天国にいちばん近い島、ニューカレドニア。成田空港と関西空港から直行便でおよそ8時間半。南国の楽園に到着です。

ニューカレドニアはフランス領なので、やはりワインが一般的かな?と思ってたのですが、ビールもかなり人気のようです。まあ暖かい国ですから。冷えたビールをきゅーっと1杯。おいしそうですね!

さてさて、そのニューカレドニアには、旅行者にとってかなり不便かつビックリなアルコール販売規制があります!!どのような規制なのか?ニューカレドニア中心地ヌメアのお土産物屋さんやスーパーを例に紹介します。

尚、以下のアルコール販売規制は、レストランやバーなどの飲食店には当てはまりません。

金、土、日曜と地元の学校がある水曜は酒類販売は午前中のみ

日本から金、土、日の週末を利用して、ニューカレドニアを訪れるという人は特に影響が大きいですよね。お土産に現地のビールを買って帰ろうとしても購入できる時間帯は、午前中だけということになってしまいます。

しかも、祝日や年末年始、また国の行事など、規制の日時が変わることもあります。旅行者にはなかなか分かりにくい場合もあり、事前の購入計画が必要ですね。

「販売できない時間帯は、これらのビールはどういうふうにしているのか?」ふと気になったので、ニューカレドニアのヌメアで「ラ・ボン・ブーシュ」というお土産物店を営む日本人オーナーに伺ったところ…。

売れない時間帯は、商品を撤去するなどではなく、お客さんに売れないことを説明する、という方法だそうです。商品は棚にあっても買えないというのは、なんとももどかしいですね。そして、もう1つの販売規制が…。

ビールを冷やして売ってはならない!

ホントにそうなの?地元の人も多く訪れるニューカレドニアでも有名なスーパー、カルフールに行って調べてきました。

うーん。確かに…。広い店内にはこんなにたくさんのビールが置かれているのですが…。冷蔵庫で冷やされているものはありませんでした。ちなみにビール以外のアルコール類も冷やして売ることはできません。つまり、1日ビーチで遊んだ後などに、ビールでも買って帰ってホテルの部屋でちょっと1杯、なんてことはできない訳ですね~。

もちろん、レストランやバーなどでは冷えたビールをいただけますが、毎回、飲食店に行くとなるとお金がけっこうかかっちゃいます…。

アルコール販売規制の理由は…?

旅行者にとってかなり不便なこれらのアルコールの販売規制。どうしてこのような規制を設けているのかというと…?地元の人たちを含め、アルコールを買ってすぐ飲んでしまうのを防ぐため、ということです。

スーパーなどで売られているビールなどはかなり安価ですので、買ってすぐに何杯も飲むということが可能になってしまいます。そうするとどうしても、いさかいなどが起こりやすくなってしまいます。

ニューカレドニアには、もともと住んでいたメラネシア系の人、ヨーロッパ系の人、そして、いろんな国から観光客もやってきて、アルコールに対して違う価値観を持つ多様な人々がいます。

一見、観光客にとって不便な規制も、裏返せば観光客も含めたすべての人たちが気持ちよくすごせるように、という理由からなのです。郷に入っては郷に従え-地元の法律を理解して楽しい旅行にしたいものですね。

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関西在住。
ビールと旅行が大好き!
2004年から海外のビールや国内のクラフトビールを飲み歩きしています。
飲んだビールの種類は2000種類以上。

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