ペヤングソースやきそばで知られる「まるか食品株式会社」。カップやきそばフリークの中でも根強いファンが多いことで知られるペヤングが、6月8日に首都圏を中心に販売が再開されました。

発売休止から再開まで…

ペヤング発売再開となり、心待ち待ちにしていた方も多いはず。主力商品のソースやきそばが生産・販売中止に至ったのは、昨年2014年12月2日に判明した食品の異物混入の不祥事に端を発します。

この異物混入とは、当該製品に虫が混入しているのを、顧客である大学生(当時)が自分で購入した商品で見つけたことによります(その後の調査で、虫は雌のクロゴキブリと判明)。そして12月4日、まるか食品はペヤング商品を自主回収し、12月11日にはペヤング全商品を販売休止にしました。

異物混入という食品会社としてはあってはならない失態でしたが、商品の製造販売を再開するにあたって、風当たりはそれほど厳しいものではなく、とくにペヤングファンではない人も歓迎する気持ちが強いようにも見えました。

ペヤングといえば、「顔は四角でも、味はまろやか」というCMでもおなじみの、白く四角い、ふた・容器ともにプラスチック製のパッケージで知られる。ところが今回の販売再開に当たっては、容器の材質をプラスチックから発泡スチロールに、そしてさらに、ふたを「シールで密閉する」タイプ、つまり競合他社のカップ焼きそばと同様のものに変更するという。

出典 http://news.livedoor.com

ここでは主力商品の「ペヤングソースやきそば」が、非常に長い間、ファンからどれだけ愛されていたか、その「まろやか~」な味の歴史を振り返ってみたいと思います。

ぺヤングの歴史を振り返る

出典 http://blog.nosta.tv

初期のCMキャラクターとして活躍した桂小益(現在9代目桂文楽)

1975年3月にカップ焼きそばとして発売開始したぺヤング。またペヤングという名前の由来ですが、これは聞いたことがあるでしょうか。

語源は「ペア+ヤング=ペヤング!」。当時カップ麺は袋麺と比べ高価でおシャレ度の高い食品であった。カップ麺を高いと感じた若いカップルには2人で1つのものを仲良く食べて欲しいという願いから。

出典 http://ameblo.jp

カップ焼きそばの容器は丸いものという概念を取っ払い、かつ差別化を図るために「容器を四角」にして発売。これは、円形パッケージを使った他社とは違うようにしたかったからという思いと、本物の屋台で出されていたやきそばの容器に着想を得て、四角い容器を使ったのだと言われています。

ところで、「ペヤング」を作った「まるか食品」。これほどのロングセラー商品を抱えながらも、社名は大して知られていません。これは「マルちゃんやきそば弁当」の「東洋水産」と似ているところです。

歴史的に見るとおそらくこの2社は、テレビCMをうつときでも、社名より商品名を優先して宣伝・広告を考えています。これが、例えば競合する「日清焼そばU.F.O.」の「日清食品」は、正式な商品名に社名が入っています。これは大きな違いと言えましょう。

「まるか食品」は「日清食品」とくらべると、もちろん会社の規模も違いますし、もっと言うなら、「まるか食品」というところは派手なところがない堅実な会社なのでしょう(「日清食品」が派手な社風の会社ということではありませんが…)。また、「まるか食品」は創業以来、無借金経営を続けているのですが、わかるような気がします。

いずれにしてもこの3社と「一平ちゃん」で知られる明星食品は、時期を同じくして、カップやきそばというジャンルを立ち上げ、以来長期間にわたり他社を寄せ付けません。とくに【好きなカップ焼そばランキング】で第2位の「ペヤング」は、ソースの味に定評があります。長い歴史を振り返ると、70年代に盛んにテレビに流れていたあの「まろやか~」という言葉にこそ、人気の理由が隠れてたのかもしれません。

過去に発売された面白フレーバーをいくつか紹介

焼きそばだけでなく、ラーメンもあった…!

若い方は知らないと思いますが、ペヤングには「ペヤングヌードル」というインスタントラーメンもあったのです。「まるか食品」は乾麺製造工場として開業し、今から50年以上前の1962年(昭和37年)に「ペヤングヌードル」の元になる即席ラーメンの製造も始めました。

それから1966年に「味の大関」、1973年に「ペヤングヌードル」(2年後の1975年には「ペヤングソースやきそば」)を発売しています。いまでもドンキなどで買えるお店があるようですが、私も見かけたら買ってみたいと思っています。

また、「ペヤングソースやきそば」はいろいろな種類があり、豊富なフレイバーを楽しめます。

・ペヤング 激辛やきそば
・ペヤング 激辛カレーやきそば
・ペヤング ペペロンチーノ風やきそば
(…これらはほんの一部です)

マツコ・デラックスのCM出演でも話題となった「ペヤングソースやきそば ハーフ&ハーフ」は、ソースやきそばと面白フレイバーやきそばが合体して味が楽しめるもの。今後もバリエーションが増えることを期待します。

ぺヤングが愛される理由

・「ペヤング独特のソースの味が好き」(30歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「味わいのあるソースと麺との相性が良くて、何度食べても飽きない」(33歳男性/情報・IT/技術職)
・「辛さがちょうど良くて、キャベツのシャキシャキ感もハマる」(25歳女性/生保・損保/事務系専門職)

出典 http://news.mynavi.jp

私自身もそうなのですが、ソースと麺の相性が本当に良いんです。やはり、ソースの美味さは誰もが指摘するところなのでしょう。

また、ペヤングの場合、平常時でもガッツリ種類がありますので、これだけ食べたとしても飽きずに食べ続けられます。すべて食べたわけではありませんが、味もよく考えています。

ぺヤングの発売再開を心待ちにしている人は多くいらっしゃいました。

創業51年目の再スタートとなりますね。

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