6月4日オープン

6月4日表参道にオープンしたカフェ「hanami」。このカフェは世界18カ国の朝食が味わえるカフェになります。
近年注目される朝食、朝食を摂ることの大切さからどんな朝食を摂ればいいのかといった話やパンケーキなどの朝食に摂る食事にも注目が集まってきてます。

この「hanami」では18カ国の朝食を一つのプレートで提供して各国の朝食を味わうことでその国の食文化に触れられるというわけです。

どんな国の朝食なのか見てみましょう。

マンハッタン

アメリカはニューヨークの朝食です。ベーグルにクリームチーズとサーモン、スクランブルエッグにカリカリに焼いたベーコンも付けるのがニューヨークスタイルです。

ニューヨークといえばウォール街にブロードウェイといったアメリカのビジネスとポップカルチャーの中心地の一つですが、様々な国の料理が食べられるメルティングポットでもあります。
ニューヨーク観光に行くとどこの朝食がおすすめなのか?というガイドブックやホームページもあります。

しかしマンハッタンではやはりベーグルが一番歴史があるようです。どうしてなのでしょう?

もともとは移民によってニューヨークにもたらされ、ユダヤ人コミュニティの間で親しまれてきました。

出典 http://newyork.navi.com

元々イギリスからアメリカにやってきたユダヤ系の移民が慣れ親しんだ食事だそうです。ユダヤ系の移民は金融の仕事を長くやってきたのでウォール街があるニューヨークマンハッタンではベーグルが朝食の定番なのかもしれません。
もしかしたウォール街で「バイマイアベノミクス」と演説した首相も朝食はベーグルなのかもしれないです。

アルゼンチン

出典 http://prw.kyodonews.jp

次は南米のアルゼンチンになります。アルゼンチンはなんとステーキサンドです!ステーキの隣にあるのはピリ辛チミチュリソースで南米ではポピュラーなソースだそうです。付け合せにあるワッフルポテトもステーキサンドとの相性も抜群です。

ではなぜアルゼンチンの朝食でステーキなのでしょう?それはアルゼンチンの食文化にあります。

アルゼンチン料理にか欠かせないのが牛肉です。アルゼンチンでは、牛は放牧されていて、自然の牧草を食べて育っているので、無駄な脂肪がなく、肉本来の味わいのあるおいしい牛肉をとても安く食べることができます。普通、家で食べる牛肉は100g40円くらいです。おいしい肉を買おうと思ったら、100g80円くらいです。

出典 http://www.ejapo.mrecic.gov.ar

アルゼンチンでは牛が放牧で育てられてるので牛肉が安くてたくさん食べられてるからだそうです。

一般的な夕食は、肉料理が中心で、あまり魚は食べません

出典 http://www.ejapo.mrecic.gov.ar

最近ではタイやベトナム、そして日本食の影響もあって魚も食べるようになってきてるそうですが肉食が中心なのは変わりません。
そしてアルゼンチンの食文化にはこうした特徴もあるそうです。

アルゼンチンは、他のラテンアメリカ諸国に比べて先住民の比率がとても低く、また、メスティーソと呼ばれる先住民とヨーロッパ系の人々との混血が少ないのもアルゼンチンの特色です。アルゼンチン人にとって、イタリア料理は食生活の一部となっているので、特にイタリア料理と意識することはありません。ですから、「イタリア料理を食べに行こう」 という言い方はしません。しかし、スペイン料理については、アルゼンチン料理とは区別しており、 「スペイン料理を食べに行こう」と言います。

