「福祉はいつでもできる」と言われてから、幼いころからの夢だった学校の先生になる道を選択しました。

出典 https://readyfor.jp

そのうち特別支援学級の担任の先生になった鈴木さんですが、勤めているうちに療育の世界に出逢いました。この出逢いが彼女の運命を動かしていくのです。

「いつか自分だけができることをやってみたい」そう思ったらどんどん頭が動いていた

「学校にいるとどうしても療育から遠のいてしまう気がして、自然に療育の仕事に就きたいと感じるようになりました。でも、退職には勇気が必要だったので何年もかかってしまいましたね」

そう語る鈴木さんですが、実は2児の母です。下のお子さんの産休・育休を機にようやく退職をして心を決めたようです。

「お休みをいただいている間に、あるママ友さんと多く話す機会ができてようやく『自分の好きを仕事にしたい』と思えました。それで『いつか自分だけができることをやってみたい』と思うようになったらどんどん頭が動いていました」

このように鈴木さんは新たな道を開くことになりました。

ようやく転職!ところがまだまだ叶わなかった願い

療育機関で仕事をして気づいたことがありました。

それは小学生になると個別療育を受けることができる機関が非常に限られてしまうということでした。

特別支援学級の担任だったころを思い出してみると、保護者の方が「学校でも療育のようなことをしてください」とベテランの先生にお願いしていた方も多くいらっしゃいましたし、私が担任をさせていただいたお子さんの保護者の方の中には「療育に行きたいんですが個別はなくて…」と嘆いていらっしゃいました。

実際、私が就職した療育機関も未就学のお子さんが対象でした。

このままでは、お子さんが小学生になってから診断を受けたり、発達障害ではないかと保護者の方が気づいたりした場合、個別療育が受けられない事態ができてしまいます。

学校は「教育」なので「療育」はできないとお考えの先生もいらっしゃいますし、そもそも学習指導要領に基づいて教育を展開するのが学校です。

この危機迫った状況を少しずつ、いや、自分の住んでいる地域のお子さんだけでもサポートできないだろうかと考えるようになりました。

出典 https://readyfor.jp

このように考えるようになり、鈴木さんはまた大きな決断をします。それが「個別療育塾ありあんち」を起業することでした。

少ない資金で起業。だからそこ利用したのが「クラウドファンディング」

「私が起業した個別療育塾が世間のニーズに本当に応えられているかを図るため、そして
知的障害や発達障害のことを日本に発信するにも良い機会だと思い、クラウドファンディングを活用しました。」

「確かに資金も苦しいのですがそれよりも、知的障害や発達障害のあるお子さんへの適切な支援が彼らの可能性をより高めることができるということを伝えたいのです。そのためには優れた教材も必要だということも伝えたかったのです」


鈴木さんのこの思い、どうかたくさんの人に届きますようにお祈り申し上げます。

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幼児から小学生までのお子様の個別指導の療育の教室を開いています。
私自身、2人の子どものママです。育児はもちろん、教育や福祉にも興味があります。
Yahoo!知恵袋で専門家として回答しています。

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