死者7,000人を超えたネパール地震で被災した人々と動物

今月発生したネパールの地震では既に7,000人以上の死亡が確認されており、未だ救出を待つ人々や一命をとりとめながらも一刻も早い援助を必要とするネパールの人々の為に全世界が動いています。

ネパールの人々にとってライフラインであり家族でもある家畜達の救助・保護にあたる為、NGO人類・動物愛護団体Humane Society International(HSI)の一団が奮闘しています。HSIは災害対策の専門家と獣医師を派遣。家畜主と牛やヤギ等の動物達にも必要な医療処置やシェルターの設置を提供しています。

人々にとって家族同然の家畜たち

ある女性は地震によって家も家族も失い、残されたのは家畜のヤギたちだけでした。

「このヤギたちが私に唯一残された財産であり、家族であり、友達なのよ。」

出典 http://www.dailymail.co.uk

しかし畜舎も地震によって壊されてしまい、野ざらしで過ごしているヤギ達は日に日に弱ってきていたのです。HSIは家畜に頼って暮らしている人々のために、瓦礫の山を越えて村から村へと渡り歩き、救助活動にあたっています。

求められる迅速な人間と動物へのケア

現在、地震によって負傷した切り傷や打ち身等の医療処置は人間・動物共に施されていますが、地震のショック、更に震災後の不安定な生活によるストレスからの疾患が心配されています。これは人間だけでなく、動物たちにも大きな影響が見られ、ほぼ全ての動物たちがストレスから嘔吐・下痢等の症状を見せているそうです。

HSIアジアの代表であるラウール・セーガル氏は現地の状況についてこう語っています。

「私たちは置き去りにされた動物たちや重症の家畜たちのために一時的なシェルターを見つけようとしているところです。動物たちだけでなく、瓦礫と化した自宅から所持品を掘り起こそうとしている男性の援助もしました。

助けたいという気持ちは相手が二本足でも四つ足でも関係ありません。」

出典 http://www.dailymail.co.uk

私たちにできること

日本も2011年の東日本大震災の際に世界中からの援助を受けました。私は震災時イギリスにいましたが、私が日本人だというだけで見知らぬ人から同情的な言葉をかけられたり、勤めていた会社でも世界各国のオフィスを含んだ全社をあげて募金活動を大々的に行ってもらいました。

もちろん私自身も、母国を離れて何もできない立場でありつつもできる限りの募金をしました。

HSIの活動の資金は人々の善意によって賄われています。実際に現地に駆けつけて手助けすることは一般の人にはほぼ不可能ですが、一人ひとりの小さな貢献が、一つでも多くの小さな命を救うことができます。

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