イギリスで人気のヘルシー朝ごはん

出典 http://www.organicroad.com.au

朝からどーんとイングリッシュブレックファストもいいが、やはり普段健康を気に欠けている人は朝はシンプルにミューズリーで、という人も多くなってきたイギリス。ミューズリーとは何ぞや?最近では日本でも人気がじわじわ上昇しているらしいが、私自身も毎朝食べているミューズリーを、改めてリサーチしてみた。

イギリスでは老舗JORDANSのが有名

出典 http://www.greenerpackage.com

ミューズリーは、穀物やドライフルーツ、ナッツ、種子類を混ぜ合わせた食べ物だ。スーパーでは他のシリアル食品と同じ棚に並んでいるので、朝に食べるというイメージがあるが、発祥地のスイスやドイツでは、このミューズリーを軽い夜食として食べている人も多いという。ミューズリーの歴史は以下の通りだ。

1900年頃、生の果物と野菜が療養に必須であると考えたスイス人医師マクシミリアン・ビルヒャー=ベンナーが、自身の経営するサナトリウムの患者のためにミューズリーを考案した。ビルヒャー=ベンナー夫妻がアルプス山脈を登山した折りに食べた、山岳放牧の牧童の間に伝わる伝統的な食事から発想を得たとされる。

ビルヒャー=ベンナーのミューズリーは、水に浸してふやかした未調理の押しエンバク(燕麦)を主に、レモン汁、コンデンスミルク、おろしたリンゴから成り、好みで生のヘーゼルナッツやアーモンド粉末をふりかけた、ローフードに非常に近いものであった。
コンデンスミルクが使われているのは、当時は冷蔵技術やパスチャライゼーションが普及しておらず、生乳の衛生に問題があったからである。

(中略)

現在見られる形のミューズリーは、1960年代に欧米で健康食品やベジタリアニズムへの関心が高まって普及したものである。

出典 http://ja.wikipedia.org

なるほど、さすが欧米はベジタリアン化も進んでいたので、このような健康食品の開発も日本よりはるかに早かったとわかる。

栄養価値は?

出典 http://www.eatingwell.com

日本でもよく見かけるグラノ―ラはこのミューズリーを調理したものなので、カロリーがミューズリーよりも高い。が、このミューズリーは低カロリーで、食物繊維が豊富なため、まさにダイエット食品といえる。そして糖質の吸収速度の遅い低GI値の食品なのでお腹が減りにくく、少量でも満足感が得られるというのが利点だ。

基本、他のシリアル同様、調理なしでミルクをかけて食べればいいだけである。残念なのが見た目もたいして魅力的ではなく、まるで鳥の餌のよう。味も匂いもほぼ、「無」に近い。強いていえばミューズリーに含まれているドライフルーツの味しかしない。

そしてこれを毎朝食べるとなると、朝一番に口にする朝食の楽しみが消え、なんだかガックリくるのである…。飽きる朝食というのははっきりいって、辛い。

しかし、この退屈なミューズリーに、今話題のチアシードやパンプキンシードなどを混ぜ合わせて食べると更に栄養満点に。痩せたければ、見た目よりも味よりも、ミューズリーの栄養価値と数カ月のダイエット効果に期待するしかないのだ。

日本でも人気上昇中とのことなので要チェックだ。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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