専業主婦は楽だと思ってた...ある専業主夫の懺悔

アメリカ・ジョージア州アトランタに住む男性は三人の子供を持つパパです。双極性障害を患い、以来妻と役割を交代して現在は専業主夫をしています。とはいえ在宅の仕事もしている彼ですが、本業は在宅パパ。そんな自身の日常を、ダディ・フィッシュキンズ(Daddy Fishkins)というペンネームでブログに綴っています。

まだ外で仕事をしていた頃、家で育児・家事をしていた専業主婦の妻に対して「楽でいいよな。」なんて思ったこともあったというダディ・フィッシュキンズですが、立場の逆転した今、そんな過去の自分についての懺悔をしています。

元アンチ専業主婦・現専業主夫

まだ働いていた頃、「専業主婦は一日中家でテレビを見てるなんて羨ましい!」と思ったり、仕事から帰って家のことが片付いていないとイライラしたというダディ・フィッシュキンズ。しかしある日立場が逆転しました。

最初の頃は妻よりも効率的に家事をこなす自信があったという彼ですが、それは一週間しか続きませんでした。掃除、洗濯、料理をこなすこと以外に彼が忘れていた専業主婦の仕事...それは育児!いかに以前の自分が専業主婦について間違った認識をしていたか、自身の一日のスケジュールを紹介することで説明しています。

専業主夫の一日

6:00 A.M: 起床。妻にコーヒーを注ぎ、息子にシャワーを浴びさせ、学校に持っていくバッグを準備し、宿題が済んでいるか、そしてきちんと歯を磨いたかを確認。

6:45 A.M: 息子をスクールバスのバス停へ送迎

7:01 A.M: 家に戻ると同時に3歳の娘がジュースとパンケーキを求めてぐずり泣き。娘はテレビを見ながら朝食をベッドで食べるのがお好き。

7:02 A.M: パンケーキとジュースを平らげた娘に褒められる(褒められない日もある)。

7:15 A.M: シャワーを浴びたいけど、できない。

7:30 A.M: 妻が出勤。

7:30 A.M – 9:00 A.M: 日によって様々。娘達と二度寝する日もあり。そうでない日は7:30 A.Mに娘達が起床。早起きした日は正午には疲れ果ててぐずる二人の娘にこちらもぐったり。 僕は毎晩深夜まで仕事をしているのでこの朝の睡眠は必須。でも、15分毎に一緒に眠っている娘に蹴られたり、乗っかられたり、飛び乗られたり、おしゃぶりを持ってこいと要求されたりするので余り休めない。

9:00 A.M: (僕を『ダディーのカフェ』の従業員だと思っている)三歳の娘からチキンナゲットとジュースのリクエスト。まだチキンナゲットとジュースを食べるには時間が早いと言った途端に五分間の癇癪を起こす...【チキンナゲットとジュースを与えるまで!!】 チップはもらえない。

9:05 A.M: パソコンを開いて仕事をしようとする。

9:06 A.M: 18ヶ月の娘が僕の頭に座りながらチキンナゲットとジュースを堪能。

出典 http://www.daddyfishkins.com

9:15 A.M: チキンの食べかすを髪の毛とソファから払い落とす。娘がグラノーラ・バー(シリアルを棒状に固めたもの)を食べた日は掃除がものすごく大変。

9:17 A.M: オムツ替え。

9:20 A.M: ソファに座る。

9:21 A.M: スポンジボブのある特定のエピソードを観せろと要求される。

10: 30 A.M: 18ヶ月の娘がお昼寝中に3歳の娘がテレビ鑑賞しながらおもちゃで遊ぶ。二十秒毎に僕に質問をしてくる。

10:35 A.M: やっとシャワーを浴びる。

10:45 A.M: オムツ替え(ウ○チ)。

11:00 A.M – 12:00 P.M: 何とか仕事をこなす。

* 注: 正午現在、家事は一つもできていない。
12:00 – 12:30 P.M: 子供達の昼食。再びチキンのリクエスト!キッチンを汚さないように7コースの料理を作ろうと試みる。

12:30 P.M – 2: 00 P.M: やっとキッチンの掃除と洗濯に取り掛かる。運が良い日は居間に散乱した一万九千個以上のおもちゃや積み木を片付けることもできる。ものすごく運が良い日は尖ったおもちゃを踏まずにすむ。おもちゃで散乱した部屋を歩くのはまるで地雷畑を歩くように危険。

2:00 P.M – 2:30 P.M: 息子を迎えに行く為娘達を着替えさせる。この時間まで娘達はまだパジャマのまま!

2:30 – 3:00 P.M: バス停で息子を待つ間娘達は遊ぶ。

3:00 – 4:00 P.M: 娘達はお昼寝。息子は自分の部屋へ。キッチンは息子がお菓子を求めて荒らしたため再びぐちゃぐちゃ。時々この時間に仕事を済ますこともあるけれど、そうでない日もある。

4:00 – 5:00 P.M: 娘と息子の喧嘩の仲裁。喧嘩の発端は縄張り争いなど、とても無意味なこと。

息子: 「パパ!シドニー(娘の名前)を部屋から追い出して!こいつ僕の大事な物に触るんだよ!」

娘: 「触ってないもん。」

息子: 「触ったよ!僕の大事なパソコンに触って騒がしくしてたでしょ!」

僕: 「シドニー、騒がしくしたの?」

娘: 頷く

僕: 「どうして?お兄ちゃんに嫌がらせしてるの?」

娘: 笑いながら「うん。」

5:00 P.M – 6:00 P.M: 息子の宿題の手伝い、掃除、床掃除、夕食の支度。

6:00 P.M: 妻が帰宅。夕食。ほとんどの日には僕は疲れ過ぎて一日のことを話す気力も無い。余りにもイライラしている日は一人で庭で夕食を取る。

出典 http://www.daddyfishkins.com

専業主婦・専業主夫への誤解を解くために!

毎日家事と育児に追われてヘトヘトになっていたダディ・フィッシュキンズはある天気の良い日に娘達を外で遊ばせていました。仕事から帰ってきた妻は開口一番「夕飯は?」妻が帰って来たら子供達を見張ってもらい、その間に夕飯を作ろうと思っていた彼ですが、そう妻に告げると彼女は呆れたようにこう言ったそうです。

「最近ちょっとおかしいよ?」

一日ずっと子供の世話に追われ、その合間に何とか家事をこなしていたその努力を理解してもらえない悔しさを味わったダディ・フィッシュキンズは、以前自身が抱いていた専業主婦への偏見に気づき、このブログ記事を書くことで懺悔しています。

外で仕事をすることと、家で家事・育児をすることの大変さを比べるのは難しいでしょう。結局のところ、どんな状況も自身が同じ立場にならなければその苦労を知ることはできません。分からないからこそ、時にはお互いの気持ちを伝え合い、それぞれの役割に理解と尊敬の気持ちを持つことが大切なのかもしれませんね。

こちらの記事もどうぞ

この記事を書いたユーザー

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス