俳優・今井雅之さんが、28日午前3時5分、都内の病院で死亡したことを、所属事務所オスカープロモーションがファックスで発表しました。

舞台「THE WINDS OF GOD」を先月末に降板。痩せ細った身体で記者会見したのが先月30日でした。昨年11月に末期がんステージ4と診断され、切除手術を受けたこと、今年3月から抗がん剤治療を再開し、入院中であることを明かしました。

あれからひと月あまり、懸命に治療とリハビリに励んできましたが、様態が急変し息を引き取りました。

事務所の発表では

同事務所では「治療に携わって下さいました病院の先生をはじめスタッフの皆様、お仕事でお世話になった関係者の皆様、生前今井と懇意にお付き合いくださいました多くの皆様、そして何より今井を心から愛し応援して下さいましたファンの皆様、心から感謝申し上げます」との談話を発表した。

出典 http://headlines.yahoo.co.jp

今井雅之・プロフィール

生年月日:1961年4月21日
出生地:兵庫県城崎郡日高町出身
事務所:オスカープロモション
代表作:『THE WINDS OF GOD』では原作も手掛ける。初監督「SUPPINぶるうす ザ・ムービー」など。

高校卒業後、自衛隊に入隊

兵庫県豊岡高等学校卒業後、俳優になろうと志すが、自衛官の父に俳優になりたいのであれば自活するよういわれ、1980年4月陸上自衛隊に一般曹候補で入隊。同年12月滋賀県今津町の第3師団第3戦車大隊(今津駐屯地)に配属。

上官に俳優になりたいため辞めたい旨を告げ、「自衛隊は俳優養成所ではないぞ」と叱られる。1981年9月、陸士長で自己都合退職。

出典 http://ja.wikipedia.org

法政大学文学部に入学

1986年3月法政大学文学部英文学科卒業。1986年奈良橋陽子演出『MONKEY』にて演劇デビュー。映画『静かな生活』のストーカー役で1996年日本アカデミー賞優秀助演男優賞受賞。

当初奈良橋の主宰するUPSに所属していたが、『THE WINDS OF GOD』のブロードウェイ公演が頓挫したことに端を発する事務所とのトラブルから独立。エル・カンパニーを立ち上げる。

出典 http://ja.wikipedia.org

幾多の事務所トラブルに見舞われながらも、「オフ・オフ・ブロードウェイ」公演成功を収めました。

2014年に体調を崩し、医師から余命3日を宣告。

出典 https://www.youtube.com

※腫瘍の大きさを表現する今井さん。

昨年秋、体長を崩した時、都内の国立病院で「腸の風邪」だと言われたが、11月に兵庫県・西宮市の大学病院では、CTスキャン検査の結果、ステージ4の末期がんだと診断。癌より怖かったのは、腸閉塞の状態で、後1回か2回、水を飲んだら腸が破裂する寸前だったと明かしています。

さらに、別の病院では、「大きな腫瘍が2、3個と小さいのが3つほどある」と診断。病院によって、なぜこんなに診断結果が違うのでしょうか!?

12月、都内、信濃町の病院では抗がん剤治療から免疫療法・食事療法に切り替えたが、歩行困難と声も出ないほど体力が消耗して行ったようです。2015年3月25日、再入院。抗がん剤治療を再開。この時、大腸の切除手術を行いました。

病院を転々。最終的な診断は

横浜の大腸肛門病専門「医療法人恵仁会 松島病院」で、腸閉塞と診断。癌のステージ4や、腸の風邪などと言われ、セカンドオピニオンを探し続け、6病院を転々とし、最終病院では「腸閉塞」と診断されたようです。

これは、本人に癌を隠すために家族と病院側が「腸閉塞」と診断したのでしょうか。しかし、前の病院ではすでにステージ4だと宣告されています。

先月30日の記者会見で語っていた言葉

『先月の誕生日に、ドクターストップが出て、自分自身も舞台に立てないと断念。これは事務所の意向ではなく、自分の判断である。

20公演のうち地方の5公演を中止。残りの公演は、僕の代わりに重松隆志を代役に。本当に素晴らしい舞台に仕上がったと思う。

腸閉塞だと嘘をついていたことに皆さんに謝りたい。本当に申し訳なかった・・・。病院側が家族には「クリスマス」までは持たないだろうと言われてきたが、僕は「絶対に舞台に立てる」と信じ、リハビリを続けて来たが、病気には勝てなかった。

生きていることがこんなに辛いと思わなかった。役者が舞台を降りると言うのは本当に悔しい・・・。まして、払い戻しがあるというのは無念で仕方がない』

舞台公演中止追加が決定!

舞台『THE WINDS OF GOD』公演中止追加(加古川・福岡)が決定致しました。

大変ご迷惑をおかけ致しますが、下記をご確認頂けます様、宜しくお願い致します。


新たに中止と なる公演
5月26日(火)兵庫・加古川民会館
5月27日(水)福岡・西鉄ホール


●公演中 止は下記になります。
大変申し訳ご ざいませんが、返金等のお手続きを宜しくお願い致します。

妻がいつも支えてくれた!

『僕は本人なので、妻が一番辛いんじゃないか・・・。僕が嗚咽した時に、冗談ながら「浮気できるくらい元気になってね」と言われた。情けなかった』

ファンに言いたいこと

『全国のファンのみなさん、こんなことになってしまったけど、僕は、精一杯、この仕事を命がけでやっていきますので、どうか応援よろしくお願いします』

この言葉が最後となりましたが、舞台に立つ夢は、最後まで諦めてはいなかったようです。

代役・重松隆志が「魂込めて舞台に立ちます!」

重松隆志

ラスト沖縄公演。
LET'S GO FOR IT!!

やるっきゃない。

魂込めて共に舞台に立ちます。


今井雅之さん。

ありがとう。

ありがとう。

ありがとう。

舞台「THE WINDS OF GOD」東京公演の千秋楽(5日)で舞台挨拶を!

先月30日の記者会見では舞台を降りる無念さを明かしていましたが、5月5日の舞台・東京公演千秋楽で、舞台挨拶を行いました。

『押忍!GW真っ只中、たくさんのみなさんにお越しくださいまして本当にありがとうございます。今日は、病人としてではなく役者として舞台に立ちたかった。でも、自分は役者を止めた訳ではありません。

役者として、もっと治療に専念して役者人生を全うできるよう癌と闘います!よろしくお願いします。本当に今日はどうもありがとうございました!!』

これがマスコミの前に現れた最後の姿だった・・・

藤田朋子、別所哲也が今井雅之を偲ぶ

本日の、「直撃LIVE グッディ」に今井さんの訃報で駆け付けた藤田朋子さんが番組に出演されていました。藤田さんと今井さんは、20代の頃から「東京学生英語劇連盟」の仲間で、30年以来の付き合いがあったそうです。藤田さんは「THE WINDS OF GOD」にも今井さんと一緒に出演。

今月も、同じく「東京学生英語劇連盟」仲間の別所哲也さんが楽屋に駆けつけ、今井さん・藤田さん・その他のメンバーと会話をしたそうです。食事もできない、眠れない、、、と30日の会見で語っていた今井さんでしたが、この時は、『久しぶりに眠れたし食事もできた』と話していました。

『今井さんから役者を取ったら何も残らない・・・』藤田さんは語っていました。本当に役者魂の素晴らしい人で、英語舞台のために、英語を勉強するなど、芝居のためならどんなこともする!というエピソードを涙を拭きながら話していました。

今井さんの芝居仲間のことが藤田朋子さんのブログに書かれていた!

いえーい!

東京の大学、専門学校の生徒だけが参加出来る東京学生英語劇連盟。
私は大学生のとき、三年間参加。

役者になった仲間には、別所哲也、今井雅之、川平慈英、先輩には、寺泉憲さん、中村雅俊さん、先日急逝された塩屋俊さん等々。


でも参加者の大多数の役者や、舞台裏方、制作スタッフさんなどにはならなかった仲間の中で「あの頃」が忘れられない熱い仲間がEMPを結成。

不定期に公演をしています。

今年は、MPの初期メンバーであり主宰である奈良橋陽子さんも観劇。

写真には、劇作家、演出家であり役者でもある上野火山さんも一緒にパチリ。

青春時代よ再び!なのだ。

『夢は叶う!思い強ければ』

押忍!今井です!

ほんまにまたまたお久しぶりでごめんなさい!

舞台映画の準備で色々忙しく更新できませんでした。。

『夢は叶う。思い強ければ。』

そうです!

昨日、手をつないで帰ろうよのクランクインを無事に終えました!!

さいごに

舞台「THE WINDS OF GOD」は、25日の神戸公演を終え、残り最後の沖縄公演を残すのみでした。今井さんは、最後の力を振り絞り、最終日の舞台に立とうと決心していたそうです。

癌と闘いながら、抗がん剤の副作用で、『例えて言うならば・・・船酔いをしている状態で高熱が42度あるような感じです』と会見で明かしていました。眠れない、食べられない、『いっそのこと殺してくれ!』と医師に言ったほど辛かったとか。

最後の舞台に立てなかったことは、役者として本当に無念だったと思います。しかし、これからも今井さんが原作した「THE WINDS OF GOD」は後輩の役者たちが引き継いでくれることでしょう。心よりご冥福をお祈りいたします。

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キャリアカウンセラーの道を目指し、資格取得後オンラインカウンセラーとしてデヴュー。WEBライターとして活動をはじめ7年になります。人に「読まれる・読ませる」ライターを目指しています☆

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