日本では馴染み深い「灯籠流し」ですが、ハワイにもあることを知っていますか?毎年メモリアルデー(5月の最終月曜日)の日にアラモアナビーチパークのマジックアイランドより、6000個もの灯籠が流されます。

元々メモリアルデーというのは戦没者慰霊のための行事ですが、ハワイでは亡くなった先祖などに感謝・敬意を表すという意味があり、この日に灯籠を流します。6000もの灯籠が一度に海に浮かぶ美しい光景に、その場にいる人たちは魅了されてしまうんです。

灯籠流しの英語訳は「ランタン・フローティング」。可愛らしく、ロマンチックで聴き心地も良い名前ですよね。

主催者は、日本の宗教団体「真如苑」です。参加者は毎年約5万人ほど。ローカルだけでなく、観光客も多く集まります。今年でなんと17回目となったこのイベントですが、どのような手順で行われていくのか、おもな流れを見てみましょう。

まず、イベント当日の朝10時より灯籠のピックアップ開始。灯籠は、地球環境のために毎年リサイクルされます。これを無料でレンタルするのですが、毎年「まじでこんなに並ぶのか〜!」というくらい長い列になるんです。

朝6時、いや、前日から徹夜する人もいるほど。すごい力の入れようです。列の最後のほうになると、自分の分まであるのかという不安にかられます。

もらった灯籠の紙部分に、好きな言葉や文章を書き入れます。日本人はかしこまった書き方をする人もいますが、基本的には自由。灯籠の組み立て方など、わからないことは近くにいるボランティアの方に聞くと、こころよく面倒見てくれます。

ランタンフローティングは夕方6時15分より。コンチシェル、そして真如太鼓の響きとともにスタートします。とっても厳粛な雰囲気に。

真如苑の苑主・伊藤真聰によるスピーチが行われ、その後、招待された各コミュニティリーダーととももに平和の灯りを灯します。

ハワイ伝統の踊り「フラ」の美しさに感銘を受けながら、そろそろサンセットの時間に。苑主の合図とともに、一般の人たちも灯籠を海に流し始めます。

上の画像のように、ハワイでは灯籠を流す人たちは進んで水の中に入っていきます。日本ではあまり見られない光景ですが、流す人と流される魂とが一体化している感覚に。アラモアナビーチは遠浅なので、特に心配することはありません。

ただかなり濡れるので、中に水着を着て行った方がいいでしょう。

さて、灯籠はどこへ?流された灯籠を捕まえるため、沖にはサーファーやカヌーに乗ったボランティアの人たちが待機。ここで回収され、また来年に使われるのです。

日本と一味違った灯籠流しを味わいたい方は、来年5月後半にハワイ旅行を計画してみては?

臨場感のある動画で、現場にいる感覚を味わってください。

出典 YouTube

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2003年にブログ『プーコのハワイ生活』をスタート。2007年には公式サイト『プーコのハワイサイト』(POOHKOHAWAII.COM) を開設。ハワイで最初の日本人ブロガーの1人。『プーコのハワイサイト』にはグルメ、ショッピング、スパ、イベント、ローカルニュース、インタビューなど幅広いハワイ情報を掲載。またフェイスブック・ファンページ、ツイッター(@poohko_hawaii)、インスタグラム(poohko_hawaii) などソーシャルメディアでも多くのファンがフォロー。ハワイの日本語マーケット向けソーシャルメディア「インフルエンサー」(影響力を持つ人)と言われる。また日本のハワイ系雑誌でコメント、コラム執筆もする。現在はおもにPR, マーケティング、コンサルティング、現地コーディネート業務と幅広く展開中。

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