記事提供:NewsACT

郵便ハガキとは「葉書」と書きますね。なぜ「葉」と書くのか。その語源となった木があります。

つまりリアルに「葉っぱに書く」ということなんです。

ここに見える木は「多羅葉(タラヨウ)」という樹木。「郵便局の木」として指定されている木で、東京中央郵便局前にも植樹されているといいます。

さて、この「タラヨウ」の特徴ですが、それが実は、この木の「葉」にあり、それゆえに「葉書」の語源になった―という説があるのです。

その特徴とは…。

約20cmほどの長円形の葉の裏に文字を書いてみました。まるで鉛筆で書いたかのようなクッキリとした字ですが、これは別に「書いた」わけではないのです。

爪の先で強くタラヨウの葉の裏をこすって傷付けただけ。すると強くこすられた部分が…

黒く浮かび上がるのです。

(ちなみに書いた文字「イハラサイ」はこのブログを執筆している私、マンガ原作者「猪原賽」の名前です。念のため)

本来、ハガキとは「端書(はしがき)」から派生した言葉なのですが、古くは戦国時代に、このタラヨウの葉の裏に文字を書いて情報のやりとりをしたという逸話があり、いつの間にか漢字の「葉」が当てられるようになった…という説があります。

あくまで「説」であり、正確な由来は不明なのですが、実際このタラヨウの木は寺社に植えられている事が多いのだそうです。

経文を学ぶ場であり、字を学ぶアイテムとして。鉛筆なんて無かった頃、こするだけで字が浮かび上がるこのタラヨウの木。当時は便利でオドロキのアイテムだったのでしょうね。

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