出典 http://www.ejapo.mrecic.gov.ar

南米も移民が多いですがアルゼンチンならでは特徴といえるでしょう。

ポルトガル

出典 http://prw.kyodonews.jp

次はポルトガルです。ポルトガルの朝食はイングリッシュマフィンにトロトロの卵が絡んだ二種類のタコが乗っかっています。

ポルトガルは日本に負けず劣らずの海洋国家です。嘗てはスペインとともに世界の海を支配してきた歴史があります。それが食文化にも現れてます。

魚はグリルで焼いたり、煮たり揚げたり、焙ったりして供される。焼き魚や煮魚は常にオリーブ油で味つけされる。ポルトガルの魚料理の筆頭は、魚の中で最も消費量の多いタラの身を塩漬けして乾燥したバカリャウである。バカリャウの調理法は1年の365日分あると言われている。ポルトガルの北大西洋での伝統漁業は冷凍技術の発明以前に発達したため、タラは今でもたいてい塩漬けにして乾燥させてから使われる。ポルトガルは15世紀から世界の海をまたにかけてタラを漁獲し取引する、ほとんど斜事詩的な漁業活動を行ってきた。また、イワシ、タコ、イカ、カニ、エビ、ロブスター、イセエビ類、メルルーサ、アジ、ヤツメウナギ、ハタ、タチウオ類、フジツボ、カメノテ類、さまざまな貝類(二枚貝、ムール貝、カキ、タマキビカイ、ホタテガイなど)も人気がある。カルデイラーダ(英語版)は、さまざまな魚と貝類、ジャガイモ、トマトとタマネギからなる煮込み料理である

出典 http://ja.wikipedia.org

煮込み料理もポルトガルはその国ならではの料理があります。タコはポルトガルでも人気のある食材だそうです。
そしてポルトガルはパンも種類が豊富です。

もう一つ、日本とポルトガルをつなぐ話を紹介します。

ポルトガル語でパンはPao、そう日本語のパンの語源はポルトガル語です。

戦国時代にポルトガルから伝わり、黄門様もポルトガルから伝えられたパンを食べていたとか?!

出典 http://www.h3.dion.ne.jp

日本語の「パン」は元々はポルトガル語だったそうです。そしてポルトガルでは朝食、昼食、夕食もパンが出てくるそうです。

イングランド

出典 http://hanami.tokyo.jp

イギリスはお馴染みの「フィッシュ&チップス」です。なぜメシマズで有名なイギリスですがどうして「フィッシュ&チップス」がイギリスの食文化の象徴になったのでしょう?

今やイギリス料理として世界中に知られているフィッシュアンドチップスですが、なんとその起源はイギリスじゃありません。
17世紀のフランスもしくはベルギーだと言われています。 これは人によって多少ずれるということなので、どちらが正しいのかははっきりしないよ うです。

出典 http://mway.hatenablog.com

イギリスで生まれたわけではないようです。しかし、どうしてイギリスで広まっていったのでしょう?

イギリス国民のソウルフードであり、イギリスの伝統的ファストフードの「フィッシュ&チップス」。 その第一号店が誕生したのは、1860年のロンドンの下町イーストエンドにあった「ジョセフ・マリン」のお店と言われています。19世紀中ごろのイギリスでは、既に魚のフライとポテト・チップスが店舗で販売されていましたが、「ジョセフ・マリン」は、その2つをドッキングさせ、「フィッシュ&チップス」として売り出しました。 折しも産業革命期の労働者は安価で、すぐに食べられ、さらに腹持ちの良い食事を求めており、イギリスの工業化の進行とともに「フィッシュ&チップス」は、広く浸透していきました。

出典 http://www.malins.jp

産業革命が進んでいったと同時に労働者が安くで腹持ちのいい食事としてフィッシュアンドチップスがイギリスの食文化として定着していったのです。

20世紀の初頭、ロンドンには約1200軒のフィッシュ&チップスのお店が存在していたと言われています。フィッシュ&チップスは庶民にとっての最初の外食産業であり、やがて、「庶民の憩いの場」として広く親しまれていきました。1913年には英国国際フィッシュ・アンド・チップス協会 (The British National Federation of Fish Friers) が設立され、フィッシュ&チップスのレシピや調理法が確立されました。第二次世界大戦下でも数少ない配給食糧として市民に提供され、戦後もイギリス国民のソウルフードとして根強い人気を得ています。

出典 http://www.malins.jp

最近ではフィッシュアンドチップスのお店もイギリス国内では減ってきているそうです。イギリスではフィッシュアンドチップスを守るためにコンクールなど開催してフィッシュアンドチップスの文化を守る取り組みを続けているそうです。

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政治・経済、思想・哲学、文学を学びつつ地元を中心にラーメンを食べ歩くフリーの物書きおじさんです。
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