日本全国には、趣向を凝らしたサービスエリアやパーキングエリアが多数登場していますが、中でも独特の世界観を表現した「寄居PA」が人気を集めています。そこで、オープン以来、多くの人々を魅了している秘密をご紹介します。

◆ とってもユニークなPAが埼玉にあった!

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「立ち寄る場所」から「目的地」へ――サービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)が娯楽施設として進化するなか、テーマ性を強く打ち出した新施設が登場しました。

それが、関越自動車道の寄居PA上り線(埼玉県深谷市)にオープンした「寄居PA」です。年々、このPAを目的地に何度も訪れるリピーターが増えているのです。

■ 「星の王子さま」の世界

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テーマは、サン=テグジュぺリの『星の王子さま』。

パーキングエリア全体が、作品の世界観である“癒やし”をコンセプトとし、サン=テグジュぺリが育った南仏プロバンス地方の雰囲気を演出しています。

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また、カフェやレストラン、そしてグッズを販売しているショップなど、施設内の店名はすべて『星の王子さま』で使用されている一節からつけられています。

■ PAの中に南フランスの街並みが広がる

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パーキングエリアに入って、まず目に付くのが建物です。すべての施設は、プロバンス風のデザインが施され、PAとはとても思えないほど凝った造りです。

エリア内の表示は、「喫煙所」や「お手洗い」など必要最低限でしか日本語は使用されておらず、殆どがフランス語表記されている徹底ぶりで、その佇まいはまさに南フランスの街並みを彷彿とさせます。

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■ リラックスできるガーデン

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エリアの北側には庭園があり、こちらの庭園も星の王子さまワールド全開です。

入口近くには「キツネのほこら」があり、物語と同じようにリンゴの木の下に作られています。そして「渡り鳥のプロムナード」が続き、王子さまが出合った各惑星の登場人物が迎えてくれます。

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バラ園や散策の小路も設けられており、樹木や植物に囲まれた散策路は今までのPAではありえないリラックスできる空間です。

■ 「星の王子さま」グッズがいっぱいのショップ

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ショップ「サンク・サン・ミリオン・ドゥ・グルロ(五億の鈴)」は、箱根星の王子さまミュージアムに次ぐ日本に2店しかない専門ショップです。

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ショップにはステーショナリーやアクセサリー、ストラップなど、世界各地の星の王子さまグッズが置かれています。

そのほかプロバンス地方の特産物や、この星の王子さまPAでしか販売されないオリジナルグッズも用意されています。

■ プロバンス料理が楽しめるレストラン

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レストラン「ル・プチ・プランス」では、南仏プロバンス地方の家庭料理を中心としたメニューがブッフェ形式で楽しめます。

オリーブオイルをふんだんに使った、素材を活かした料理法が特徴で、星の王子さまPAで提供する料理も、地元の農家や農場と協力した新鮮な素材を利用しています。

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メニューはフランスで長年修行し、フランスの料理学校コルドンブルーで教鞭をとっていたシェフが担当しています。

■ サテリットも充実

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レストランで本格的に食べるほどお腹はすいていないが、少し小腹が、という方にはサテリットという飲食外売店があります。

おすすめは「シュブー・トゥ・ドレ(金色の髪)」というパン屋で、自家製焼きたてのフランスパンが提供されているのですが、なかでも一押しがプロヴァンス風サンドイッチ「パンバーニャ」です。

選び抜いた粉を練り店の奥で焼き上げた丸いフランスパンと、周辺でとれる新鮮な野菜でいつでもつくりたての味を楽しませてくれます。

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■ 癒やしや安らぎを提供したいという想い

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関越道は観光目的の家族連れの利用が多く、寄居PAは長野や軽井沢などの観光地から東京に戻ってくるのに利用されるケースが多くあります。

ドライブの緊張から解放し、滞在中は少しでも“癒し”の時間を過ごして欲しいとの思いと、『星の王子さま』の世界観が一致し「星の王子さまPA」は作られたのです。

◆ ドライブの途中で立ち寄ってみては?

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星の王子さまファンは当然ですが、特に思い入れのない方でも、この世界観には魅了されるでしょう。

高速道路の中にいることを忘れてしまうほどのめりこんでしまう「星の王子さまPA」は、クルマでしか行けないアミューズメントパークといっても過言ではないかもしれません。みなさんも今度のお休みに立ち寄ってみてはいかがですか。

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