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「おあいそお願いします」

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寿司屋で、しばしば耳にするこの言葉。食事を済ませ、お会計をお願いするときに多くの人が使っています。

実際、アンケートサイト「マインドソナー」で調べてみたところ、43.5%の人々がお寿司屋さんで「おあいそ」という言葉を使っていました。

そこで、「おあいそ」を使っている人に、なぜ寿司屋では「お会計」ではなく「おあいそ」を使っているのか尋ねてみました。

「昔から親が使っていたから真似している」(20代・女性)

「せっかく寿司屋に来たから、アトラクション的な感覚でおあいそを使う」(30代・女性)

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中には寿司屋に限らず使っている方もいるかもしれませんが、今ではなじみ深くなった「おあいそ」

そもそもは、「お客さんが使う言葉ではなかった」というのをご存知でしょうか?現在も一部では、「お客さんが使うべきではない」という声もあるほど。

■「おあいそ」は「お会計」という意味ではない!?

そもそも、「おあいそ」という言葉は、「お会計」という意味ではありません漢字にすると、「お愛想」

店主が、お客さんから代金をいただくときに、代金をいただくなんて「お愛想がなくて申し訳ございません」と、申し訳なさを込めて使っていた言葉だったのです。

その言葉が、時代を経て「お会計」を意味する言葉へと変化。現在では、お店の人だけでなく多くのお客さんも「おあいそ」という言葉を使うようになりました。

そのため、お客さんの立場で「おあいそ」と言ってしまうのはマナー違反と指摘する声も上がっているようです。

■「おあいそ」発祥の地は京都?

「おあいそ」の起源は、京都にあるとされています。

明治時代、江戸前寿司が人気を博す一方で、京都でも、日本海で採れたサバを取りあつかった鯖寿司など、独自の寿司文化が発達。

そうした寿司人気の中で、「おあいそ」という言葉が誕生したとも言われています。

まさに、お客さんへのつつましい気づかいが大切にされる京都だからこそ、生み出された言葉なのかもしれません。

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