出典 http://www.dv8fashion.com

「極度乾燥(しなさい)」。このアイコンロゴで今やイギリス中の若者の心を鷲掴みにしているカジュアルファッションブランド―Superdry。

出典 http://www.theweek.co.uk

Superdryは日本語のインスパイアされた(!?)ロゴとアメリカンテイストのカジュアルスタイルで、イギリスの若者の間では「マストハブアイテム」になってるほど人気があるイギリスのブランドだ。

ここ、5年~10年の間に人気に火がついたので、そのファッションの歴史も浅いと思いきや、なんと1985年にイギリスのチェルトナムで設立された。

若者をターゲットに絞っているため、大学が多くある都市や街で主に店舗がオープンされた。ロンドンでは2004年になって初めてコベントガーデンでグランドオープンした。

2012年にはヨーロッパを始め、北アメリカ、南アメリカ、中東、オーストラリア、その他アジア諸国といった40カ国を超える大規模ビジネス展開を遂げた。そしてもちろん今でも売り上げはうなぎ昇り、街を歩くたびに、このSuperdryブランドを着ている若者とすれ違う率100パーセントだ。

出典 http://www.hotukdeals.com

そしてその勢いは止まらない。サッカー選手のDavid Beckamが着用したことにより、ますますSuperdry熱が上昇。

極度乾燥させるどころか、熱くて仕方ないほどの売り上げ率となり、2007年~2009年の間にはおよそ70000点ものアイテムが売れ、リテールとしてはベストセラーカンパニーにもなったほどだ。

出典 http://ameblo.jp

日本人ならこの変なロゴに首をかしげる人がほとんどだろう。

英語をまるでgoogleで翻訳したかのような微妙に間違った日本語と、もはや日本語ではない中国語のようなロゴ。実はこれ、全て会社側の狙いだったのだ。

故意に外した日本語をロゴにすることで目にするインパクトが大きくなり、変な日本語英語の「Engrish」的ニュアンスを持たせているのである。

EnglishならぬEngrishとは?

出典 http://www.engrish.com

Engrishはスラング用語で間違った使い方(特に日本人は l とrの発音が苦手な故、間違った発音をし、間違った言葉になってしまうという意味)として用いられており、

この故意的になんだか日本人を小馬鹿にしたかのようなアイデアのロゴが、今やイギリスでは最もオシャレなファッションブランドとなっているのだから、私たち日本人にとっては皮肉この上ない。


出典 http://www.superdry.com

いずれにせよ、故意に作られたデタラメの日本語のおかげで、購入客が後を絶たない人気爆発のSuperdry。小馬鹿にされながらも(!?)間違った日本語の使用を許す日本の寛容さに少しは感謝してほしいものだ。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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