埼玉県で、陣痛タクシーを呼んだ1人の女性。ところが、運転手が家に行くと出産のパニックで想定外のことが起こっていました。

陣痛タクシーは事前に登録しておくと交通手段がない時に駆けつけてくれます

陣痛タクシーというのは、出産を予定している人があらかじめ住所や出産する予定日や病院名などを登録しておくと、陣痛が始まった時にほかの交通手段がなく病院に行けない場合、このタクシーが駆けつけてくれるというもの。

この陣痛タクシーを行っている会社は徐々に増えてきています。

夫を車で送って帰宅した直後、突然の陣痛に襲われた妊婦

4月1日、さいたま市に住む女性は夫を車で送り帰宅したところ、陣痛に襲われました。出産は初めてなうえ、予定日より5日も早かったそうです。

「産まれる…!」と分かったため陣痛タクシーに連絡

女性は母親にすぐに連絡。しかしもう産まれるということが分かったので、登録していた陣痛タクシーに連絡して来てもらうことにしました。

運転手が到着し呼び鈴を鳴らすと…女性の声はないのに赤ちゃんの泣き声が…

配車を受けた運転手は、運転手歴30年のベテラン。すぐに女性の自宅に急行して呼び鈴を鳴らしましたが、中にいるはずの女性から返事がありません。

しかしなぜか赤ちゃんの泣き声が聞こえます…。おかしいと思った運転手が中に入ると、なんと既に赤ちゃんが産まれていました。

驚く運転手のかたわら、女性はようやく落ち着きを取り戻しました。1人でパニックになって気づくと産まれていたとのこと。しかしそこに運転手が到着し、1人ではなくなったことに安心したそうです。

運転手は病院に電話して赤ちゃんの応急処置に奔走

産まれたばかりの赤ちゃんは何もしていない状態だったので、応急処置をしなければいけません。運転手は病院に電話して応急処置の方法を聞き、指示されるとおりタオルを取りにいき赤ちゃんの体を拭きました。そして新しいタオルで体温が下がらないように赤ちゃんをくるみました。

運転手は救急車を呼ぶと病院に言いましたが、そのまま送るよう指示されたため、女性と赤ちゃんをタクシーに乗せて病院へと向かいました。

約10分の道がとても長く感じた運転手。でも無事送り届けました

女性の自宅から病院までは約10分(約3km)。通常ならすぐに着くという感覚ですが、30秒の信号待ちなどで運転手にとってはその時間がとても長く感じたそうです。

しかし、女性と赤ちゃんを無事病院まで送り届けることができました。病院では医師らが入り口で待機してくれていました。やはり運転手も緊張感があったままなので、終わったとたんにどっと疲れが出てきて足が震えたそうです。

その後、女性は運転手にあらためて感謝

赤ちゃんは2,800gの元気な女の子でした。女性は退院後タクシー会社を訪れ、「本当に感謝しています」と救ってくれた運転手にお礼を言いました。運転手は「信じてくれたあなたに感謝します」とその奇跡にあらためて感動をわかちあいました。

想定外の事態にも臨機応変な運転手のおかげで助かった命

普通は病院で出産するので、産まれたばかりの赤ちゃんにもすぐに必要な処置がされます。しかし今回は自宅、しかも医師も助産師もいない状況でした。そんな想定外すぎる状況でも運転手が奔走してくれたおかげで母子ともに無事でいられました。

赤ちゃんが大きくなったら、この出産のときの話をきっとするのでしょうね。運転手にとってもタクシー人生の中で一生忘れられない出来事になったと思います。

こちらの記事も読まれています

この記事を書いたユーザー

milkteagirl このユーザーの他の記事を見る

神戸出身✈︎東京在住。
K-POP(2PMの大ファン♡)、韓国グルメ&トレンドなどを中心に書いています♩

得意ジャンル
  • 音楽
  • 海外旅行
  • グルメ
  • 美容、健康

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス