車のライトを消し忘れた学生

カナダに住む学生、デレック・マレーさんは車のライトを点灯したまま一日中駐車してしまいました。その後車に戻ったデレックさんは、車に残された一枚のメモを発見します。

最初は苦情の手紙だと思ったデレックさんですが、その内容に驚きを隠せませんでした。

親切な近所の住人からの手紙

出典 http://metro.co.uk

「あなたの車のライトが点けっぱなしになっていますが、恐らくこのままではバッテリーが切れてしまうでしょう。段ボール箱の中に、青い延長コードと赤いバッテリーケーブルを入れておきました。」

出典 http://metro.co.uk

残されたメモにはバッテリーの充電の方法まで丁寧に書かれ、「Good luck. (幸運を祈ります)」という言葉でしめられていました。

心を明るく照らしてくれた他人の優しさ

デレックさんは残されたケーブルを利用して無事車のバッテリーを充電することができました。早速手紙を書いてくれた近所の男性宅を訪問しましたが留守だった為、お礼の手紙を残してその日は帰宅したデレックさん。

しかし予想もしていなかった他人の優しさに感銘を受けたデレックさんは、Facebookに手紙の写真をアップし、更に自身が通う大学のページでもシェアしました。

「最初にメモを目にした時、『ここに駐車しないように』とかそんな苦情の手紙だと思ったんだ。でも実際は、僕の一日を素晴らしいものにしてくれる手紙だった。車のバッテリーがあがって最悪な一日になるところだったけど、この親切な人のお陰で最高の瞬間になったんだ」

出典 http://news.nationalpost.com

出典 http://news.nationalpost.com

*デレック・マレーさん

この心温まるお話はカナダのエドモントン市長の耳にまで届き、更には大型掲示板Redditにも掲載され一躍話題になりました。

*エドモントン市長のツイート「素晴らしい…何とも誇らしいことですね!」

見て見ぬ振りが普通の現代社会

デレックさんは週明けの月曜日に再びこの手紙の差出人の家を訪問し、直接お礼をする予定だそうです。更には噂を聞きつけた第三者からエドモントンのアイスホッケーチームの試合観戦チケットの贈呈も提案されてます。

きっと誰もが同じ様に困った人を助けてあげたいと思いながらも、他人同士の距離が大きい現代社会ではなかなか行動に移すのは難しいこと。それでも、やっぱり人と人との助け合いこそ世の中をより良いものにしてくれるのだということを思い出させてくれる、素敵なお話でした。

こちらの記事もどうぞ

この記事を書いたユーザー

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス