日本人の生活に身近な「お茶」。ですが、正しい知識を持っていると、胸を張って言える人は案外と少ないのでは?

日本茶には驚くべき健康効果が秘められていますが、あなたは、深蒸し茶や、番茶、玉露の違いを正確に知っているでしょうか。

この記事では、日本人なら知っておきたい、ニッポンが誇る“お茶”の健康効果とその種類を8つ、ご紹介していきましょう!

煎茶

一般的な日本茶の製法で作られたお茶で「緑茶」(りょくちゃ)とも言われます。茶葉を蒸すことで酵素の働きを低下させ、発酵を抑制します。そのため発酵で失われるカテキンが多く残っているのが特徴です。

出典 http://www.tknjapan.com

カテキンは脂肪の吸収を抑え、細胞や遺伝子の損傷を防ぐといわれている健康成分です。
健康を意識する人は、積極的に「煎茶」を飲みたいですね。

玉露

製法上は煎茶の一種で、高級な煎茶としての位置付けですが、品評会では一般的な煎茶とは別物として扱われています。その旨味を味わうには60度ほどの低温の湯で淹れることが大切です。温度が高いと、渋み成分まで湯の中に出てしまいます。

出典 http://www.tknjapan.com

たくさんの成分が凝縮された「玉露」は、カフェインやカテキンに加え、ビタミン類も豊富に含まれているそう。美容作用も期待できるので、健康的に美容生活を送りたい人にピッタリのお茶ですね!

番茶

製法は煎茶とほぼ同じですが、夏以降に収穫した三番茶、四番茶が用いられます。地方により、ほうじ茶全般を指す場合もあります。若葉ではなく成長した葉を原料とするため、タンニンが多めでカフェインは少なめになっています。味は淡白で、さっぱりとした味わいの中にも渋みが感じられます。

出典 http://www.tknjapan.com

一般的に夏以降の遅摘みの茶葉を使い、焙じていない比較的安価な緑茶を指しますが、番茶に含まれる「ポリサッカライド」によって血糖値の上昇を抑える効果があり、緑茶に含まれるカテキンと相乗して効果的に働きかけてくれるそう。

ほうじ茶

名前の通り、煎茶や番茶、茎茶を焙(ほう)じたもので独特の香ばしさがあります。渋みはほとんどなく口当たりはあっさりしています。格は玉露や煎茶より下とみられていますが、ほうじ茶の飲用が根付いている京都では料亭などの席でも供されることがあります。

出典 http://www.tknjapan.com

緑茶の一種とされていますが、一般的に、家庭で飲む機会が多いお茶かもしれませんね。

茶葉を焙煎することによって生まれる独自の香ばしさが楽しめ、茶葉を炒る(焙じる)という処理が渋み成分(タンニン等)やカフェインを減らすため、お子さんやお年寄りにも安心して飲めるお茶として人気があります。

出典 http://xn--p8jtb7f6697a.net

玄米茶

強火で加熱した番茶と、蒸してから炒ってキツネ色になったり弾けた玄米を同量混ぜたものを言います。高級な部類ではありませんがあっさりとしており、香ばしい薫りと味が特長です。沸騰したお湯で短時間で淹れるのがコツで、時間をかけると渋みが出てきます。

出典 http://www.tknjapan.com

玄米に含まれる「GABA(ギャバ)」には中性脂肪やコレステロールの値を下げ、肥満や糖尿病、動脈硬化などを防ぐ働きがあるといわれています。

深蒸し茶

日本茶の製造方法の一種で煎茶、玉緑茶、玉露、かぶせ茶などに用いられます。生茶葉から煎茶を作る工程の蒸し時間を通常1分程度のところ、3分ほど長く取るものを深蒸茶と言います。渋みを抑えまろやかで、コクのあるおいしさが特長です。

出典 http://www.tknjapan.com

一説では、深蒸し茶には発ガン作用の抑制効果もあると言われていて、老化防止成分「ビタミンE」も豊富に含まれているので、身近な健康茶として愛飲するとよさそうです。

かぶせ茶

お茶の木 一本一本に遮光幕をかぶせるところからかぶせ茶と言われます。
一般的な煎茶と玉露の中間的な方法で栽培され、渋み成分のカテキンは煎茶より少ない一方、旨味成分のテアニンは多く含まれます。
お茶の旨味を味わうのに丁度良いお茶です。

出典 http://www.tknjapan.com

手間がかかる製法の「かぶせ茶」は高級な印象がありますよね。

白葉(はくよう)茶

名前の通り通常の茶葉より白っぽい葉が特長です。収穫前、2週間以上日光をさえぎることで茶葉は白っぽくなりアミノ酸が通常の茶葉の3倍以上含まれる旨味の多いお茶になります。

しかし、植物の生命活動の一つである光合成を抑える栽培方法のため茶木への負担は大きく、一度茶葉を採取した後は茶木を休ませる必要があります。そのため少量しか作られず貴重なお茶です。

出典 http://www.tknjapan.com

あまり耳慣れない名称のこちらのお茶は、非常に希少価値の高いお茶のようです。

お茶を飲むと、ほっと一息つけて、「日本人に生まれてよかった〜」と実感する人も少なくないと思います。

自分だけのほっこりタイムに、せっかくなら急須で丁寧にいれたお茶を楽しんでみるのはいかがでしょう。

ペットボトルのお茶も手軽で美味しいですが、たまにはじっくりと急須で淹れた日本茶を楽しむのも、粋ですよね。

急須でいれるお茶は、濃さや熱さなどを自分好みにアレンジすることも可能です。ぜひみなさんも、お気に入りのお茶のお気に入りの淹れ方を見つけてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いたユーザー

黄緑きいろ このユーザーの他の記事を見る

Spotlight、by.Sでコラムを掲載するライター。コスメ大好き!お買い物大好き!ひとと会うのが大好き!

権利侵害申告はこちら