【1】「世界一」の代名詞と言えば?

「世界一」と言えば、いろいろなモノがある。「世界一高い山は、エベレスト(8850m)」の様に、自然に関する記録は多い。一方、「100m走の記録・9秒58(ジャマイカのウサイン・ボルト選手)」の様に、人の行為に関する記録もある。その他にも、数え切れない種類の記録がある。

では、「世界一の記録を、世界で一番多く収集・掲載している本は?」と言えば、
恐らく「ギネス・ワールド・レコーズ」、いわゆる「ギネスブック」だろう。もう「ギネス」という言葉だけで、世界一の代名詞だ。

ギネスブックと記録保持者の記念写真

出典 http://www.gettyimages.co.jp

上記画像の手前にある水色の本が、ギネスワールドレコーズ(いわゆるギネスブック)。
ちなみに、後ろの大きな男性は、世界一身長の高い「スルタン・コーセン」氏。2m51cm。
左下のお人形さんみたいな人は、世界一身長の小さい「チャンドラ・ダンギ」氏。54.6cm。


この時の様子は、下記リンクで解説されている。

【2】ギネスブックを出しているところはどこ?

ギネスブックを製作しているのは「ギネス ワールドレコーズ」というイギリスの団体。
日本には、東京に支部がある。この団体、ただ本を出版するのではなく、挑戦の受付や審査、記録の調査や認定も行っている。

【3】どうやったらギネス記録に挑戦できるのか?

詳細や具体的方法などについては、ギネスワールドレコーズのページ内「挑戦方法&申請」という項目で説明されている。そちらを参照して欲しい。

http://www.guinnessworldrecords.jp/set-a-record


ここでは、筆者なりにではあるが、上記リンク先の内容を読み、ザックリとまとめてみよう。

(1)ギネスブックなどを参考に、挑戦内容を考えて決める。

(2)ギネスワールドレコーズのページから、申請する。無料で出来る場合もあるが、有料の場合もある。契約条件も確認できるので、説明をよく読んで申し込むこと。

(3)約3ヶ月の期間をかけて審査され、OK/NGが出る。なお、10万円ほど追加料金を払えば、特急審査してくれる。その場合、審査結果がNGであったりしても、返金は無し。

(4)事前審査でOKが出れば、挑戦に向けて段取りを組む作業をする。先方との相談などを経て、具体的な日時や方法が決まる。

(5)挑戦実行。

(6)挑戦の結果を、記録管理部が審査・判断。 ギネス側から認定員が派遣され、挑戦に立ち会った場合は、その場で認定判断をする事もできる。なお、派遣費用などは挑戦者で負担しなければならないので、事前によく確認しておくこと。

(7)認定されれば、後日「認定証」が届く。


こんな流れだ。なお、挑戦した後の「事後報告・事後審査」でも認定可能らしいが、ギネス側のガイドラインに沿った証拠物などが求められる為、認定される確率が下がるかも知れない。事前に申請しておいた方が良いと思われる。

【4】どんな記録でも認めてくれるのか?

ギネス記録は、バラエティに富んでいるが、何でも受け付けているワケでは無い。ギネスの判定基準に沿ったモノでないとダメだ。先述のギネスHPで確認したところ、少なくとも以下の条件は必要らしい。

「数字で表現できる」

「達成の証拠が残る」


「他の人も挑戦できる」


「記録が破られる可能性がある」

また、ページには書かれていないと思うが、常識的に考えて、「周囲に危険を及ぼす事が明白なネタ」「人権問題や倫理問題などを引き起こすネタ」「挑戦者の生命や健康を、明らかに害するネタ」などの明らかな問題ネタは、恐らくNGになるだろう。

【5】記録更新できそう?な既存記録

じゃあ、記録更新に向けて、どのあたりを狙えばいいのだろうか?。個人的に「危険度が低いと思われる」「記録更新の可能性が高いかも?」という基準で、既存のギネス記録をいくつか挙げると…

集める系のネタ

・ホテルの「起こさないで下さい」という札などを、10000個集めたとして認定。

・時計を1094個集めたとして認定。

・バービー人形を15000体集めたとして認定。

・4519種類の「ハローキティ」グッズを集めたとして認定。

イベントの参加人数を競うネタ

・コーラの爆発パーティーを、1911人で行ったとして認定。

・マイケル・ジャクソンの「スリラー」のダンスを13597人で行ったとして認定。

・2496人で、同時にフラフープを回したとして認定。

・12965人のサンタクロースが集結したとして認定。

作る系のネタ

・スターウォーズのストームトルーパー(白い鎧を着た兵士)を、レゴブロックで35310体作ったとして認定。

・1~100万までの数字を、英語表記で、16年かけて書き続けたとして認定。

変わったスポーツや特技のネタ

・4足走行(ハイハイで走る)で、100mを58秒で走破したとして認定。

・同時に4つのバイオリンを弾いたとして認定。

【6】ギネス認定員の苦悩

ところで、記録を認めるかどうかを判断する側、つまり「ギネス認定員」はどんな想いで仕事をしているのか?実は、その辺りの話を、テレビで見た事がある。

「マツコの知らない世界」という番組を御存知だろうか?タレントの「マツコ・デラックス」さんが、ちょっと変わったゲストを招き、意外に知らない世界の紹介をする番組だ。一度は番組が終了したが、1年間のブランクを経て復活した。2015年現在も放送中である。

映像が手元に無い為、筆者の記憶に残る範囲で記述すると…。

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認定員は、結構大変。1人で動く事が多い。最も気を遣うのは「記録が認められない場合」。要は失敗してしまった時の後処理。認定員も仕事なので、いい加減に判断するワケにはいかない。失敗した時は、「認められません」と言うしかない。

これが、何かしらの祭りやイベントの目玉企画だったりした場合、失敗の判断を下すと、認定員は一気に悪者と化す。身の危険すら感じる場合があるので、事前にタクシーなどの交通手段をしっかり確保し、危なくなれば速攻で帰る。
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こんな話が番組内で出ていた。そう記憶している。

【7】終わりに

この機会に、何かしらの記録を目指して、個人なり組織なりで動いてみても面白いかも知れない。個人で何かを極めるのも良し、仲間との結束を高める為に挑戦するも良し。ただ、「物騒な事」「危ない事」などは避ける様に御願いします。

もし筆者がやるとすれば、挑戦する方も見る方も、共にハッピーな気分になれる挑戦を考えるだろう。

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