記事提供:カラパイア

ブラジルの動物保護団体「フォーパウズ(4つの足)」が、ペットショップ「アメリカンペット」の協力を得て、ある実験を行った。

ペットショップで売られている純血種の一部を保護された犬や猫に変え、同じケージに入れ、ペットを買いに来た人々に選んでもらったのだ。

カメラを店内にセットして準備は完了。あとは、ペットを買い求めにやってくるお客さんたちを待つだけだ。

保護された犬や猫は、通常に売られている犬や猫に紛れて並んでいる。そして、保護された動物を欲しいと言ったお客さんには、彼らは里親を募集中の動物であるから、料金は無料だと告げた。

出典 YouTube

この動画を見れば、多くの人が知らず知らずのうちに保護された犬を選んでいたことが分かるはずだ。高いお金を出して純血種を飼わなくても、無料でお気に入りの子たちを引き取ることができるのだ。


●動画あらすじ

店員:いらっしゃいませ。お決まりですか?
男性客:あの斑点模様の犬が欲しいんだ。

店員:あの犬ですか?
男性客:そう、その犬だ。

店員:分かりました。あの犬は無料ですよ。
男性客:嘘だろ?

シェルターの動物を欲しいと言ったお客さんに、代金は無料と告げた時の彼らの反応がこちらだ。

女性客:無料なの?
店員:そうです。

女性客2:本当に?
店員:はい。

カップルの客:無料で家に連れて帰っていいってことか?
店員:はい、そのとおりです。

女性客3:ディスカウントしてって、頼もうとしていたとこなのよ。本当に無料なの?
店員:無料ですよ。

本来ペットショップで売られている動物たちを、シェルターから連れてきた動物たちと入れ替えたのだ。もちろん、お客さんたちはこの事実を知らない。

女性客4:無料ってどういうこと?

男性客2:一切、お金がかからないってことか?何も払わなくていいのか?

カップルの客:冗談だろ!
店員:いいえ、本当です。
カップルの客:ねえ、この子を連れて帰りましょうよ。

女性客5:この子が欲しいわ!

「純血種かどうかなんて関係ないんです。重要なのは、その動物と飼い主に芽生える絆なんですから。純血種でも保護された動物でも、結局は同じ動物です。

ガラスの中にいる動物とガラスの外から見ている人間の間にどれだけの愛情が生まれるか、それが大切なんです。」とフォーパウズは語る。

ペットショップに行ったときに、その動物を家族に迎えようと思うきっかけってなんだろう?確かに、好きな種類とかはあるだろうけれど、なんかお互いにピピっと感じるものがあって、それでその子を迎え入れる場合があるよね。

「人々は高いお金を払って、ペットショップでペットを買います。けれど、人間に愛情を与えてくれるのは純血種だけではありません。お金を払わなくても最高の家族となる子を見つける事は可能なのです。」
 
「ブラジルでは、何千という数の動物が保護されています。そして大抵の動物たちは過密状態におかれています」。これは、プライスレスペットが自身のホームページに載せた文だ。

「一般的な保護センターの環境は好ましいものではありません。病気や不適切な扱いを受け死んでいく動物がたくさんいます。また、過密状態も死因の一つになります。

シェルターに引き渡せば、きっと里親がみつかって適切な扱いをされるだろうという気軽な考えで動物たちを捨てていく人たちがいます。しかし、現実はそう甘くはありません。病気や鬱になり、死んでいく動物がたくさんいます」。

フォーパウズは、このドッキリを41店舗のペットショップで行う予定だと述べている。保護センターの動物たちは救われ、人間たちもペットを買う費用を動物たちの飼育代や病院代に回すことができるのだ。

「よし!施設の動物を里子にもらおう」と決めても、どこの保護センターに行けばいいのか?どういう手筈を踏めばいいのか?ネット上だと写真だけで、やっぱり現物を見たいとか、いろいろ考えちゃうけれど、

ペットショップが保護動物を一部引き受けてくれて、そこで受け渡しができるなら、救われる動物たちが増えるのかもしれないね。日本のペットショップでも、里親募集のペットたちがたまにいたりするね。

出典:BuzzFeed

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