日本にいると障害者は多少の偏見はまだあるかも知れないけれど、障害があるから何も出来ないということにはならない…。

しかし、タイではカルマ信仰という物が残っており、中々社会進出できず、引きこもりがちになってしまうなど問題になっているようです。そんな中一人の音楽教師が盲目の子どもたちに音楽の演奏を教えてオーケストラを組んでいるようです。

盲目オーケストラの動画

出典 YouTube

カルマ信仰とは!?

業(ごう)とは、仏教の基本的概念で、サンスクリットのकर्मन् (karman) を意訳したもの。サンスクリットの動詞の「クリ」(kR)の現在分詞である「カルマット」(karmat)より転じカルマンとなった名詞で、「行為」を意味する。業そのものは、善悪に応じて果報を生じ、死によっても失われず、輪廻転生に伴って、アートマンに代々伝えられると考えられた。

アートマンを認めない無我の立場をとる思想では、心の流れ(心相続)に付随するものとされた。中国、日本の思想にも影響を与える。「ウパニシャッド」にもその思想は現れ、のちに一種の運命論となった。

今日、一般的にこの語を使う場合は、(因縁・因果による)行為で生じる罪悪を意味したり(例えば「業が深い」)、不合理だと思ってもやってしまう宿命的な行為という意味で使ったりすることが多い。

出典 http://ja.wikipedia.org

何のことかわからない方もおられるかと思いますが…、要するに悪いことをしたら死んでも失われず、次の転生後でその罪を償うことになるということです。

すなわちタイでは障害者は前世の悪人でその悪事を償わされているとして、差別や偏見に満ち溢れてしまっているのです。

差別される障害者、タイでは障害者に人権はない

タイという国では、驚くことに障害者は基本的人権は無視され二流市民として扱われてしまうようです。そんな中一人の先生が視覚障害者の子どもたちに音楽を教えます。

もちろん、目が見えませんから楽譜も読むことができません…。この先生が、学習方法を編み出し、なんと、差別されている子供達に音楽を教え始めたのです。

そして、ついにタイでははじめての障害者によるオーケストラが設立されました。

そこに至るまでは…

この設立に至るまでは、まず、目の見えない子どもたちに楽器を教えることはかなり大変だった模様でマンツーマンで一人ひとりに教えたということです。音楽を覚えることも困難で私生活でもカルマ信仰で差別を受けるそんな中で…。

そんな先生の頑張りも有り、子どもたちの頑張りも有り国立公園で演奏会を開くことにも成功したようです。そして、なにより当の子どもたちは障害を壁とは考えず、今を受け入れ人生を楽しんでいるとのことです。

いかがだったでしょうか?

すごくうまい演奏ではありません。でも、その背景にある苦難を乗り越えて、これだけの演奏をする…。

スーパー小学生などの演奏も素晴らしいけれども、こういう音楽にも、私は感動を覚える…。日本では考えられない環境ではあるけれど、それだけの困難の中でこんなに素晴らしい演奏を聞かせてくれるのだから…。

皆さんはどう思いましたか?

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いつか笑って過ごせる日までと申します。 起業家でフリーライターです。政治からゴシップネタまで幅広く手掛けています。 残念ながら今はまだ貧乏人です…。

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