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みなさんは「母の直感」を信じるだろうか。私の母は、この直感に非常に冴えている人であるが、私も子供を持つ一人の母として、常に自分の直感を信じている。特に子供が病気になった時など、直感で行動することが多い。

今回は、そんな「母の直感」を信じた一人の妊婦のストーリーを紹介しよう。

あんなに元気に動いていたのに

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イギリスのウェールズに住むベス・クレミゾンは、妊娠35週目になりお腹にいる自分の我が子が微動だにしていないことに気付く。「ついこの間まで元気に私のお腹を蹴っていたのに、ある日から全然蹴らなくなったことに気付いたの。」

ベスは家族や友人に相談した。「でも皆、それが普通なんだよって言ったわ。赤ちゃんが大きくなってきてるから蹴ったりするスペースがなくなってるのよ、って。」

しかし、彼女の不安は募った。そして彼女の直感で、我が子に何か良からぬことが起こっていると確信したのだ。そしてベスは地元の病院へ検査の依頼に行く。

「2回検査受けたけど、どこも異常なし、って言われたの。モニターで赤ちゃんの脈拍を測ったりして色々見てはくれていたけど、大丈夫ですよ、って。」医療スタッフは心配するベスに一旦家に帰り、自然分娩を待つよう指示した。

それでも納得できなかったベスは翌日、超音波検査を強く要望する。イギリスではよほどのことがない限り、超音波検査はたったの2回だ。異常なし、と判断されてはいたがベスの中で「絶対に何かかおかしい」という思いが消えなかったのだ。

そして超音波検査で、なんと胎児が羊膜の中で守られていないことがわかったのだ。

胎児は危険な状態に

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ほとんどの胎児は約4cmほどの厚さの羊膜に守られている。

羊膜の胎子側の空洞は羊膜腔と呼ばれ、羊水によって満たされている。羊水は胎子と羊膜との付着を防ぎ、胎子の運動を可能にしている。

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しかし、ベスの赤ちゃんの場合はわずか1cmの膜しかなかった。更に羊水が外に流れ出していたのだ。このままでは酸素不足により胎児の命が危ない。しかも感染症を起こして胎児の脳にダメージを与える恐れがある。


ベスは急きょ分娩室へ運ばれ、胎児の肺を活性化させるためのステロイド剤を注入された。そして帝王切開にて無事、出産したのである。

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出産後は検査のために2日間入院し、その後母子ともに健康で無事に退院した。

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今現在、セオと名付けられた赤ちゃんは8カ月になって元気にすくすく育っている。ベスは胎動の変化に気付くようにママ達を励まし、応援するチャリティ団体「Count the Kicks」をサポートしている。

「胎動の変化に気付かずにそのまま過ごしてしまうことは、大切な赤ちゃんの命を危険にさらすことになるわ。そんなリスクを減らすために、もっと多くのママ達に、自分の子供の胎動の変化に気をつけてくれるようにチャリティで訴えているの。直感でおかしい、と思ったら、自分を信じて行動して。」

ベスは、今年の9月に、チャリティの活動資金を集めるためのスカイダイビングに挑戦する計画を立てている。

我が子の命を守るのは母親であるあなた

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今回、ベスの直感が見事に我が子の命を救った。どこも異常はないと言った医師達を信じずに超音波検査をするまで病院から帰らない、と断固主張したベスは正しかった。母親の直感のおかげでセオ君は無事、生まれることができた。

伝えるメッセージはただ一つ。「自分の子供の命を守るのは、母親であるあなたしかいない。」この記事を読んであなたはどう感じただろうか。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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