ドイツのフランクフルト大学で、消化器学の博士号取得を目指す美人研究者のある理論が話題になっています。

ジュリア・エンダースさん(25歳)は、細菌学の医療博士号を取得するために、フランクフルトで勉強に励んでいます。彼女はとても美人で魅力的な女性ですが、屈託のない表情で腸バクテリアとウンチの話をエネルギッシュに熱弁します。

エンダースさんの最新著書Darm mit Charme(素敵な腸)」で、「みんな間違ったウンチの仕方をしている!」と断言しています。この強烈な内容に、西欧各国でベストセラーを記録。

ジュリア・エンダースさんのプロフィール

1990年マンハイム生まれ。フランクフルト大学医学部・消化器科博士課程。
2012年、フライブルク大会、ベルリン大会、カールスルーエ大会でベスト・プレゼンテーションに選ばれ、動画がYouTubeにアップされて一躍話題の人に。

インタビューやトークショーに引っ張りだことなり、今年3月に出版した小冊子はベストセラーの実用書・文庫本部門で32週トップに立った。しかし先頃、「とてもエキサイティングな体験でしたが、そろそろ自分の世界に戻ります」と博士課程への復帰を表明。

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エンダースさんが主張する間違った排便法とは?

エンダースさんは、私たちが、座っている時か立っている時、腸の閉鎖メカニズムが完全にハッチを開けるように設計されていない。この無理な姿勢が、消化器官にさまざまな問題を引き起こす上、排便の時間も長引かせるため非効率的だと言っています。

しゃがみこんで前かがみの体勢が理想的な排便方法である

科学的根拠に基づいた主張

彼女の研究によると、人が座ったり立ち上がったりする行為は、恥骨直腸筋が直腸を引っ張り、例えて言うなら、ねじれたホースのような状態になっている。

そのため、排便の際は、腹部に力を入れ、力むことによって腸に圧力をかけ、腸に溜まった便を肛門から絞り出すことになる。

正しい排便の恰好は

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エンダースさんの推奨する正しい排便の姿勢とは、こういう恰好なのか?

前かがみにしゃがみ込むと、筋肉が直腸を引っ張ることなく、余計な圧力をかけずに排便がスムーズになるという説です。

ここで、排便のメカニズムについて調べてみた

普段は、便は下行結腸からS状結腸に主に貯まっています。直腸から肛門に移行する部分は、恥骨直腸筋により前方へ引き寄せられて、ある一定の角度をもち(直腸肛門角)、便が肛門へ簡単に移動できなくなっています。

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排便の準備が整うと、脳からの抑制がとれて、直腸肛門角も緩やかになり、肛門も開き、腹圧をかけることと直腸の収縮により、排便されます。

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安静時は、恥骨直腸筋に引っ張られて直腸と肛門の角度が保たれているため、便が直腸に保たれます。排便時は、排便の体勢を取ることと筋肉が緩むことにより、直腸肛門角が開き、便が出やすくなります。

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ということは、和式トイレがいいということ?

エンダースさんは、しゃがんで排便をする人々が、アジア圏を中心におよそ12億人が存在しており、これらの人々は、憩室症や痔などがほとんど発生しないと言っています。しゃがみこむ体勢で排便をする方法が、腸の排便メカニズムに合った自然で理想的な排便方だと主張。

世界のトイレ事情について

マンダリン諸島のスクワット・トイレ

アジアから中近東、アフリカなどにかけて広く分布している。日本の和式トイレのように、いわゆる「金隠し」があるタイプとないタイプのものがあるが、どちらかというとないタイプの方が多い。

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ローマの公共トイレ跡

ローマといえば風呂、そして水洗トイレ。ここレプティス・マグナにも上下水道は行き通っていたらしく、公共水洗トイレはなんと石の便座に大きな鍵穴のような穴をくりぬいたもの。

横一列に10人以上が並んで用足しできるようになっている。隣とは新聞や雑誌のやり取りができそうな距離感。もちろん壁もドアもなく、とってもオープン。

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北京のニーハオ・トイレ

仕切りなどが全くなく、便槽の上に二列か三列くらい穴が並んでいる、あるいは用を足すための溝が数列並んでいるだけのトイレ。

しゃがむ向きが決まっているわけでもなく、ときにお互いが顔を合わせて用を足すような格好になることから、俗に「ニーハオ・トイレ」などとも呼ばれている。今でも中国の地方都市や農村部などに行くと見られる。

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洋式トイレが習慣となった現代で、今さら和式トイレがいいということ?

日本や海外においても、すでに洋式トイレが普及している昨今で、今さら和式のしゃがみこむ体勢が正しいと言われても・・・。この件について、エンダースさんは、洋式トイレでの実践的な解決法を提案しています。

これが洋式トイレでの正しい座り方

洋式トイレの便座部分に両足で上り、しゃがみ込むというもの。しかしこれはちょっと無理な体勢だと言われるなら、便器の前に椅子か台を起き、前方へ傾くことで腸のねじれを解決することができます。

エンダースさんの魅力的なプレゼン動画はこちら

出典 YouTube

エンダースさんが主に研究している課題は「バクテリア」。私たちの腸内にはバランスを維持する莫大な数の腸内バクテリアがいます。大量のバクテリアは病原体と戦い、血液型開発に関与し、私たちの食べ物を消化し、エネルギーを抽出し、ホルモンを生産しています。

この腸と脳を接続する消化器官は医療の新しい領域です、とエンダースさんは非常にエネルギッシュに語っています。エンダースさんの本は、彼女が今まで研究してきた多くのことが書かれています。イタリア語にも翻訳されたほどベストセラーを記録しているとか。興味のある方は、ぜひ読んでみてはいかがでしょう?

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キャリアカウンセラーの道を目指し、資格取得後オンラインカウンセラーとしてデヴュー。WEBライターとして活動をはじめ7年になります。人に「読まれる・読ませる」ライターを目指しています☆

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